笹川陽平の記事一覧

「NPOの信頼向上に向けて」―活動報告のない団体の自動抹消を―

特定非営利活動促進法(NPO法)が1998年に施行されて20年になる。都道府県や政令指定都市からNPOとして認証された法人数は今や約5万2000、社会福祉法人や一般社団・財団法人などを加えると10万を超える。多くは社会のために懸命に活動しており、その存在意義は大きい。ただ、中には退職後、名刺なしでは諸々の会合に出席しにくいといった理由で「今回NPOを設立しました」と得々と語る人もいる。旧来の肩書社...

2018年08月17日 11:50

「経団連は今や軽団連?」―ネット公開中止に見る存在感の低下

かつて経済団体連合会の会長は財界総理といわれ、政治指導者からも一目置かれる存在だった。然るに最近は、労使の賃金交渉の主導権を官邸にとられ、経済政策もアベノミクスに追従するばかり。経団連には国家観も国民...

2018年08月13日 10:08

「週刊新潮の記事」−日本財団の場合−

筆者は週刊新潮の愛読者で、特に巻頭の藤原正彦氏の「管見妄語」を必読しております。その週刊新潮から8月3日、関連財団である「日本音楽財団」に関して下記の質問書が届き、透明性と説明責任を重視する立場から、...

2018年08月10日 10:49

「中国の小話」その170―たまに弱腰になってもいいじゃない?

米国政府が中国製品に対する制裁関税を発表すると、中国政府も報復関税で応酬する米中貿易戦が全面展開の様相を呈している。これに対して、中国国内の世論も分かれている。断固とした報復措置を講ずる言論が高まる一...

2018年08月03日 22:35

「中国の小話」その170―たまに弱腰になってもいいじゃない?―

米国政府が中国製品に対する制裁関税を発表すると、中国政府も報復関税で応酬する米中貿易戦が全面展開の様相を呈している。これに対して、中国国内の世論も分かれている。断固とした報復措置を講ずる言論が高まる一...

2018年08月03日 10:20

「50万人が不妊治療を受ける現実」―里親・特別養子縁組にも目を―

国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査(2015年)によると、5.5組の夫婦のうち1組が不妊に悩み、約50万人が何らかの不妊治療を受けているという。また日本産科婦人科学会調査では、同じ年、42...

2018年07月30日 12:30

「支援金と義援金・救援金との違い」―寄付先の選定について―

私は、東日本大震災の時に支援金と義援金・救援金の相違点を指摘し、日本財団への支援金のご寄付をお願いした。近頃は支援金、義援金、救援金の他に、単に募金募集とか、志ある寄付者には判断がつきにくい言葉もある...

2018年07月18日 09:59

「若手議員による国会改革提案」―新聞・テレビは正面から議論を―

私はかねて森友・加計問題の質疑が続く国会の現状を憂慮してきた。森友・加計問題を軽視するわけではない。国際情勢が激しく揺れ動き、少子高齢化に伴う内政問題が深刻化する中、立法府としての国会が国民の負託に応...

2018年07月13日 09:07

産経新聞【正論】海洋の危機に国際的統合機関を

海洋の危機に国際的統合機関を6月20日、日本経済新聞の夕刊は、一面トップでプラスチックゴミによる海洋汚染が深刻で、欧州連合(EU)は今後、使い捨てのプラスチック容器などの使用を禁じる方針であり、地球環...

2018年06月25日 17:16

「野党の議員諸兄へ」―今の姿は幼稚園生以下―

仕事で毎週のように海外に出ているが、報道を通じて垣間見る日本の国会は相変わらずモリ・カケ問題を中心に、財務省の書類改ざん、防衛省の日報問題等々に終始している。野党が政府与党を追及することの大切さは筆者...

2018年04月25日 16:47

「文春砲炸裂」―不倫の場合―

文春砲は必殺である。不倫関係は理性を失いつつも人目をはばかる術には頭を使い、ひたすら交際に没頭、夢の中となる。しかし『隠し事』はいずれ、必ず、露見発覚するものである。不倫は劇薬でもある。秘め事露見、一...

2018年04月20日 17:08

「日本航空の時代錯誤」―驚きのメッセージカード―

ご存知の通り、日本航空は倒産して多額の借金を棒引きの上、国費を投入して債権途上にあり、多額の利益計上も、累積赤字のため税金は一銭も納めていない現状にある。役職員一同、失地挽回のため、懸命の努力をされて...

2018年02月21日 09:05

「外相専用機の実現を!」―これはおねだりか?―

河野太郎外相が昨年12月18日、2019年度予算で「外相専用機」を要求する考えを明らかにした。翌19日の記者会見も含め各紙が概ね発言内容をそのまま伝えているのに対し、朝日新聞は20日付朝刊で「国民に増...

2018年01月12日 08:03

「不倫するには」

テレビや週刊誌では毎日、毎週のように不倫が報道されている。ほかに話題がないというより、他人の不幸は“蜜の味”。視聴者や読者が喜ぶからであろう。かつて「不倫は文化だ」と言って顰蹙を買った芸能人もいた。不...

2017年12月08日 08:45

「フラリーマン」―働き方改革の欠点―

電通やNHKなどで過労死が問題となる中、各企業、団体も“働き方改革”に努力している。私も日本財団職員が生き生きと働ける職場にすることが務めと考えている。育児休暇でいうと、女性職員は子どもが6歳、小学校...

