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The Marshall Projectがローンチ:非営利と営利のハイブリッドを目指す

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NYTの元編集主幹・Bill Keller(ビル・ケラー)さんが編集長を務める「The Marshall Project」が、11月中旬に正式にローンチしています。アメリカの刑事司法制度に関する調査報道を行う、NPOのオンラインメディアです。

The Marshall Projectが始動:ProPublica同様、パートナーと組むスタイルを採用
The Marshall Projectは11月に始動:サイトもリニューアル

元Wall Street JournalのNeil Barsky(ネイル・バースキー)さんとビルさんを中心につくられたThe Marshall Project。今年2月にビルさんの移籍が伝えられてから約9ヶ月の準備期間を経て、正式にローンチしました。フルタイムのスタッフも25人になるといいます。

ビルさんははじめのあいさつで、The Marshall Projectのミッションをこう話します。

私たちは法律、裁判、刑務所、執行猶予といった司法制度に関する議論を、国全体で話されるようなものにしたいと思っています。

既存のメディアは、時間もお金もかかるこの分野の報道になかなかエネルギーを割けていないとビルさんは指摘。The Marshall Projectはトピックに特化した調査報道、分析、ストーリーテリングを行っていくことで、司法制度報道の触媒となることを目指すといいます。また独自の取材だけでなく、ニュースレターでは世界中の司法制度に関する記事のキュレーションも行っていくとのこと。

現在はNPOオンラインメディアの代表格ProPublicaと同様、寄付による収入と既存のメディアとパートナーを組む報道スタイルをとっていますが、ゆくゆくはノンプロフィット(非営利)の運営を商業的なアプローチで行っていきたいとネイルさんは言います。

私の知る限り、ProPublicaなどの非営利メディアは100%非営利組織であり、BuzzFeedやNYTといった営利メディアは100%営利組織ですが、なぜこの2つはハイブリッドできないのでしょうか。読者が付きブランドができれば、スポンサーと協力したり、カンファレンスを開いたり、広告を入れることもできるでしょう。(このように多様な収入源をつくることが)サステナブルな方法だと思います。

トピック型のメディアとしてもNPOメディアとしても、またベテランジャーナリストによるベンチャーとしても、今後の活躍を期待したいメディアです。

(via The Marshall Project, NYT

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