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新幹線のテロ対策、どうすべき?

議論

更新:2015年07月03日 16:07

共同通信社
共同通信社
走行中の東海道新幹線の中で男が焼身自殺、巻き添えで乗客が死亡した事件を受け、テレビ・新聞では新幹線の「安全神話が揺らぐ」といった報道がなされています。

事件当時の乗務員たちの対応を評価する声もある反面、2020年に開かれる東京オリンピック・パラリンピックに向けてのテロ対策の観点からも、鉄道の体制強化を望む声も上がっています。1日に行われた衆議院 「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」の参考人として陳述したジャーナリストの鳥越俊太郎氏も、
私がもしイスラム原理主義のテロリストだとすれば、まず最初に考えるのはですね、皆さんご想像通り新幹線です。新幹線は今のところ、まぁ新幹線と原発と言われていますけども原発はある程度セキュリティーがちゃんとしてます。しかし、新幹線のセキュリティーってあまりないに等しいですよね。自由に誰でも乗れるわけですから、爆弾を持ち込む、昨日はガソリンを持ち込んだわけですけども、爆弾を誰かが持ち込んで爆破してもですね、なんの不思議でもない。

と指摘しました。 一方、具体策については、新聞各紙とも、1日42万人が利用、1時間に15本が運行されている状況から、旅客機並みの手荷物検査や欧米並みのセキュリティ・チェックは現実的に困難が伴うとの認識を示しており、車内の見回り強化や防犯カメラの増設を提案しています。
空港並みの手荷物検査をするには要員や場所の確保にコストがかかり、乗客の利便性もそこなわれる。  駅や車内の警戒をこれまで以上に強め、疑わしい荷物は念入りに中身を確かめる。そうした日常の警備できめ細かく目を光らせるのが現実的だろう。

。現在も行われている監視カメラでの不審者の点検や、車掌らによる見回りをより強化するのがまずは現実的だ。  米国の高速鉄道では、手荷物の抜き打ち検査を実施している。あらゆる対策を検討対象から排除せず、もしもへの備えに努めてもらいたい。

排煙装置が車内にないことが、煙の充満を招いたとの見方もある。設備面で改善の余地はないのか。事件の教訓を安全性の向上に生かさねばならない。

<中略>

東海道新幹線の大半の車両では、デッキに監視カメラが設置されているが、客室内は撮影していない。映像は原則として、トラブルなどがあった際の事後チェックに利用しているという。

 犯罪の抑止効果を高めるため、設置箇所を増やすことも検討すべきではないか。

当面は乗務員による見回りの強化や防犯カメラの増設、集中管理を進めたい。五輪など厳重警備の実施期間には警察官、警備員を増強する「見せる警備」も必要だろう。爆発物や可燃物を機械的に検知できるゲートシステムの開発や、探知犬の育成などにも効果を期待したい。

 いずれも一般乗客の理解を必要とする。今回の事件では乗客同士の避難誘導などが被害の拡大を防いだ。乗客一人一人の目と行動に期待をこめて、普段から緊急時の行動について協力を求める車内アナウンスを徹底してはどうか。

みなさんは、新幹線のテロ対策、どうすべきだと思いますか。

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