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Cyber-seculityを大学新入生に必修化

九大の話である。

九大、サイバー対策「必修」に 16年度の入学者から
見出しはサイバー対策というので、何か、インターネットの普及にどう身を守るのか、リベンジポルノの犠牲者にならないために、みたいな話かと思ったが。

九州大(福岡市)は2016年度から、インターネット上の攻撃に備える安全対策「サイバーセキュリティー」を全入学者の必修科目にする方針を固めた。総合大学では国内初の取り組み。パソコンやスマートフォンといったネット端末が普及し、政府機関や企業を狙ったサイバー攻撃が頻発する中、「自分のネット環境や情報端末に責任を持ち、被害者にも加害者にもならないためには、基礎的な知識を持った人材育成が急務」と判断した。15年度は全学年を対象とした選択科目とする。
講義では、サイバー攻撃に対する国の責務などを定めたサイバーセキュリティ基本法などの法令▽企業が攻撃を受けた実例▽ネット上の著作物を論文などに引用する際の注意点▽安全性の低い無線回線に接続しないなど個人でもできる対策-などについて、具体例を交えて教える。これまでは情報処理の講義の冒頭で触れる程度だった。

なるほど、これらを全学生に必修として教えるというのは、なかなか興味深い取り組みである。
サイバーセキュリティというのか、むしろネットリテラシーといった方が誤解がない気がするが。

サイバーセキュリティセンター長の岡村耕二教授は「社会に出ても、九大の卒業生ならセキュリティーの常識があると保証したい。九大が先陣を切り、他大学も続いてほしい」と話す。

東大のすることなら、右習えとなる某国立大学(複数)に普及させるには、まず東大に採用されることが先決だろう。
それはともかく、いわゆる情報学の授業は北大でも必修となっているが、その中身に大幅に取り入れるということも考えられる。
すでに北大の情報学の中の情報倫理では、オープンコースウェアに優れた教材が公開されているし、セキュリティ面をより強化すれば追いつけそうである。

何れにしても、一方ではセキュリティに関する専門家の人材育成が求められているが、他方では社会全体のセキュリティ基礎能力の習得が求められているところである。九大の上記試みは高く評価されるべきことだ。

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