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てんかん患者の運転免許取得・更新、あなたはどう考える?

議論

更新:2012年07月23日 17:38

昨年4月、栃木県で児童6人がクレーン車にはねられて死亡した事故からまもなく1年が経とうとしています。この事故では、運転手が免許更新時にてんかんの持病があることを申告していなかったことが問題になりました。

10日、この事故で犠牲になった児童の遺族らが、小川法務大臣と松原国家公安委員長に対し、刑法改正のほか虚偽申告で不正に免許を取得・更新できないよう制度改正することを求めた約17万人分の署名を提出しました。

署名にご協力をお願いします。
てんかん無申告の運転免許不正取得者による死傷事故に対し、危険運転致死傷罪が適用となるよう、刑法の条文改正を要望します。

てんかん患者の運転免許については、平成14年の道路交通法改正により、2年以内に発作が起きていないことや、発作が起きても運動や意識に問題がないことなどを、医師の診断と併せて申告すれば、免許の取得・更新が可能になっています。

一方、てんかん患者をめぐっては、病気に関する理解がすすんでいないことによる不当な差別の問題が存在し、患者が職場など社会で自らの病気について申告しにくい環境が根強く残っているとの意見もあります。9日には、社団法人日本てんかん協会が、法務大臣と国家公安委員長宛で下記のような要望を提出しています。
1. 運転に不適切なのは病気の症状(状態)であり、病気そのものや病気のある人ではありません。病名による差別はしないでください。

2. 病気のある人に、症状(状態)によっては運転できないという社会的責任を適切に自覚するための方策を、関係機関と協力をして一層推進してください。

3. 病気の症状(状態)のために運転免許証が取得できない場合には、その状態にある人の生活の不便を補填する施策を、関係省庁と協力をして推進してください。

そんな中、京都市の祇園で12日に発生した死傷事故で、運転していた男性にてんかんの持病があったとの報道がなされており、てんかん患者の運転免許取得・更新について議論を呼びそうです。

みなさんは、てんかん患者の免許取得・更新など、現行の制度のあり方についてどう考えますか?ご意見を募集します。

■関連記事・関連サイト
てんかんと運転免許 - 水戸クリニック
てんかんと運転免許 - 社団法人 日本てんかん協会
てんかん(癲癇)と生きる
あるてんかん患者のページ
「てんかん」隠す背景に差別・偏見 - 読売新聞(2011年6月20日)

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