- 2014年12月09日 05:00
[NPOの寄付集め] 「ふるさと納税」でファンドレイジングするという考え方
すごくマニアックな話ですが、面白いのでメモ。NPO関連の方はぜひ。
ISAKがふるさと納税で寄付を集めている
軽井沢の全寮制インターナショナルスクール「ISAK」が、ふるさと納税を使って寄付を集めています。なるほどー。
【ISAKふるさと納税】数千円の手数料以外は税控除と還付でほぼ全額戻ってきます!ご支援頂いた金額は95%がISAKへ助成され、その全てを奨学金として使わせて頂きます。もちろん、軽井沢出身でなくてもやっていただくことができます☆詳細は→https://t.co/aELnKKZZF3
— Lin Kobayashi | 小林りん (@linkobayashi) 2014, 11月 22
これ、何が面白いかって、「ふるさと納税」は通常の「認定NPOへの寄付」より、税制控除の比率が高いんですよ。認定NPOへの寄付は概ね半額が返ってくる計算になりますが、ふるさと納税は上限内ならほぼ全額が返ってくる仕組みになっています(参考:儲かりすぎたフリーランスのあなた:NPOや自治体に寄付して「寄付金控除」を受けよう)。
この場合、寄付するのはあくまで軽井沢市です。そのうち95%がISAKに渡される、という流れです。一見非効率ですが、ふるさと納税の仕組みに乗っかることで、寄付者に対してより有利な税制控除を提供できるようになるわけですね。ついでにいえば、「自治体が寄付を集めている」という信頼性、認知度向上効果も追加されます。
この記事をアップしようと思ったら、広島市が同じスキームで殺処分防止のためにNPO「ピース・ウィンズ・ジャパン」への寄付を集めていました。 さすがPWJ。
ローカル性の強いNPOに関しては、ISAKと同じスキームで寄付集めができそうですね。高知県なら土佐山アカデミーとか高知市民会議とかいいかも。このやり方は賢いので増えていきそうだなぁ。
フリーランスや起業家の方にしか伝わらないのが残念ですが、寄付金控除はかなり美味しい仕組みです。サラリーマンの方も節税になるので、ぜひとも今年は利用を検討してみてください。参考になる一冊もついでにご紹介。
リンク先を見る完全ガイド 100%得するふるさと納税生活 (SPA!BOOKS)[Kindle版]posted with ヨメレバ
金森 重樹
扶桑社
2014-10-11
- Hayato Ikeda
- プロブロガー



