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- 2010年10月08日 19:27
下がり始めた景気ウォッチャー調査結果と経常収支
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本日、内閣府から9月の景気ウォッチャー調査結果が、また、財務省から8月の国際収支が、それぞれ発表されました。景気ウォッチャー調査の現状判断DIは2カ月連続で大きく低下し、経常収支の黒字幅も縮小しています。まず、日経新聞のサイトから記事を引用すると以下の通りです。
次に、景気ウォッチャー調査のグラフは以下の通りです。赤い折れ線が現状判断DI、青が先行き判断DIです。影を付けた部分は景気後退期です。現状判断DIが2か月連続で大幅に低下したことから、内閣府は「景気は、これまで緩やかに持ち直してきたが、このところ弱い動きがみられる」と基調判断を下方修正しました。しかし、先行き判断DIは上昇していたりします。10-12月期を底に、来年に入ればマインドは再び上向きになる可能性が残されているのかもしれません。
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9月の街角景気、2カ月連続悪化 円高やエコカー補助金終了で
内閣府が8日発表した9月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景気実感を示す現状判断指数は前月比3.9ポイント低下の41.2と2カ月連続で悪化した。
エコカー補助金の終了による販売低下や生産調整、円高に輸出環境の悪化をうけ、指数を構成する家計、企業の指数が低下した。猛暑の影響で、秋物衣料の売れ行きがふるわなかった。一方、10月のたばこ値上げを見据えた駆け込み需要や夏物商品の販売は好調だった。
2-3カ月先の先行き判断指数は1.4ポイント上昇の41.4と、5カ月ぶりに改善。来年1-3月の家電エコポイント制度延長の対象外となる製品の年末までの駆け込み需要や、残暑の収まりによる秋物製品の売れ行きの持ち直しを期待する声などを反映した。
内閣府は現状判断指数の低下を踏まえ、判断を「景気は引き続き厳しいなかで、持ち直しの動きがこのところ緩やかになっている」から「景気は、これまで緩やかに持ち直してきたが、このところ弱い動きがみられる」と2カ月連続で下方修正した。
調査は景気に敏感な小売業関係者など2050人が対象。3カ月前と比べた現状や、2-3カ月先の景気予想を「良い」から「悪い」まで5段階で評価してもらい、指数化する。今回の調査期間は9月25日から月末まで。
8月の経常黒字、5.8%減の1兆1142億円 貿易黒字の減少響く
財務省が8日発表した8月の国際収支(速報)によると、経常黒字は1兆1142億円で前年同月に比べ5.8%減少した。貿易黒字が15カ月ぶりに減少したことが影響し、2カ月ぶりに経常収支の黒字幅が縮小した。
貿易・サービス黒字は47.5%減の1010億円。うち貿易黒字は35.2%減の1959億円。円高や海外経済の減速を背景に、米国や欧州連合(EU)向けの乗用車などの輸出の伸びが鈍化した一方、液化天然ガス(LNG)や鉄鉱石など原燃料の輸入の伸びが大きかった。
サービス収支は949億円の赤字(前年同月は1099億円の赤字)。特許使用料の受け取りが増えたことなどで赤字幅が縮小した。
所得収支は4.4%増の1兆1075億円の黒字。海外債券、配当金などの投資収益が増加した。
次に、景気ウォッチャー調査のグラフは以下の通りです。赤い折れ線が現状判断DI、青が先行き判断DIです。影を付けた部分は景気後退期です。現状判断DIが2か月連続で大幅に低下したことから、内閣府は「景気は、これまで緩やかに持ち直してきたが、このところ弱い動きがみられる」と基調判断を下方修正しました。しかし、先行き判断DIは上昇していたりします。10-12月期を底に、来年に入ればマインドは再び上向きになる可能性が残されているのかもしれません。
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