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コンテンツの質と目的を失わないために——まとめを「Publications」と言い換えるMediumのこだわり

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ブログプラットフォームのミディアムには、Collectionという、ミディアム上の記事をまとめることができる機能があります。それにはフォロー機能がついていたり、ほかのユーザーといっしょにまとめをつくることができるのですが、最近、呼び方が変わったとのこと。公式アカウントで書かれています。

新しい名称は「Publications」となったようです。以前のCollectionでは記事を集めるという印象を強く受けますが、Publicationsでは(再度)記事を公開する、というくらいの意味合いを感じます。

当初の意図が薄まったと書かれているので、いろんなユーザーが多くCollectionしたものの質があまりよくなかったり機能していなかったのか。Publicationsと呼び変えることで、ユーザーの姿勢やある種の緊張感を生み出すことにもつながりそうです。その先に、質の高い記事まとめがつくられていくことを狙っているのでしょう。

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(直感的なページデザインが秀逸です)

Publicationsは、まとめというものに焦点があったもので、目的のあるものとしています。これまでは誰でもどんな記事をもCollectionに追加できていましたが(その承認はCollectionの編集者がおこなう)、これからはある記事をPublicationに追加/公開するにはその記事を書いたライターも該当するPublicationに追加される必要があるとのこと。Publicationをつくるときにあらかじめライターや編集者を招待することもできます。 

以前紹介した、テックメディア「Backchannel」をはじめミディアム上のメディアPublicationとして挙げられているのが興味深いです。この機能をうまく使えば、ミディアム上にそれとなくメディアっぽいものがつくれてしまいそうですね。

日本では哲学は違うものの、似たプレイヤーにnoteがありますが、noteでは「マガジン」という言い方をしています。メディア/プラットフォームにおける機能の呼称のようなちょっとしたこだわりにも目を向けていきたいですね。

ミディアムについてはGQのエヴァン・ウィリアムズに関する記事でも「Mediumでは、訪問者数よりも実際に文章が読まれた時間(トータル・タイム・リーディング、TTR)を重視している」という一方で、「読者に長い時間を過ごさせるのが本当のゴールではない」「読者に無駄な時間を使わせては、印象を残そうというゴールとは正反対の結果になりかねない」という発言もあり、本質的かつバランスのとれた考えかたを実践しているなあという印象を受けました。最注目のメディア/プラットフォームのひとつであることは間違いないでしょう。

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