SYNODOSの記事一覧

変化するパートナー関係と共同生活――家族主義を問う - 阪井裕一郎 / 家族社会学

シノドス国際社会動向研究所(シノドス・ラボ)ではシリーズ「来たるべき市民社会のための研究紹介」にて、社会調査分析、市民社会の歴史と理論、政治動向分析、市民運動分析、地方自治の動向、高校生向け主権者教育、などの各領域において、「新しい市民社会」を築くためのヒントを提供してくれる研究を紹介していきます。今回は「多様化するパートナーシップと共同生活」(『入門 家族社会学』所収)執筆の阪井裕一郎氏に、パー...

2017年08月18日 15:36

今、「部活がつらい」という声を出せるようになってきた――過熱する部活動から子ども・先生を救うには? / 『ブラック部活動』著者、内田良氏インタビュー

部活動問題の火付け役として議論を牽引し、各種メディアでも精力的に発言を続ける内田良氏の著書『ブラック部活動』(東洋館出版社)が発売された。近年、部活動の過熱が続き、生徒の長時間活動の問題、教師のボラン...

2017年08月10日 15:00

いわゆる『二重国籍』問題――法務省の仕掛けた罠 - 奥田安弘 / 国際私法、国籍法

今年の7月21日に「蓮舫代表の『二重国籍』は問題なし。説明責任は法務省にあり」(2017年7月13日放送TBSラジオ荻上チキ・Session-22)を掲載したが、法務省は完全無視を決め込み、今のところ...

2017年08月08日 15:44

独自路線で国際社会を生き抜く――カタール、断交の背景ー経済研究所中東研究センター研究員、堀拔功二氏インタビュー

サウジアラビアをはじめとする中東9か国から断交されたカタール。小国でありながら、国際放送アルジャジーラなどを有し、その経済的豊かさを背景に国際的にも存在感を発揮している。カタールとは、どのような国なの...

2017年08月07日 17:32

「真正なる日本人」という擬制――蓮舫議員の二重国籍と戸籍公開をめぐって- 遠藤正敬 / 政治学

二重国籍は「罪」なのかさる7月27日、蓮舫参議院議員が民進党代表を1年足らずで辞任する意向を表明した。彼女を追いつめた要因が一連の二重国籍騒動にあることは大方の察するところであろう。昨年9月の党代表選...

2017年08月04日 19:53

内部告発者を取り巻く社会環境――スキャンダリズム社会における勇気とは何か

内部告発は、その性質上世間の関心を集めることが多い。加計学園問題をめぐり内部告発を行った元文部科学省事務次官の前川喜平氏など、実名の告発者が昨今注目を集めている。本稿は内部告発をめぐって、告発者のリス...

2017年08月03日 17:51

自民党一強の強みと弱み――安倍内閣支持の急落で問われる野党の政権担当能力 - 山田真裕 / 政治学

シノドス国際社会動向研究所(シノドス・ラボ)ではシリーズ「来たるべき市民社会のための研究紹介」にて、社会調査分析、市民社会の歴史と理論、政治動向分析、市民運動分析、地方自治の動向、高校生向け主権者教育...

2017年08月02日 17:03

「一つの中国」をめぐって――中国と台湾の曖昧な関係 / 東京大学東洋文化研究所教授、松田康博氏インタビュー

「一つの中国」を原則とし、台湾との統一を目指す中国と、中華人民共和国とは違う主権独立国家でありたいと願う台湾。先日もWHO総会への参加をめぐり、世界の注目を集めたばかりである。そもそも、中国と台湾はな...

2017年08月01日 19:39

地球の外に生命を探せ! / 『地球外生命は存在する!』著者、縣秀彦氏インタビュー

宇宙人は存在するのか。古くから、人々はその存在を探るべく宇宙にメッセージを発してきた。未だ宇宙人からの返事はない。しかし近年、観測技術の向上により、太陽系内外を問わず、生命の可能性を秘めた天体が見つか...

2017年07月28日 14:35

戦争の「犠牲」のリアリティー:当事者不在の政治の行く末にあるもの - 北村毅 / 沖縄研究、文化人類学、民俗学

昨年、ロッキング・オン・グループから不定期に刊行されている雑誌『Sight』が「老人が始めた戦争で死ぬのは若者」というタイトルの特集を組み、戦争への不安感や危機感に直面する情況を問うた(注1)。私はこ...

