済美・安楽投手の連投に賛否…高校野球に、故障を防ぐため「制限」を設けるべき?

議論

更新:2013年04月02日 18:44

済美高校のエース・安楽智大投手(共同通信社)
済美高校のエース・安楽智大投手(共同通信社)
決勝戦を迎える第85回選抜高校野球大会。決勝に進出した愛媛県代表・済美高校のエース・安楽智大投手は、1回戦から準決勝まですべての試合に登板し、これまでの投球数は663球となっています。安楽投手は決勝戦でも登板し、途中降板した。

この事について、作家でスポーツライターの経験を持つ乙武洋匡氏は以下のように述べています。
安楽投手は、今大会すでに529球を投げている。初戦でいきなり232球を投じたが、アメリカの高校生は一ヶ月でも200球を超える球数は投げないそうだ。成長過程にある高校生がそれだけの球数を投げることに対し、科学的に疑問符がつけられるのだろう。ちなみに、安楽投手はまだ2年生だ。

 ところが報道を見ていると、「エース力投」など美談、賞賛の一辺倒。なぜ、ここまでの球数を投げさせることに疑問を呈する報道が見られないのか。それは高校野球を「教育の一環」ではなく、「ビジネスのコンテンツ」と見ているからだろう。だが、そこで得られる利潤が高校生の手に渡ることはない。

済美・安楽投手の連投に思うこと -乙武洋匡


乙武氏は上記のように述べた上で、「将来ある高校球児があれだけの球数を投げることの是非」についてもっと議論する必要があると述べています。

一方で、元プロ野球選手の江本孟紀氏は以下のように述べています。
まあこの手の話しになるとすぐに訳知りの意見として、肩は消耗品だとか連投は寿命を縮めるとかもっともらしいことを言うが、いずれは投げられなくなるし、年齢的なものもある。いつまでも投げられないのも当たり前だ!

だからと言って健康の為に投手をやっている訳じゃなく、肩肘など故障をするかもしれないリスクを、勝利という代償を得て戦いプレーするのだから、あれもダメ、これもダメ等と他人がとやかく言うべきじゃない。

その証拠に安楽投手は今日も堂々と投げて勝っているではないか!

それを故障して肩を壊すから止めろということは無責任でしかない。

本人が納得し、決めることなのだ!

済美 安楽投手の“余計なお世話” -江本孟紀

こうした意見を踏まえ、皆さんは高校野球の投手について、「球数制限」を設けて、規定に達した場合は出場させないなどの措置を取るべきだと思いますか?それとも故障するリスクも含めて本人や監督が判断すればよいと思いますか?ご意見をお聞かせください。

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