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勝ちっぷりが悪すぎる安倍自民党と負けっぷりの悪すぎる海江田民主党

選挙が終わって一夜明け、きょうの各紙が選挙分析の記事を書き始めた。

 各党もまた選挙後の動きを見せ始めた。

 これからうんざりするほど今後の日本の政治を解説する記事や評論が氾濫するだろう。

 それに呼応するかのように、地方統一選や二年後の参院選に向けた既存の政党や政治家の動きがうごめき出してくるだろう。

 不毛な政治と政治報道の繰り返した。

 その前に書いておきたい。

 それは、安倍自民党の勝ちっぷりの悪さであり、もっと情けない海江田民主党の負けっぷりの悪さについてである。

 日本の政治にとってはるかに重要な安倍首相の勝ちっぷりの悪さからさきに書く。

 きのう15日の安倍首相の記者会見と、NHKの9時のニュースに出ていた菅官房長官のインタビュー発言を聞いて、つくづく思った。

 勝ちっぷりが悪すぎると。

 どういうことか。

 これだけの勝ち方をしたのに、自信なさげにまだウソを重ねている。

 ここまで勝ったのだ。

 なぜ堂々と政策転換を発表しないのか。

 安倍政策が間違っていましたと全面的に改める必要はない。

 一番簡単な一つの事でいいのだ。

 たとえばそれは靖国参拝の凍結宣言や尖閣棚上げ、河野・村山談話の遵守だ。

 それを宣言すれば中国や韓国との関係はたちどころに改善する。

 まともな多くの一般国民はそれを歓迎する。

 それに反発するのは安倍首相を取り巻く右翼の連中だけだ。

 ここまで強くなった安倍首相がその気になれば出来ないはずはないのだ。

 たとえば辺野古移転の取りやめを米国と再交渉すると宣言する事だ。

 それだけを宣言するのなら日本共産党と同じだから出来ないし、私もそこまでは求めない。

 米国との再交渉とは、辺野古移転の中止を含めた新たな日米同盟のあり方を再交渉するという意味だ。

 それなら米国は歓迎する。

 米国が歓迎するなら国内の親米保守も従う。

 ここまで強くなった安倍首相がその気になれば出来ないはずはないのだ。

 私が近未来小説「アマル それは希望」で安倍首相夫人に助言したのはまさにそういう事だ。

 一つでもいいから安倍首相に国民を愛する政策をさせてらどうか。

 安倍首相が正しい政治を行う事こそ、安倍長期政権の最善の道だと。

 それを安倍首相にあなたの手で気づかせたらどうかと。

 あの本は、いまや向かうところ敵なしとなるであろう安倍政権を見越した上で書いた、安倍首相に対する最大、最善の応援歌であるのだ。

 いまからでも遅くない。

 安倍首相と菅官房長官はもう少し勝ちっぷりをよくしたらどうか。
 
 ひるがえって海江田民主党の負けっぷりの悪さは、安倍自民党の勝ちっぷりの悪さ以上にはるかに悪い。

 海江田党首はなぜすぐに辞めなかったのか。

 朝日新聞の木村社長の時と全く同じだ。

 すぐに辞めてこそ、どん底の混乱の中から次の可能性が出てくるというもんだ。

 たとえ民主党再生の可能性などなかったと後で振り返ってわかったとしても、少なくともいまはまだ可能性を抱かせることが出来る。

 ところが後任者選びをこれから相談するという。

 しかも、出てくる名前が岡田とか細野とか前原とかだ。

 そのうち蓮舫とか辻元などの名前がでてくれば本物のお笑いだ。

 連合が民主党に注文をつけるのもおなじみの光景だ。

 もはや民主党の存在自体が日本の政治の停滞の元凶となっている。

 早晩解体される事は明らかなのに、海江田民主党は負けっぷりが悪すぎる(了)

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