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小沢一郎元代表は、政党助成金支給、来年春の総選挙、候補者調整を考えれば、年内10月から11月離党か?

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コメント「質問があります (田中光明)2010-09-18 14:15:20-小沢氏を支持する者として一つお聞きしたいことがあります。私としては現状を考えると、小沢氏が離党して新党を結成する事を望んでいるのですが、選挙後は協力して・・・・と言って選挙に臨んだ以上、現状での離党はさらなるマスコミの攻撃を受けるのは必死だと思うので、小沢氏が動くのはなかなか難しいのが現状ではないかと思っています。

そこでお聞きしたいのが、検察審査会の結果次第で小沢氏への離党勧告が出されるかもしれないとの報道がありますが、これは私は小沢氏が離党する最高の大義名分になるのではないかと逆に離党勧告が出されることを望んでいるのですが、この『離党勧告』と言うのは私の考える大義名分と言うものになるのでしょうか?それともこの『離党勧告』には違う意味があったりするものなのでしょうか?この「離党勧告」にどのような意味があるのか誰も書かれていないので是非先生に教えていただければと思いメール致しました」
 
お答え・・・選挙戦での口約束は、ほとんどが体裁のいい社交辞令であり、また、まともに受け止めている関係者は、皆無である。政治家が約束を紙に書いて誓約した場合、相手に渡した瞬間にただの紙切れになるのは、常識といわれている。かつて、三光汽船の社長をしていた河本敏夫元通産相が、こう嘆いていたのを思い出す。「経済人は、契約書を交わせば、これを守り、履行しようと懸命になり、履行する。しかし、政治家は、誓約書を交わした途端、ただの紙切れになってしまう」

 河本元通産相(岡田克也幹事長が通産官僚時代から尊敬)が、誓約書を交換した相手は、政界の「子亡き爺」といわれた金丸信副総理(小沢前幹事長の後見人)だった。重要閣僚のポストと交換に政権に協力を約されて誓約書を交換したが、フタを開けてみると、軽量ポストだったという話である。

 菅首相が小沢元代表の顔に泥を塗るような仕打ちをするのであれば、これが離党の大義名分になる。菅首相と仙谷官房長官は、小沢元代表が一統を率いて離党するのは先刻承知であり、織り込み済みで小泉元首相を通じて自民党との大連立を目指して水面下で工作中である。自民党側は、このシナリオにより、党役員人事を一変させ、小泉構造改革の立役者となった石原伸晃幹事長、小泉元首相に可愛がられた小池百合子総務会長(自民党史上初めて女性が就任)のシフトを敷いている。ここにも、はっきりと小泉元首相=アメリカCIAの影を読み取ることができる。

 これらの点を見るまでもなく、小沢前幹事長は、いままさに、「民主党離党のタイミング」を計っている。それは、小沢前幹事長を支持する同志の「悔しさ」のエネルギーが、バイタリティとなり、大義名分が必要となる。

 ①菅政権の「脱小沢」を口実にして、直ぐに離党、新党を結成する。

 ②東京検察審査会が小沢前幹事長を「起訴相当」と議決し、強制起訴が確実になったのを受けて、仙谷官房長官が、小沢前幹事長に「離党勧告」したとき。ただし、強制起訴されたからといって、直ぐに離党も議員辞職する必要はない。

 ③臨時国会冒頭、野党から菅内閣不信任案が提出され、小沢元代表一派が賛成して可決された場合、離党して新党をつくる。

 ④2011年度予算編成が難航して、年明けになる見込みとなって、菅政権がデッドロックに乗り上げる模様となって場合。

 ⑤2011年3月を目前に、政府予算案の年度内成立が困難になり、しかも、野党提出の内閣不信任案に小沢元代表一派が賛成して可決された場合、菅首相は、総辞職か衆議院の解散総選挙のどちらかを選ばなくてはならない。このとき、統一地方選挙とのダブル選挙となる。しかし、自民党は、衆院勢力で125議席不足しており、小沢元代表が自民党の一部との連立を目指すにしても、300選挙区の候補者調整が必要となるからである。と考えれば、少なくとも2010年内に、離党・新党を結成して、他党との選挙協力を整えておく必要がある。もちろん、小沢前幹事長一派が、衆院64人以上が離党すると、菅政権は、衆院において、たちまち過半数(241議席)を維持できなくなり、菅政権は瓦解することになる。

 政党助成金は、年に4回、すなわち4月、7月、10月、12月に各政党に支給されることになっているので、離党して新党議員に支給される月をよく見定めなくてはならない。とすれば、いまの段階なので、10月は間に合わないかも知れない。このため、12月前に離党、新党結成が考えられる。だから、小沢元代表一派の離党は、「10月から11月ではないか」と言われている。

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