2017年11月29日 08:42

「イスラム教もいろいろ」

イスラム教の信者は全世界に15億人以上いるといわれる。信者の数はキリスト教に次いで2番目に多く、イスラム教徒が多数派を占める国は50カ国以上に上る。ただ、国によって戒律の厳しさは様々である。戒律が極め...

2017年11月17日 13:40

「あらためて たばこ1000円を論ず」―たばこは薬と思え―

11月8日付の各紙朝刊によると、2018年度の税制改正を検討している政府は、たばこ税を来年10月から3年かけ1本当たり3円増税する案を軸に与党との調整に入ったと報じている。消費税率の引き上げが予定され...

2017年11月13日 08:20

「短い夏季休暇」その2―青空の下でのリフレッシュを認める寛容さ―

8月23日付け本ブログに「『短い夏季休暇』―安倍首相と三人の元首相―」と題し、河口湖にある筆者の山荘に同5日、安倍首相と森喜朗、小泉純一郎、麻生太郎の3人の元首相を夕食会にお招きした際の写真を載せたと...

2017年08月30日 08:08

「短い夏季休暇」―安倍首相と三人の元首相―

河口湖の富士山麓にある築30年の山荘で年に1回、首相をねぎらう夕食会とゴルフを行ってきた。森喜朗元首相の快気祝いを兼ねた今年は、安倍首相のほか小泉純一郎元首相、麻生太郎元首相もおいで下さり賑やかな夕食...

2017年08月23日 08:10

「爆発的人気?」―ボートレースと笹川コマーシャル―

近年、ボートレースのコマーシャルの評判がすこぶる良い。特に若い女性に評価が高いそうだ。苦労人であるボートレース振興会の小高幹雄会長が自ら企画するというから驚きだ。彼の企画の第1弾は、清純なアッキーナこ...

2017年07月10日 09:28

「国際詐欺」

私のところに国際詐欺と思わせる手紙が届いたのは40年くらい前のことであった。ナイジェリアから届いた手紙の内容は、「海外へ亡命した人が、多額の秘密預金を引き出しせずに困っているのであなたの名前を貸して欲...

2017年06月14日 10:00

豊洲と福島の「安心」を醸成せよ

産経新聞【正論】2017年5月1日 東京・築地市場の豊洲新市場への移転をめぐり「安全・安心」の議論が盛んである。東京電力福島第1原発事故でも1ミリシーベルトの除染基準をめぐる同様の議論が、発生から6年...

2017年05月17日 12:28

「中国の小話」その122―トランプ大統領の国会演説の要約―

先般のトランプ大統領のアメリカ国会における初めての演説の要点を、ある中国人は次のように解釈して要約した。1.アメリカ国民は立ち上がった!2.資本主義の道を歩む実権派を打倒し、人民の政府を打ち立てよう。...

2017年05月10日 07:33

「中国の小話」その120―朝鮮半島緊迫―

カールビンソン航空母艦が北上している。緊迫した朝鮮半島情勢の中で、中国ではこのような小話がポータルサイトを賑わせている。その1:質  問:北朝鮮はなぜ大胆にもアメリカと戦争する気になれるのか?神の答え...

2017年04月19日 07:37

「熊本地震の総括報告」―127億円の支援―

2016年4月16日、熊本地震発生。日本財団の災害支援スペシャリスト・黒澤司は、直感で陸路の現地入りは不可能と判断し、船を乗り継ぎ17日には現地入り。先遣隊と救助犬の派遣の緊急要請に対応すると同時に、...

2017年04月17日 07:31

養子縁組を社会的擁護の柱に

欧米各国の社会的養護の柱の一つに、生みの親と暮らせない子供たちを引き取り、法的に実の子として育てる特別養子縁組がある。対するわが国は、社会的養護を必要とする子供約4万6千人(2014年)のうち約84%...

2017年04月07日 07:48

「受動喫煙防止法」その3―スモークフリーの考え方―

「スモークフリー」という言葉がある。そのまま聞くと「たばこを自由に吸える」意味と勘違いしそうだが、実際はたばこの煙がなく、たばこの煙から解放された環境を言う。障害者が移動しやすい環境として日本でも定着...

2017年03月31日 07:45

「受動喫煙防止法」その2―屋内禁煙は飲食店の経営を悪化させるか―

受動喫煙の防止で一番の焦点となっているのが飲食店の規制だ。厚生労働省案は床面積30平方メートル以下の小規模なバー、スナックを除き原則屋内禁煙とした上で、喫煙室の設置を認めるとしている。WHO(世界保健...

2017年03月29日 07:50

「受動喫煙防止法」その1―反対が多い自民党重鎮―

受動喫煙の防止に向けて厚生労働省が進めている法律整備が、自民党などの反対で壁に突き当たっている。受動喫煙に関しては2014年時点で49カ国が病院や飲食店などを「屋内全面禁煙」とするなど世界的な対策が進...

2017年03月27日 07:43

「世論調査のあり方」―禁煙・分煙問題―

IOC(国際オリンピック委員会)とWHO(世界保険機関)は、2010年から共同して「たばこのない五輪」を推進しており、2020年のオリンピック・パラリンピック誘致に当たり政府はじめ誘致関係者は、北京、...

2017年03月01日 07:48

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