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クリスマスは「身を切るような苦しみの時期」 英国人男性の半数がユウウツと訴える

今年も残すところあとわずか。街にはクリスマスのワクワク感が溢れています。そんな中、英国のデイリーメール紙が何とも悲しい事実を伝えています。英国人男性の48%が、クリスマスシーズンに「悲しい気持ちもしくは憂鬱になる」というのです。

これは慈善団体サマリタンズの調査によるもの。クリスマスシーズンが1年間で「最も悩みを抱える時期」と答えた人は45%、「寂しさを感じる」は37%、「ストレスや不安を感じる」は30%の人がそう答えたそうです。

孤独を感じる人や借金を抱えた人が電話相談

調査には140人の英国人男性がインタビューで回答。45%の男性がクリスマスシーズンに他の人が幸せそうにしているのを見て、プレッシャーを感じると答えています。

サマリタンズでは、すでにクリスマスのプレッシャーから来る電話相談を受けているといいます。同団体のボランティアによると、クリスマスは相談者にとって、

「身を切るような苦しみの時期。表面化していなかった問題が浮上してきて、普段だったら乗り越えられる強さを持っている人でも、この時期になるとそれができなくなる」

のだとか。特に、孤独を感じている人や最近パートナーと別れた人、借金を抱えた人などから電話相談が多いそうです。

また、ボランティアの人は「皆が幸せな時間を過ごしていることが当たり前のように思われているクリスマスだからこそ、苦しみから逃れられない。この時期にそのような人々の手助けをすることはとても大切」とも語っています。

英国の国民統計局によると、同国では男性の自殺者数は女性の約3倍にもなります。同紙ではこの理由について、男性の方が女性よりもカウンセリングやセラピーに対して良い印象を持っていないことや、男性は女性よりも自ら命を絶つことを最後の手段として考えてしまいやすいことをあげています。

海の向こうにも同じ寂しさを抱えた人がいる

サマリタンズは昨年、クリスマスシーズンだけで英国とアイルランドから24万4,000件もの電話相談を受けたそうです。英国人の6割程度がキリスト教徒と言われ、クリスマスを迎えることの意味合いが強いことも関係しているでしょう。

ただし、「クリスマスに1人でいる」ことに苦しみを感じているのは自分だけではなく、遠く離れた英国にもたくさんいるのだと考えると、不謹慎ながら妙な力強さを感じる方もいるのではないでしょうか。

(参考)‘Nearly half’ men down at Christmas (Daily Mail Online)

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