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最高裁の判決で息の根を止められた在特会と安倍首相の安堵 

 きょう12月11日の各紙が一斉に報じている。

 へイトスピーチで名誉を傷つけられたとして訴えられていた在特会(在日特権を許さない市民の会」に対し、最高裁が上告を退けたことで、地裁、高裁の判決が確定したと。

 すなわち街頭宣伝活動が人種差別と認められ、在特会側に約1200万円の賠償支払いが命じられた。

 この判決は画期的だ。

 報道の中には、「在特会の今後の活動に影響を与えると見られる」とか、「差別的な活動に一定の歯止めになる」などと書いているが、そんななまやさしいものではない。

 ヘイトスピーチ言動は在特会のすべてであるから、この判決は在特会の息の根を止めることになる。

 安倍首相の後ろ盾を受けた在特会の息の根を止めるこのような判決を最高裁はよくも下したものだ。

 そう思うのは間違いだ。

 その逆だ。

 もはや在特会は安倍首相やその閣僚にとって厄介ものだ。

 ナチスのユダヤ批判に例えられるほど国際的批判を受けるようになった在特会のヘイトスピーチ。

 そんなスピーチを繰り返す在特会との結びつきを、総選挙で大勝した後もとやかく言われ続けては、安倍首相としてはたまったものではない。

 これまでみずから進んで緊密にしてきた在特会なのに、都合が悪くなると保身の為にあっさり切り捨てるのは権力者の常だ。

 さすがに自らの手で始末することははばかられる。

 そこで最高裁の判決だ。

 最高裁の判決は絶対だ。

 司法権の独立を尊重するといえばいいだけの話だ。

 かくて在特会は終わり、安倍首相とその閣僚も、在特会との結びつきをとやかく言われなくても済むことになる。

 安倍第三次政権の発足が目の前に迫って来たこのタイミングで最高裁が在特会の息の根を止めた。

 わかりやすい判決である(了)

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