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総選挙版 全衆議院議員の三ツ星評価が完成

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前回の総選挙からの全衆議院議員の活動データを三ツ星で評価

NPO法人「万年野党」では、前回の総選挙直後の特別国会である第182国会から、議会ごとに国会での議員による質問時間、質問回数、議員立法発議者数、質問主意書提出数といった議会活動のデータをまとめ、それぞれのカテゴリーごとの上位者に星をつけ、三ツ星で評価してきた。
先日、紹介したデータに、さらに最新の先月まで行われていた臨時国会である第187国会分のデータも加え、前回の総選挙後からこの総選挙までの各議員の活動データをまとめた。
NPO法人「万年野党」の公式ホームページhttp://yatoojp.com/2014/12/01/1562/>では、この182~187国会をまとめた「総選挙版」の星獲得議員一覧と、質問時間、質問回数、議員立法発議者数、質問主意書提出数の上位者のランキングを期間限定で一般公開を行っている。
是非、この総選挙で活用してもらえればと思う。
また、NPO法人 万年野党の会員専用ページには、さらに、この『総選挙版 国会議員三ツ星評価』http://yatoojp.com/2014/12/01/1562/>の全議員に関するデータをすべて掲載した一覧も公開している。是非、それぞれのお住いの選挙区の国会議員が、国会でどれくらいの活動をしているのかを知ってもらいたいと思う。


総選挙では与党だ野党だでなく、改革派議員を送り出す必要がある

公示日である12月2日、NPO法人「万年野党」の理事である岸博幸氏、原英史氏、事務局長の高橋亮平、司会にフリージャーナリストの町亞聖氏を招き、ニコニコ生放送で『【万年野党】衆院選「三ツ星議員」で創るベストシナリオはこれだ!』を放送した。
その際にも、今回の総選挙は、大きな争点があるわけではないと言われるが、強い風のない選挙だからこそ、国民には、一人一人の候補者を見て判断してもらいたいとの意見とともに、むしろ選挙後にどの様に政策を実行させていくかが重要であるという事、また、与党にも野党にも改革派と守旧派がおり、改革を進めていくためには、与党も野党も改革派の議員を送り出す必要があるとの話が出た。

図表1 与野党の議員のイメージ図
画像を見る

この総選挙の後には、税と社会保障の問題はじめ、この国の将来を大きく変えていくテーマが山積する。
与党議員の中には、こうした課題をしっかりと解決していくためにも、改革を進めていかなければいけないと考えている議員たちがいる。
こうした事を感じている有権者は、おそらく与党に投票する事になるのだろう。
しかし一方で、こうした改革を進めていこうという議員たちの足を引っ張ろうというのは、必ずしも野党だけではない。むしろ、与党の中に、改革に反対する勢力があり、野党以上に足を引っ張るというケースがある。
一方で、国会の報道などを見て、与党が進める改革にさえ、なんでも反対するのが野党という印象を持っている人もいるだろう。
しかし、野党の中には、与党の改革よりもさらに進んだ改革や、さらに効果的な改革を代案として提案する議員たちもいる。もちろん、野党にはそんな議員ばかりだというわけではない。
マスコミ報道を見ると、どの政党の支持率がどうだ、この政党が今回はこれぐらいの議席を取りそうだといった事が言われる。
しかし今回の選挙、与党を選ぶ、野党を選ぶ、ましてや野党に至っては、特定の政党を選んでも、今後どのように再編されていくのかすら分からない。こうした状況の中では、政党を選ぶ選挙ではなく、この国の将来のためにも、与党の中でも改革派の議員、野党の中でも改革派の議員をと選んでいくべきではないだろうか。
そのためにも、それぞれの議員、特に有権者の皆さんの地元の議員が、どういった活動を国会の中で行ってきたのかを有権者の皆さんに知ってもらう必要がある。
その際に是非、NPO法人「万年野党」の作成している『国会議員三ツ星評価』http://yatoojp.com/2014/12/01/1562/>を見てもらいたいと思う。
その中で、単純に「量」が多い少ないだけでなく、それぞれが所属する党の中ではどうなのか、また、さらには、『国会議員三ツ星評価』をキッカケに、是非、ご自身の地域の現職の議員たちがどういう質問をしているのか、その内容についても『衆議院 TV』http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php>や『議事録』http://kokkai.ndl.go.jp/>なども一つでもいいので覗いてみてもらいたいと思う。


質問時間・質問回数・議員立法共に総数は、1位民主、2位維新、3位自民

図表2 政党別国会議員活動データ一覧〈182~187国会〉
画像を見る

今回まとめた『総選挙版 国会議員三ツ星評価』については、是非ホームページ<http://yatoojp.com/2014/12/01/1562/>から見てもらう事にして、ここでは、こうした『総選挙版 国会議員三ツ星評価』のデータを政党ごとに見ていきたい。
前回の総選挙直後の182国会から先月までの187国会の間、国会の中でなされた質問の総時間は、161,848分だった。
最も多かったのは、民主の48,321分、次いで維新の39,535分という中で、3位は自民の20,998分が入っている。以降、共産13,974分、次世代12,730分、公明12,303分、生活6,238分、社民1,165分、無所属6,584分となっている。
質問回数もほぼ同様で、総数は6,426回であったのに対して、1位は民主で1,654回、2位が維新1,449回、3位が自民1,025回、4位が共産647回、5位が公明576回、6位が次世代453回、7位が生活297回、8位が社民61回、無所属264回となっている。
国会質問というとどうしても野党が追及しているというイメージが強いが、実際にデータで見ると、与党の自民、公明もそれなりに質問をしているという事が分かる。
議員立法発議者数で見ると、総数は述べ665人、政党ごとの延べ人数が最も多かったのは民主で219人、次いで2位が維新の143人、3位が自民の130人、4位が公明の53人、5位が次世代の48人、6位が生活の27人、7位が社民の21人、8位共産の6人、無所属は18人となっており、質問と比較しても与党である自民、公明が検討している事が分かる。
一方で、文書による質問である質問主意書提出数については、総数が613件だったのに対し、自民0件、公明も1件しかなく、与党はあまり活用していない事が分かった。ちなみに1位は民主で452件と圧倒的だ。2位は維新の98回、3位は社民の20件、4位は共産の17件、5位は次世代の14件、生活は1件、無所属は10件となっている。

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