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  • Sozen
  • 2014年12月10日 08:06

引き続き供給過剰予想の原油相場

原油相場は4営業日振りに反発です。一時は$62/bbl台前半まで下げ幅を拡大しましたが、ドル安にも支えられ戻りを見せています。

12月9日のNYMEX WTI 原油先物の終値は前日比77セント高の$63.82/bblで、引け後の時間外取引は$63/bbl台半ばです。

米国エネルギー情報局(EIA)の12月月報によると、2014年の世界の石油需要見通しは日量9,144万バレルで前月の予想より同6万バレルの上方修正、2015年の需要予測は日量9,232万バレルで前回より同18万バレルの下方修正です。

一方、2014年の世界の石油供給見通しは日量9,196万バレルで前回より同1万バレルの上方修正、2015年の供給予想は日量9,275万バレルで前回から同16万バレルの下方修正です。
両年ともに引き続き供給過剰見通しです。

EIA推定による11月のOPEC加盟12か国の産油量は、日量2,978万バレルで前月比同54万バレルの減少です。3か月振りに同3,000万バレル大台を割りました。

とはいえ、第4四半期のOPEC原油推定必要量は日量2,980万バレルですからこの11月の産油量はほぼ需要見合いです。来年第1四半期の推定必要量は日量2,904万バレルなので、足元の水準からさらに同数十万バレル減らす必要があります。

EIAによると、11月のOPEC産油量減少はリビアが前月比日量34万バレル減ったほか、サウジアラビアが同10万バレル削減したことが主因です。

また、プラッツの調査でも、11月のOPEC産油量は前月比日量29万バレル減の同3,001万バレルとなっています。そのうちリビアの産油量が同21万バレル減っています。

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とはいえ、リビアの産油量はその後それ以上には減っておらず、今後はむしろシャララ油田などの操業再開が見込まれます。
サウジアラビアなどによる調整が行われない場合、余剰幅は拡大が予想されます。

引け後に米国石油協会(API)が発表した週間統計によると、先週末の全米の原油在庫は220~300万バレル減少の予想に反し前週比440万バレル増加でした。クッシング在庫も同92万バレル増となっています。

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