リクルートスーツ姿の女性
応募資格は「コネのある人」。古参出版社・岩波書店が打ち出した2013年度定期採用の応募条件が話題となっている。HPに出された告知では、「岩波書店著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること」を掲げており、事実上、縁故採用に限る方針を示した。
同社の人気は高く、例年、数人の採用に対し1000人以上が応募。採用担当者は縁故採用に限った理由を「出版不況もあり、採用にかける時間や費用を削減するため」と説明している。企業の雇用では、表面上は「ないこと」になっている縁故採用を、堂々と打ち出すのは極めて異例。
2月3日には、小宮山洋子厚生労働相が「早急に事実関係を把握したい」と述べており、調査に乗り出す考えを明らかにした。東京労働局が近く岩波書店側から事情を聴き、今後の対応を検討するとした。
しかし、小宮山洋子厚生労働相は17日の閣議後の記者会見で、「紹介を得ることが難しい応募希望者についても、採用担当部門で話を聴いた上で応募機会の確保を図っていることが同社に確認できた」として、法令違反はなく問題ないとの認識を示した。
参考リンク
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議論:縁故採用も認めるべき?
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岩波書店:「採用問題」法令違反ない 小宮山厚労相-毎日新聞