円高は政府の″金持ち優遇政策″が原因だ

放送

更新:2011年11月21日 21:38

「経済」という言葉を聞くと、それだけで難解なイメージが先行し拒否反応を起こす方も多いのではないだろうか。

そんな方々のために経済を身近なテーマに引き付け、"わかりやすく"解説する番組「森永卓郎のBLOGOS経済塾 」がスタートいたしました。

テレビ、雑誌でおなじみの経済アナリスト、森永卓郎氏とアナウンサーの小口絵理子氏に加え、毎回生徒役のゲストを迎えて番組を進めていきます。記念すべき初回のゲストは占い師でコスプレイヤーの「渚」ちゃん。番組は、愛らしい生徒を向かえ若干暴走気味の森永氏を小口アナが必死でコントロールさしながら進行していきます。

初回のテーマは「円高」。ここ数日の間に、円は戦後最高値を記録し日銀の為替介入が噂されるなど非常に注目度の高いテーマとなりました。

今回の放送は、現在の円高の理由がわかりやすく解説されると同時に、森永氏に「出会いがない」という渚ちゃんによる占い結果が公表されるなど非常に盛りだくさんな内容。その模様を書き起こしで紹介します。しかし、番組の魅力は文章だけでは伝えきれないので、お時間がある方は是非アーカイブをご覧ください。(BLOGOS編集部:永田正行)

番組の様子





お金の価値は"トレーディングカード"のように決まる



小口:身近な経済のテーマをわかりやすく解説する番組「森永卓郎のBLOGOS経済塾」。第1回目は、昨今世の中を騒がせている「円高」をテーマにお送りいたします。渚ちゃん、円高のニュースを聞いていつも疑問に思うことは何ですか。

渚: 円高だと80円、円安だと120円っていうのが逆なんじゃないかな?って思うんです。いっそ逆にしちゃえばいいのに!っていつも思います。

森永:それは日本人の視点で考えるからなんです。アメリカ人になって考えてください。1ドルで円がいくら買えるのかを考える。円高の時は、1ドルで80円しか円が変えない。1ドル出せば150円の円が買えたほうが、円が安いってことなんですね。

元々、日本は極東の島国なので、世界から見たらたいした事ないんです。だから、為替相場は基本的にアメリカが中心です。日本が中心にある世界地図が、日本国内でしか販売されていないのと一緒です。

小口:では、そもそも円の価値っていうのは誰が決めてるんですか。

森永:それは短期と中長期でちょっと違っているんです。短期は投機で決まります。

渚:陶器??壺??

森永:いいボケですね〜。伊達に占い師やってませんね(笑)。
世界には『金の亡者』が一杯いるわけです。その人たちは、為替市場において実需の100倍をはるかに上回る量の取引をするといわれているんです。

それは何故かというとみんなゲームというか博打をやってるわけです。為替が、どうなるのかを予想する博打。

例えば、日本に住んでいる人がドルを買う。ドルが高くなれば儲かるわけです。だから、その為替の取引ゲームの中で日々の為替は決まっていくわけです。

ただ、経済理論においては、中長期的に見た場合、為替は金利と資金供給量で決まると言われています。

だから、例えばドルの金利が上がる。そうするとドルで運用した方が儲かるから、ドルを欲しがる人が増えて、ドルの値段が上がる。

あとは資金供給量。例えばドルを一杯刷ったとすると、ドルがジャブジャブに余る。円は全然刷っていない。すると、トレーディングカードと一緒で、日本円がレアカードのようになって価値が上がるわけです。

渚:遊戯王カードみたいですね。

小口:私もビックリマンシールに置き換えればわかります。

森永:それと同じと思ってもらって大丈夫。経済のメカニズムはすごくシンプルで、余っているものの値段は下がって、足りないものの値段は上がる。それだけのことです。

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