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【全文】「戦後以来の大改革。この道を進んで行けと背中を押していただいた」安倍首相が会見

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24日、第97代の内閣総理大臣として指名を受け、第3次安倍内閣を発足させた安倍総理が会見を行った。

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冒頭発言

本日、国会で首班指名を受け、引き続き内閣総理大臣の重責を担うこととなりました。よろしくお願いいたします。

先の総選挙特番において、私たち連立与党をご支持くださった国民の皆様に熱く御礼を申し上げる次第であります。今後とも、自由民主党と公明党の強固な、安定した基盤の上に立って、政策を前に進めてまいります。

なすべきことは明確であります。
安倍内閣の総力を挙げて、この総選挙で国民の皆様にお約束した政策を一つ一つ、確実に実現していくこと、それに尽きると考えています。

デフレからの脱却を確かなものとするため、来年10月に予定されていた消費税の引き上げを18ヶ月延期いたします。そうした中でも、待機児童を無くし、子育て世帯を応援する新制度を来年4月から開始いたします。

そして、医療や介護など、社会保障の充実を可能な限り、予定通り実施してまいります。関連法案と来年度予算の準備を急ぎ、次期通常国会で野党の皆さんにもご協力いただき、速やかな成立を目指してまいります。

アベノミクスの成功、それを確かなものとしていくこと。これが最大の課題であります。
選挙期間中、14,000キロ、全国を駆け巡り、中小・小規模事業の皆さん、地方にお住まいの皆さんの様々な声を直接耳にすることができました。そうした多様な声にもきめ細かく答えることにより、アベノミクスをさらに進化させていきたいと考えています。

今週、経済対策をとりまとめます。寒冷地における灯油の支援、燃料や資材の高騰に苦しむ中小・小規模事業の皆さんへの支援、子育ての支援など、地域それぞれの事情に応じた支援をしっかりと行います。

同時に、省エネルギーや水素社会に向けたインフラの整備、災害に強い国づくりなど、次世代への投資もしっかり行っていく考えであります。

先週の政労使会議では、経済界が今年に引き続き、来年の賃上げにも最大限の努力を行うことを約束してくれました。賃上げの流れを、再来年の春も、またその翌年の春も継続させ、雇用のさらなる改善を図るため、3本の矢の経済政策を更に大胆に、更にスピード感をもって実施してまいります。 民間の活力を阻む規制について、抜本的な改革を断行いたします。そして必ずや、景気回復の実感を津々浦々へとお届けしてまいります。

地方がそれぞれの個性を活かし、自らの情熱で新たな地平を切り開いていく、意欲溢れる地方の皆さんを応援するための総合戦略を今週閣議決定いたします。
新たな戦略の下、地方で育ち、学び、働ける環境を整え、小さくても便利なまちづくり、そして若い世代の結婚、出産、子育ての希望が叶えられる社会の構築に向け、一歩一歩進んでまいります。
来年の通常国会では、必要となる予算と法律案を実現させ地方創生の取り組みを本格化させてまいります。

女性が輝く社会の実現もまた、引き続き安倍内閣にとって最大のチャレンジであります。残念ながら先の臨時国会で廃案となった女性活躍推進法案について、次期通常国会において早期の成立を目指してまいります。

今回の総選挙では、外交安全保障政策についても大きな争点となりました。
地球儀を俯瞰する外交を進め、国益を確保する、そして国民の命と幸せな暮らしは断固として守りぬく。その決意に揺らぎはありません。

現在、7月に閣議決定した基本方針に基づき、来年の通常国会に向け、切れ目のない安全保障法制の準備を進めています。その担当大臣には、経験豊かな江渡さんにお願いをしてまいりました。しかし、今回組閣に先立ち、江渡大臣から、法案審議に遅滞をもたらすことの無いように、と強い辞意があり、誠に残念ではありますが、その意思を尊重することといたしました。
新たに就任いただいた中谷大臣は、長年安全保障政策に携わってきた知識と経験に加え、自衛隊の現場にも精通しておられます。今回の閣議決定でも、与党協議の際に重要な役割を果たしていただきました。
今後、中谷大臣の下で万全の法案の準備を進め、国民のさらなるご理解を得る努力を続けながら、来年の通常国会における成立を図ってまいります。

政権発足以来、東日本大震災からの復興、教育の再生、そうした重要課題にも全力で取り組んでまいりました。一層加速してまいります。

デフレ脱却、社会保障改革、外交・安全保障の立て直し、どれも困難な道のりであります。
私は全身全霊を傾けて、戦後以来の大改革を進めています。
須らく、新たな挑戦であります。当然賛否は大きく分かれ、激しい抵抗もあります。
しかし、今回の総選挙で、引き続きこの道をまっすぐに進んで行け、と国民の皆様から力強く背中を押していただきました。信任という大きな力を得て、内閣が一丸となって有言実行、政策実現に邁進していく、その決意であります。
これまで以上に緊張感を持ち、そして謙虚に、政権運営にあたってまいります。

今年もいよいよ残すところ一週間となりました。安倍内閣へのこの一年間の心温まるご理解とご支援に、改めて感謝を申し上げます。
そして少し早いですけれども、来年、皆様にとりまして素晴らしい一年となりますことを祈念しております。私からは以上であります。

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