小林恭子の記事一覧

ロンドンテロ 5人死亡、40人が負傷 ー新聞紙面はどんな感じか

(デイリーミラー紙23日付に掲載された、実行犯とみられる人物が警察に押さえつけられた場面。左端の警察官は実行犯が使ったナイフを右足で踏んだ格好となっている。) ロンドンのウェストミンスター議事堂(日本の国会議事堂にあたる)付近で、22日午後、テロ事件が発生した。 23日朝現在までに、5人が死亡し、40人が負傷している。 これまでの事情については様々な記事が出ているが、 -今回のテロで「ローン・ウル...

2017年03月24日 08:11

ロンドン・テロで5人死亡、40人負傷、誰もがテロリストになり得る社会で、どうテロを防ぐのか 

22日、ロンドンのウェストミンスター議事堂付近でテロ事件が発生した。英国時間の23日午前中時点で、5人が亡くなり、40人以上が負傷状態にある。事件の展開をまとめてみよう。午後2時40分、議事堂に近いウ...

2017年03月23日 17:34

ロシア語のフェイクニュースに挑むフィンランド人ジャーナリスト

欧州で猛威を振るうロシア発のフェイクニュース「フェイクニュース」(偽ニュース)についての議論が続いている。現在、欧州で問題視されているのは、ロシアが背後にあるとされる様々なフェイクニュースだ。ドイツで...

2017年03月14日 10:00

英BBC、新体制へ ー受信料制度は維持できたが、「BBCトラスト」は廃止に

(BBCの年次報告書を掲載するウェブサイト)「新聞協会報」(2月14日号)に掲載された筆者コラム「英国メディア展望」に補足しました。英BBCが新体制に 英国放送協会(BBC)が4月から、新たな「王立憲...

2017年02月23日 19:39

「極右派」が支持を集めるオランダ  ウィルダース党首の”巧妙な論法”

反移民の「極右」がオランダの第一党に?今年、欧州で注目されるのがオランダの総選挙(3月)、フランスの大統領選(4月と5月)、ドイツの連邦議会選挙(9月)だ。どの国も欧州連合(EU)に懐疑的な姿勢を持つ...

2017年02月21日 08:27

ネット時代に「読まれる」文章を書くコツとは 書評『21世紀の共感文章術』

(新聞通信調査会発行の「メディア展望」1月号掲載の筆者記事に補足しました。)「メッセージの時代」に生きているネット上で誰もが気軽に情報発信ができるようになり、私たちは溢れるほどの情報に囲まれている。し...

2017年02月01日 00:30

「1年以内にトランプとプーチンが仲たがいの可能性も」  ―米ロ関係、専門家はこう見る

 対ロシア強硬路線を敷いたオバマ前政権。トランプ氏の大統領就任で何らかの変化があるのかどうか世界中が注目するなか、28日夜、トランプ氏と米ロシア・プーチン大統領は電話で会談を行った。両国にとって脅威と...

2017年01月29日 23:01

フェイク・ニュースの氾濫をどうする?英国のニュースの現場で働く人の声は

 「フェイク・ニュース」(嘘のニュース)という言葉をよく聞くようになった。 一言でいえば「デマ」だが、米大統領選の際に真実に見せかけたニュースがネット上で拡散され、これが大統領選の行方に影響を...

2017年01月29日 02:22

欧州メディアのソーシャルメディア使いとは

(「新聞協会報]」10月18日掲載の筆者記事に補足しました。)ソーシャルをニュース源にする比率のトップはギリシャ(ロイター、デジタルレポート) ソーシャルメディアー。日本ではいまだに、「一部の人がやる...

2016年10月25日 19:02

アジアと欧米で落差激しい新聞発行部数 --世界ニュースメディア大会リポート

「ワールド・プレス・トレンズ」を報告するペイレーニュ専務理事(WAN-IFRA) (新聞通信調査会発行の「メディア展望」9月号掲載の筆者記事に補足しました。) 去る6月12日から3日間、南米コロンビア...

2016年10月02日 19:59

ロンドン漱石記念館、28日に32年の歴史に幕 -調査の旅を突き動かしたものは

(ロンドン漱石記念館と恒松館長 記念館提供) 『坊ちゃん』、『吾輩は猫である』、『こころ』、『明暗』などの小説で知られる文豪夏目漱石(1867-1916年、本名:夏目金之助)が、今から116年前にロン...

2016年09月26日 16:46

欧州で広がるキュレーション・サービス ―視聴者の好みに合わせてニュースを発信

(朝日新聞の月刊メディア誌「Journalism」8月号に掲載された筆者記事に補足しました。)スマートフォンの普及によって、ニュースをモバイル機器で閲読する行為は多くの人にとって習慣の1つとなった。英...

2016年09月20日 01:17

欧州メディアのニュース編集室づくり デジタル・ファーストからオーディエンス開拓へ

(日本新聞協会が発行する月刊誌「新聞研究」8月号に掲載された筆者記事に補足しました。)デジタルでニュースを読む習慣が一般化する中、紙媒体の発行から得られる収入でジャーナリズムを支えてきた欧州新聞界は経...

2016年09月16日 22:59

英BBC、慌てて対応 ―「男性はブルーで女性はピンク」に苦情殺到 性差別を記録するサイトも

(「ベイク・オフ」宣伝用写真――テレグラフ紙、8月17日付) 開催中に注目されたトピックの1つが選手同士の公開プロポーズだった。男性が女性に公の場でプロポーズした場合、性差...

