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- 2010年10月09日 11:40
米国雇用統計の報道とグラフ
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雇用者数に関する市場の事前コンセンサスでは、センサスに伴う政府の臨時雇用の削減と民間部門の増加がともに数万人でほぼ拮抗し、政府の減と民間の増とで相殺して数千人から1万人程度の減少という予想でしたが、結果は10万人近い大きなマイナスでした。上に引用した New York Times の記事にもある通り、臨時雇用されていたセンサス要員だけでなく、教員などを含めて州レベルを含めた地方政府が記録的なペースで人員削減を進めていることが原因のようです。失業率もここ1年ほどをならして見れば、昨年10月の10.1%をピークに緩やかに低下しているように見えますが、そのペースはあきれるほど緩慢です。
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9月統計については地方政府の人員削減が主因で雇用者が大きく減少したといえる一方で、昨年6月を谷とする現在の米国の景気回復局面における雇用の回復が極めて立ち遅れていることは明らかです。これを示したのが上のグラフで、New York Times のブログサイトである Economix から引用しています。横軸は景気後退が始まる直前の景気の谷からの経過月数で、縦軸は非農業部門雇用者数の増減です。今回の Great Recession までの景気後退期では、量的にはせいぜい3%程度の雇用の落ち込みで、期間的にも3年くらいまでには回復していました。
雇用者数に関する市場の事前コンセンサスでは、センサスに伴う政府の臨時雇用の削減と民間部門の増加がともに数万人でほぼ拮抗し、政府の減と民間の増とで相殺して数千人から1万人程度の減少という予想でしたが、結果は10万人近い大きなマイナスでした。上に引用した New York Times の記事にもある通り、臨時雇用されていたセンサス要員だけでなく、教員などを含めて州レベルを含めた地方政府が記録的なペースで人員削減を進めていることが原因のようです。失業率もここ1年ほどをならして見れば、昨年10月の10.1%をピークに緩やかに低下しているように見えますが、そのペースはあきれるほど緩慢です。
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9月統計については地方政府の人員削減が主因で雇用者が大きく減少したといえる一方で、昨年6月を谷とする現在の米国の景気回復局面における雇用の回復が極めて立ち遅れていることは明らかです。これを示したのが上のグラフで、New York Times のブログサイトである Economix から引用しています。横軸は景気後退が始まる直前の景気の谷からの経過月数で、縦軸は非農業部門雇用者数の増減です。今回の Great Recession までの景気後退期では、量的にはせいぜい3%程度の雇用の落ち込みで、期間的にも3年くらいまでには回復していました。



