東日本大震災復興宝くじ(Flickrより、撮影:タカハシケンタロウ)
宝くじの1等当選金が現在の上限である3億円から、7億5000万円に引き上がりそうです。1等当選金の上限は、1枚あたりの金額の何倍にするかで決まりますが、この倍率を100万倍から250万倍に引き上げる法案が今国会に提出されたからです。1枚300円で計算すると、上限は7億5000万円に大幅アップします。
今回の上限引き上げは、低迷する売り上げを回復するためのもの。法改正が実現すれば、前後賞と合わせると10億円を越す可能性があります。
しかし、宝くじの総売り上げのうち、賞金に回るのは全体の50%以内と定められています。1等賞金が高額になるほど、下位の当選金額や当たりの本数は減り、ギャンブル性は上がります。
また、宝くじの売り上げの半分以上が収益となり、発売元の都道府県と政令指定都市の収入となっています。大阪商業大学の谷岡一郎学長が2000年に調査したところ、宝くじ購入者の多くは社会的弱者で一つ上のステータスを求める傾向があったと言います。朝日新聞の取材に谷岡学長は「宝くじは社会的弱者の税金だ」と指摘しています。
超高額賞金を一人に集中させた方がいいのか。それとも当たり本数を増やした方がいいのか。宝くじ政策の是非も含めて、ご意見をお寄せください。
関連リンク
・
宝くじ1等賞金7億5千万円に 上限を250万倍に引き上げ - MSN産経ニュース
・
宝くじ問題検討会 - 総務省