- 2014年12月31日 14:45
「セウォル号」沈没事故を契機に、韓国、世界初の人格教育義務化へ
校内暴力が深刻化し、多くの学生が道徳や倫理の崩壊など人間性の問題を抱えていることは、韓国の教育界を悩ませている主な問題の1つとなっている。今年発生した旅客船「セウォル号」沈没事故で、船長や船員が乗客らを見捨てて自分だけが生き延びようと逃げたことは、一部の韓国人が人間味に乏しいことを表している。韓国政府は今、人格教育の重要性と緊急性を切実に感じている。29日夜、韓国国会は「人格教育振興法」を可決し、正式に人性教育を韓国の小中学校の必修科目に定め、世界初の人格教育を義務づけた国となった。韓国の人格教育における中核的な内容は、礼儀、孝行、正直さ、責任、尊重、気遣い、意思の疎通と協力などの社会的価値を子供達に教えることだ。
29日に「人格教育振興法」の投票表決に参加した国会議員199人は、全員一致でこの法案を可決した。鄭義和(チョン・ウィファ)国会議長は、「21世紀の大韓民国の目標は、物質的な成長に相応しい精神と成熟した価値観を培うことだ」と述べ、「セウォル号の惨事は、一部の韓国人の基本的な倫理と道徳の崩壊を際立たせている」とし、「法の制定を通じ、互いに尊重し関心を払い合う共同体としての意識が韓国に広がるのを希望している」と、韓国紙「中央日報」が30日に報じた。
(翻訳 劉英)
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