片山さつき氏「やっぱり資本主義のルールでやるしかない」

放送

更新:2011年11月22日 10:36

池田:こんにちは。毎月お送りしていますBLOGOSのユーストリーム中継。今月は前にもお話を伺ったんですけど、今度は参議院議員になられた片山さつきさんにお話をお伺いします。今日はよろしくお願いいたします。

片山:はい、よろしくお願いいたします。

池田:この度はどうもおめでとうございました。もう1カ月前ですけど。どうですか選挙戦の感想は?

片山:自分の主張をね、特に経済政策についてはとてもはっきり言って。全国街頭を中心に回って、ハードだったけれども気持ちが良かった選挙でした。それを聞いていただけた感じがあったので、30万票につながったと思っています。

池田:比例区の第1位ということで。

片山:そうですね。自民党ではトップですね。自民党の支持率が20%しかない中での30万票は貴重だったと思います。

池田:第2位も佐藤ゆかりさん。小泉チルドレンが1位、2位になったわけですね。

片山:それはあんまり関係ないと思いますね。(佐藤さんは)もっている組織がおありになるからね。私はないけれども。

池田:そういう意味では、「この何年か小泉改革で日本は悪くなった」とおっしゃる方もたくさんいるけれど、片山さんが1位で当選されたということはそういう見方は当たってないということを証明したのでは?

片山:私に入れた方は別に「私イコール小泉改革」とは全然思ってらっしゃらないのでは。そういう方もいらっしゃるとは思いますが、もちろん私は郵政民営化をきちっと進めるべきだと思っていますが、それは自民党のマニフェストにはっきり書いてありますから公認をもらった以上はみんなそう思っていなければおかしいことですし。
例えば2000万円の上限預け入れ額、1000万円の預金保険にするのに議論をすごくしたんですよ。1000万円あればギリギリのときも立ち行くだろうとか、平均貯蓄額がどれぐらいだろうという議論をした。でも2000万円のときは何の議論も無い。事実上100%国が株を持っているJP、ゆうちょ銀行だけ預金額を上げれば、そこに預金が集中することは当たり前で、民間の信用金庫あるいは農協漁業の共済などはお仕事をすべてゆうちょにとられる。
しかもそれはなぜかといったら、選挙中に民主党が公約したわけですよ、枝野さんが言った「なにがなんでも今度の臨時国会で民営化を後戻りさせて焼け太りさせる法律を通す」と。何のために? 選挙を一生懸命やってくれている前提、これは組織内候補が民主党から出ている全国郵便局長会、国民新党が長谷川憲正さん(前参議院議員・総務政務官)という今郵便局長2人が逮捕されたのをやった方ですが、彼らを抱えているからですよ。
全6000万人の日本の働く方から見たら一部の方の既得権益を守るためだけにやっていいのかということを私はさんざん言った。それに対する評判はすごく良かった。だってどちらの人数が多いかは明白でしょう。でも人数の多い方が声になっていない。そういう方が声を上げる場としてこのBLOGOSやツイッターは非常に良いと思いますね。

池田:自民党も野党になって少しずつ変わっている。今度の中曽根さんが参議院議員会長になられた件とか。

片山:今日朝11時に私含め(中曽根さんの)推薦人21人で集まりました。非常にいいメンバー。自分の言論で勝ってきた良識ある方ばかり。新人議員も何人かいて。会長選挙は結構競りそうだという話になり、でも万が一負けても初めて参議院の会長が選挙をやったことがすごいと。「ミキオハウス」と呼ばれていたポストらしいですから。

池田:前参議院議員の青木幹雄さんですね、笑。

片山:何もかも密室談合で決まっていたときと、まったく違うということを見せられることがいいと。しかも野党だからどうしても民主党に世間の目が集まりがちなときに、私たちが開かれた選挙をやれる、それだけでもいいね、と。ただ負けたら、新人の人たちが、負けたほうについたということでいじめられないようにしないといけない。それには気を付けました。でも勝ちましたからね。40対40というときにあちら側のベテラン議員がほっとした顔されたんですね。本当は中曽根さん押したいけど押せないという人が何人もいたんですよ。ベテラン中堅の方にも

池田:へー。無記名投票でしょ。

片山:ええ。でもその結果が出たんですよ。

池田:まあそのように政局も少しずつ変わり始めているようですが、今日のメーンのテーマは7月27日に閣議決定された2011年度予算の概算要求についてです。非常に難しいテーマですけども、みなさんの生活に大きな関係を持つので、片山さんは以前財務省で主計官をやられたプロフェッショナルですので予算についてお話したいと思います。まずシーリングについて、どう決まったのかをご紹介しますね。今年度予算はトータル92兆円で、国債費などを引いた71兆円が概算要求基準で出てきました。71兆円のうち地方交付税17.5兆の実績ぐらいの額が別枠になっていて、社会保障費は今年27.3兆、自然増で来年度28.6兆になりますが、これも別枠になっちゃって。

片山:丸々全部認めたんですね。

池田:もうこれで45兆円ぐらい別枠になっちゃって。おまけにマニフェストで決まった個別所得保障とかも別枠ですよ

片山:高速道慮無償化も別枠ですよ

池田:別枠を除いて、そのほか全部集めた残りが24兆円。これを一律1割カットしなさいというシーリングができた。その中に元気な日本枠とかいうのがなんか1兆円あって、これが中身はコンテストをやって決めるとかになっているそうですけど……。これは前例の無いシーリングといっていいんですかね?

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