演説をするオバマ大統領(AP/アフロ)
オバマ氏は9日、アメリカABCテレビのインタビューの中で、個人的な考えだと断った上で、「同性のカップルが結婚できるようにすべきだと明言することが重要だ」と、歴代大統領で初めて、同性婚を支持する立場を明確に表明した。
再選を目指す11月6日の大統領選挙で無党派層や、若者らの支持を得るのが狙いではないかという見方が強まっている。
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オバマ米大統領が同性婚支持を表明、選挙の主要な争点に
- ロイター通信
バイデン副大統領が6日、同性婚への支持を明言したのを受け、同性婚支持者らから「大統領も態度を明確にすべきだ」との声が上がっていた。
また、オバマ氏の支持層に同性婚の支持者が多い上、多額の選挙資金を集める有力な支持者の中には、同性愛者も少なくないとされている。
このため、オバマ大統領としては、選挙に向けて支持者の熱気を高め、資金集めにはずみをつけた形だ。
一方、大統領選で民主党のオバマ大統領と対決する予定の野党・共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事は9日、「結婚は1人の男と1人の女の関係だ」と語り、同性婚反対の立場を示した。
ギャラップ社の最新世論調査によると、米国民の50%が合法的な同性婚を支持している。党派別では民主党支持者の65%、無党派層の57%が支持しているのに対して、共和党支持者の74%が不支持を表明した。支持、不支持で米世論の二極化が進んでおり、大統領選で争点の一つになりそうだ。
選挙結果を左右する最大のカギは、経済問題だが、同性婚や人工妊娠中絶など、キリスト教的な価値観を巡る問題も争点となっている。
オバマ氏の発言が大統領選挙にどのような影響を及ぼすのか、アメリカのメディアも注目している。
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