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俺の党であっても、やはりみんなの党だったはず

俺の党だと思っていた人は、渡辺喜美氏一人だったと思う。

渡辺氏以外は決して俺が、俺が、と言って出しゃばるような人たちではなかった。
渡辺氏が余りにも俺様の党と言い過ぎたので、これに反発しただけのことであって、俺の党だがみんなの党だ、と品よくやっていれば何も喧嘩別れすることはなかった。

俺の党だと言い張るものだから、それじゃあそれらしい代表質問をやってくれ、と他の人たちが期待していたのにその期待にまったく応えられなかったから段々離反し始めただけのことである。
私を含めてそれなりのシグナルを送る人が周りには大勢いたのに、渡辺氏はそれに気が付かなかったか、無視したために手痛い失敗をしてしまった。
思い切って腹を膨らませて破裂させてしまった蛙みたいなものである。

自分の本当の力以上のことをしようと少々無理をした、と言うべきだろう。
8億円の借り入れなども基本的にはみんなのためだったはずである。
政治資金規正法上は問題になるが、みんなのために無理して金策に走り回った、ということ自体は政治家として批判は出来ない。

普通の人にはとても出来るようなことではない。
たとえ他人から借りてきた金だとしても、とにかくみんなのために党運営の資金を作るという能力は評価するべきである。

ほんのちょっぴりの聡明さが備わっていればあんな愚かなことはさせないでも済んだのになあ、と気の毒に思うところがある。
党の運営に細君が口を挟むようなことは止めさせておけばいいのに、と思っていたが、どうにも出来なかったようだ。

今回の選挙は渡辺氏にとっても相当きつい選挙になっているようである。
それでも当選はするのだろう。

生きるか死ぬかの思いをして辛うじて当選するくらいが丁度いい。
選挙の試練は結構人を成長させるところがあるから、渡辺氏は今回の選挙で一皮剥けた、と言われるようになるのだと思う。

万一落ちるようなことがあってもご本人にとっては決して悪くはない、と思っているが、さて如何だろうか。

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