- 2014年12月09日 12:31
サム・スミスとグラミー賞、アメリカと日本について
1/3ずいぶん久しぶりになっちゃった。今日はグラミー賞の話。そのことが象徴する、アメリカの社会の潮流が徐々に変化してきたってことと、じゃあそのへん、今の日本はどうなのよ?って話。
■マックルモア&ライアン・ルイスからサム・スミスへの流れが象徴するものこないだ第57回グラミー賞のノミネートが発表された。授賞式は来年の2月。ビヨンセやファレル・ウィリアムスも注目を浴びてるけれど、今年の注目はダントツでサム・スミスだと思う。主要4部門を含む最多の6部門にノミネートされている、イギリスはロンドン出身の22歳のシンガーソングライター。今年『イン・ザ・ロンリー・アワー』でアルバムデビューを果たしている。
- アーティスト: サム・スミス
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2015/01/21
- メディア: CD
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僕は彼の音楽がほんとに大好きで、なんだか、聴いているとすごく胸が締め付けられるような心持ちがするのだ。
Sam Smith - Stay With Me - YouTube
シングル「Money On My Mind」などアップテンポな楽曲もあるけれど、アルバムはソウルフルなバラードが中心。しっとりと、でも力強く歌い上げる。伸びやかなファルセットが心を打つ。
Sam Smith - Leave Your Lover - YouTube
そして、彼の歌っていることは一貫している。「報われない恋」の孤独。こんなにも恋焦がれているのに、それが届かない、という悲しみだ。「Stay With Me」も「Leave Your Lover」もそう。そして「Leave Your Lover」のミュージックビデオを見れば、彼が思いを寄せる相手が男性であることがわかる。デビュー作のリリースと同時に、サム・スミスは自身がゲイであることをカムアウトしている。
で、話はグラミー賞に戻るわけなんだけど、去年に最優秀新人賞を受賞したのがマックルモア&ライアン・ルイス。披露した曲は「セイム・ラブ」。これも同性愛がテーマの曲だった。フィーチャリングで参加したメアリー・ランバートはレズビアンであることをカムアウトしている。
MACKLEMORE & RYAN LEWIS - SAME LOVE ...
マッチョな男性主義が中心だったヒップホップにおいて、堂々と同性愛を肯定した曲。リリックにはこんなことも歌われてる。



