2011年5月、津波で壊滅した岩手県陸前高田市の市街地に掲げられた鯉のぼり(撮影:安藤健二)
未曾有の大災害となった東日本大震災。2011年3月11日は、日本の歴史に痛ましい記憶とともに刻みこまれるに違いない。
午後2時46分ごろ、三陸海岸の沖あい約130キロ付近で、マグニチュード9.0の超巨大地震が発生。宮城県栗原市では最大震度7に達した。東北地方の沿岸部では高さが最大40メートルに達する巨大津波が発生。三陸の港町を次々に飲み込んだ。2012年1月11日現在で分っている死亡者は1万5844人。宮城県の9506人が最多で、次いで岩手県人、福島県となっている。行方不明者は3450人。
また、東京電力福島第一原子力発電所では、津波により原子炉が冷却能力を失いメルトダウンが発生。大量の放射性物質が大気中に放出された。国際原子力事象評価尺度レベル「7」の深刻な原子力事故となった。
この大震災からどう復興を遂げるのかが、日本の大きな課題となっている。