訓練をする陸上自衛隊員(AP/アフロ)
南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に参加するため、現地政府機関などとの連絡・調整にあたる陸上自衛隊の先遣隊が1月11日、同国に向けて出発した。
今後は3月までに施設部隊の1次隊約210人が順次現地入りし、陸自の宿営所整備や道路補修を手掛ける。5月以降は2次隊約330人を送り、活動を本格化させるという。
施設部隊は南スーダンの首都ジュバとその周辺で道路、橋などのインフラ整備を担う。派遣期間は10月末までだが、現地のインフラ需要は大きく、国連の要請を踏まえて活動期間が5年程度と長期間にわたることも予想されている。
しかし、同国では2005年まで20年以上に及んだ内戦中に武器が拡散し、部族間抗争の被害が深刻化。自衛隊の現地の活動を心配する声も出ている。AFP通信によると、南スーダン東部ジョングレイ州で昨年末以降、対立する部族間の武力衝突が頻発し、これまでに3141人が亡くなっているという。