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ただ在るだけの存在が気持ち悪いと言われても

発売以来累計12億冊を販売したというショウワノートの「ジャポニカ学習帳」の表紙から、昆虫が消えたと話題になっています。

ジャポニカ学習帳は表紙にもこだわり、専属カメラマンの山口進さんが海外に何カ月も滞在し撮影した植物や昆虫の写真を採用。

子供たちに愛され12億冊 「ジャポニカ学習帳」破れかぶれの昼メロCMが大当たり (1/3) - ITmedia ニュース

「子供たちが見られないものを写真で紹介することを最優先している」。

 ショウワノートの片岸茂社長は、ジャポニカ学習帳の表紙についてそう語る。

 表紙写真は4、5年に一度刷新し、同じ品種は二度と採用しない。撮影には多額の費用をかけ、専属カメラマンの山口進氏が重い機材と寝袋持参で海外に何カ月も滞在する。その過酷さは、同氏が「アシスタントが定着しない」とこぼすほどだ。

しかし、保護者や教師から虫の写真が気持ち悪いとの意見が寄せられたため、2年前から昆虫の写真を採用しないようにしたとのいうことです。

ジャポニカ学習帳から昆虫が消えた 教師ら「不快」→苦渋の決断 - withnews(ウィズニュース)

「学校の授業や、家に帰ってからの宿題。お子さんがノートを使う機会は多いです。もしかしたら友達と一緒にいる時間より長いかもしれません。学校の先生もノートを集めたり、添削したりと、目に触れる機会は多いと思います。そんな商品だからこそ、一人でも嫌だと感じる人がいるのであればやめよう、ということになりました」

ショウワノートさんの決断は、利用する児童の事を思ってという面でも、ビジネスという面でも、理解できます。 それにしても、気持ち悪いからってショウワノートにクレーム入れるとかなんかすごいやりきれないんですけど。臭いものにフタ感がして。 言うまでもなく、昆虫は別に誰かが気持ち悪くしようとして作ったわけでもない、ただそこに在るがままの存在です。 それと気持ち悪い(と感じる)からと排除させようという発想のほうが、よほど子供に悪影響を与えるのではないでしょうか。

気持ち悪いから排除という発想は、実は社会の中でも少なくない場面で遭遇します。そもそも言い分が「気持ち悪い」だから、ロジックが全く通用しないし、妥協点もない。

気持ち悪いからって、自分らが使用をやめるのではなく、存在自体を消してしまえって発想が、気持ち悪いです。

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