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- 2014年12月24日 06:23
第三次安倍内閣閣僚人事に見るメディアの安倍政権に対する従属ぶり
安倍第三次内閣がきょう発表される前にどうしても書いておきたい事がある。
組閣人事は政治記事の中でも特別の重要性を持つ。だからいつも内閣改造の時は、各紙が競って閣僚人事を取材して書き立てる。ところが今度の内閣改造に際してはまったくそれがなかった。第三次内閣は同じメンバーで行う、という安倍首相の鶴の一声があったからだ。それを各紙が当然のように受け止め、一切の疑いもなく受け止めた。だからきょうまで一切の閣僚人事を占う記事が見られなかった。
こんな馬鹿な事はない。ただでさえ在庫一掃の必要性がある。一人でも多くの子分を大臣にさせてやり、政治家を掌握する。これが組閣人事だ、と散々書き立ててきたメディアだというのにである。スキャンダル閣僚を更迭して山積する問題に取り組むはずなのに、同じメンバーなら何のための解散・総選挙か、とメディアは批判しなければならないのに、である。メディアがいかに安倍首相に従順で、安倍首相の言う事を疑わないかの証拠である。
ところ組閣の当日である今朝になって、読売と産経が一面スクープを掲載して、江渡防衛大臣が中谷前防衛大臣に代わるという人事を掲載した。安倍首相に従順なトップ二紙だけが、日ごろのご褒美として、安倍首相に近い側近から情報を教えてもらってスクープさせてもらったというわけだ。情報欲しさのために、かくしてメディアはどんどん安倍首相に従属的になる。
それにしても今度の人事はお笑いだ。交代を申し出たのは江渡防衛大臣だったというのだ。おそらくその通りだろう。だから安倍首相が閣僚全員を留任させるというのは本当だった。
ところが国会答弁に自信が持てないと言って江渡大臣が辞退したという。その気持ちはよく理解できる。自らのスキャンダルを追及されて困るからではない。そんな事を言えば困る大臣はほかにも多くいるはずなのに、留任している。
集団的自衛権をめぐる安全保障法制の答弁に自信がないからだ。日米新ガイドラインをめぐる国会答弁に自信がないからだ。それほどひどい安保法制であり日米同盟関係の実態であるということだ。
実は私がこの配信で一番言いたかったのはその事である(了)
組閣人事は政治記事の中でも特別の重要性を持つ。だからいつも内閣改造の時は、各紙が競って閣僚人事を取材して書き立てる。ところが今度の内閣改造に際してはまったくそれがなかった。第三次内閣は同じメンバーで行う、という安倍首相の鶴の一声があったからだ。それを各紙が当然のように受け止め、一切の疑いもなく受け止めた。だからきょうまで一切の閣僚人事を占う記事が見られなかった。
こんな馬鹿な事はない。ただでさえ在庫一掃の必要性がある。一人でも多くの子分を大臣にさせてやり、政治家を掌握する。これが組閣人事だ、と散々書き立ててきたメディアだというのにである。スキャンダル閣僚を更迭して山積する問題に取り組むはずなのに、同じメンバーなら何のための解散・総選挙か、とメディアは批判しなければならないのに、である。メディアがいかに安倍首相に従順で、安倍首相の言う事を疑わないかの証拠である。
ところ組閣の当日である今朝になって、読売と産経が一面スクープを掲載して、江渡防衛大臣が中谷前防衛大臣に代わるという人事を掲載した。安倍首相に従順なトップ二紙だけが、日ごろのご褒美として、安倍首相に近い側近から情報を教えてもらってスクープさせてもらったというわけだ。情報欲しさのために、かくしてメディアはどんどん安倍首相に従属的になる。
それにしても今度の人事はお笑いだ。交代を申し出たのは江渡防衛大臣だったというのだ。おそらくその通りだろう。だから安倍首相が閣僚全員を留任させるというのは本当だった。
ところが国会答弁に自信が持てないと言って江渡大臣が辞退したという。その気持ちはよく理解できる。自らのスキャンダルを追及されて困るからではない。そんな事を言えば困る大臣はほかにも多くいるはずなのに、留任している。
集団的自衛権をめぐる安全保障法制の答弁に自信がないからだ。日米新ガイドラインをめぐる国会答弁に自信がないからだ。それほどひどい安保法制であり日米同盟関係の実態であるということだ。
実は私がこの配信で一番言いたかったのはその事である(了)