2016年08月19日 21:30

英FTの金融コラムニストに聞く、FTのジャーナリズムとは(上)「また金融危機はある」

 昨年末、日本経済新聞社の傘下に正式に入った英フィナンシャル・タイムズ(FT)グループ。英国の経済・金融専門紙として長い間読まれてきたFTのジャーナリズムとは、...

2016年08月18日 17:49

英FTの金融コラムニストに聞く、FTのジャーナリズムとは(下)「権力者を憤慨させることもいとわない」

昨年末、日本経済新聞社の傘下に正式に入った英フィナンシャル・タイムズ(FT)グループ。英国の経済・金融専門紙として長い間読まれてきたFTのジャーナリズムとは、一体ど...

2016年08月18日 15:07

9日間で作った、48%のための英新聞「ニュー・ヨーロピアン」快調

 6月23日、英国でEU加盟の是非をめぐる国民投票が行われ、離脱派が全体の51・9%の票を取得して勝利した。負けたのは48・1%の残留派。 この「48%」に向けて創刊された週刊新聞「ニュー・ヨーロピア...

2016年08月12日 20:37

英国で「ニュースインパクト」会議 ―オンライン・ハラスメント、悪質コメントをどう防ぐか

 (月刊誌「新聞研究」7月号に掲載された筆者記事に補足しました。) 昨年来、メディア界でコメント欄を閉鎖するあるいは一部縮小する動きが目立つ。 米ウェブサイト「ザ...

2016年08月12日 17:44

ロンドンを市民の手に取り戻す(「Take Back the City」)最終回

投票結果が出た後のTake Back the Cityのメンバーたち(フェイスブックのサイトから)市長選・市議選が終わっても運動は続く 5月5日、英国各地で地方選挙が行われた。ロンドンでは市長選と市議...

2016年07月03日 17:59

「ロンドンを市民の手に取り戻す──Take Back the City」第2回

(津田大介さんのメルマガに掲載された筆者の記事の転載です。) 今年5月のロンドン市長選・市議選に向けて、草の根運動を続ける「Take Back the City」の動きを追った連載の第2回です。第...

2016年07月02日 16:48

いよいよ、23日に英国でEU国民投票へ  ーなぜ今?など、疑問点を拾ってみました

(国会議事堂に面した広場にはコックス議員を追悼するメッセージがたくさん置かれていた) 23日、英国でEUの国民投票が行われる。離脱か、残留かを問う投票だ。 これまでに離脱か、残留かでそれぞれの選挙運動...

2016年06月22日 20:56

英国の新しい新聞「ニューデー」はなぜ消えた?

 2月末に出たばかりの英国の新しい新聞「ニューデー」。前向きのニュースを明るく伝える、政治的にはニュートラルと言う英国の新聞界では珍しい編集方針でスタートし、私自身も時折買っていたが、明日6日付が最後...

2016年05月06日 05:34

“英国のSEALDs”は何を目指すのか  ロンドンを市民の手に取り戻す(「Take Back the City」)(1)

(以下の記事は、ジャーナリスト/メディア・アクティビストの津田大介氏が発信するメルマガ「津田大介のメディアの現場」Vol 205に掲載された筆者記事の転載です。)ロンドンを市民の手に取り戻す(「Tak...

2016年05月01日 02:18

英新聞界、電子版で格闘 -事業モデル転換が本格化 

 (新聞協会発行「新聞協会報」の筆者原稿「英国メディア動向3」――4月12日発行ーーに補足しました。) 世界新聞・ニュース発行者協会(WAN-IFRA)が主催した会議「デジタル・メディア欧州」(ウィー...

2016年04月24日 19:25

「ワーカホリック」チャーチルの文章制作工場を訪ねる

 (チャーチルの自宅チャートウェル邸) 現ロンドン市長ボリス・ジョンソンが書いたウィンストン・チャーチル(1874年生-1965年没)についての本『チャーチル・ファクター』...

2016年04月07日 20:32

パナマ文書はどうやって世に出たのか

(ニーマン・ラボのサイトから) パナマの法律事務所「モサク・フォンセカ」から流出した、金融取引に関する大量の内部文書。これを元に「パナマ文書リーク」の報道記事が続々と出ている。 いったいどうやって情報...

2016年04月05日 21:34

英エコノミストのアジア戦略、そのソーシャルメディアの手法とは

(エコノミストの「グローバル・ビジネス・レビュー」紹介サイト)***「新聞研究」3月号に掲載された筆者原稿に補足しました。*** 日本経済新聞社の傘下に入った英国の高級経済紙フィナンシャル・タイムズ(...

2016年04月04日 23:51

ロンドン市長が書いた『チャーチル・ファクター』

 3月30日、現役ロンドン市長ボリス・ジョンソンが書いたチャーチルの伝記『チャーチル・ファクタ―』の邦訳版がプレジデント社から刊行されました。 元日本経済新聞の論説委員で、これまでに『サッチャー回顧録...

2016年03月30日 21:49

【ベルギー・テロ】EU域内の自由な人の行き来は変わるか?

 ベルギー・ブリュッセルで発生した同時多発テロから一夜明け、ショックが未ださめやらない欧州。捜査当局は実行犯グループの足取り解明に力を入れている。 今回の実行犯グループは、昨年のパリ・テロも同様だが、...

2016年03月23日 19:11

【ベルギー同時多発テロ】ベルギーとジハド・テロのこれまで

 22日、欧州連合(EU)の主要機関が置かれているベルギーの首都ブリュッセルで、同時多発テロが発生した。英フィナンシャル・タイムズはこの日を「EUの心臓部が攻撃された日」と呼んだ(22日付)。後に「イ...

2016年03月23日 08:36

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