2017年07月26日 15:18

蓮舫氏の『二重国籍』は問題なし。説明責任は法務省にあり - 奥田安弘×荻上チキ

民進党・蓮舫代表の国籍をめぐる問題が再び注目を集めている。そもそも「二重国籍」であることは問題なのか? そして、蓮舫代表が国籍資料を公表することにどういった影響があるのか。中央大学法科大学院教授・奥田...

2017年07月21日 18:35

フェイクニュースが蔓延するメディア構造はいかにして生まれたか / 法政大学社会学部メディア社会学科准教授、藤代裕之氏インタビュー

「ポスト真実」とならび現代の情報社会のトレンドワードとなった「フェイクニュース」。しかし、フェイクニュースが広まる情報産業の構造は、1990年代から構築されていた。ニュースの無料化、個人ブログのニュー...

2017年07月19日 21:09

若者と高齢者、2世代間の絆を育む――フランスの異世代ホームシェア - / 藤谷和廣 / 政治哲学

2011年公開のフランス映画「みんなで一緒に暮らしたら」(Et si on vivait tous ensemble?)を覚えていらっしゃる方も多いのではないだろうか。人生最後の過ごし方を模索していた...

2017年07月12日 12:23

リンパ浮腫患者が履ける靴をつくってほしい――私はこんな、困ってるズ!marimoさんの困ってること

「見えない障がい」をテーマにした情報共有メールマガジン「困ってるズ!」。様々な障がい当事者が、「どういう障がいなのか」「何に困っているか」をテーマにコラムを執筆。メルマガというかたちで、「伝えたい人」...

2017年07月10日 18:27

夢と希望を与える天文学――天文の力で世界を平和に / 国立天文台普及室長、縣秀彦准教授インタビュー

来年3月、国際天文学連合(IAU)が主催する世界天文コミュニケーション会議(CAP2018)が福岡市で開催される。世界中の天文学者や広報・アウトリーチ担当者、科学コミュニケーターやライターなどが集う本...

2017年07月07日 17:27

生物と非生物の境界、ウイルスとは何か - 中屋敷均 / 分子生物学

世に多くある「境界」の中でも、人にとって最も冒しがたく明確な境界というのは、「生」と「死」の境界であろう。「生きている」ことと「死んでいる」こと、あるいは「生物」と「無生物」。その間には相互の往来が不...

2017年07月05日 18:04

生命美学とバイオ(メディア)アート——芸術と科学の界面から考える生命 - 岩崎秀雄 / 生命科学

生命とは何だろうか? 「生命」は、洋の東西を問わず、ひとびとが古来歴史的・思想的・文化的に育んできた複合概念の総称だ。考えてみると生命は、何かとの対比において語られることが多い。たとえば、生命と死、生...

2017年07月05日 17:30

ロウハニ政権の功績をたどる / 日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究主幹、坂梨祥氏インタビュー

欧米諸国との核合意に達し、諸外国からイランへの制裁緩和に成功したロウハニ師。5月の大統領選では6割の得票を得て再選され、続投が決まっている。一方で、トランプ政権によるイランへの強硬姿勢やISのテロなど...

2017年06月30日 17:34

時間と空間を超える生殖が日常となる現代——日本で求められる法整備とは? / 『生殖医療の衝撃』著者、石原理氏インタビュー

世界で初めて体外受精による子どもが生まれたのが1978年。それ以来、生殖医療の分野では数々の技術革新がなされてきた。現在、精子と卵子はネット通販で世界中に送られる、さらに遺伝子レベルの生殖医療にまで足...

2017年06月27日 14:07

「いのちの大切さ」を説くだけでは子どもは救えない / 精神科医・松本俊彦氏インタビュー

小中高等学校で行われる自殺予防教育・いじめ防止教育では、しばしば「いのちの大切さ」や「生命誕生の素晴らしさ」が説かれる。こうした道徳教育には「困難な状況にある子どもをますます追い詰める」「大人の自己満...

2017年06月23日 15:09

グローバル資本主義の中の「非営利」――「バーチャル政府」の意外な可能性 - 安立清史 / 福祉社会学

グローバル化とナショナリズムの狭間で世界中がグローバル化とナショナリズムで大揺れである。英国がEUを離脱し、米国もトランプ大統領となって自国第一主義へ大きく舵を切った。フランスではテロが頻発するたびに...

2017年06月23日 14:32

摂食障害 100人100色の『回復』 / 鈴木眞理×信田さよ子×鶴田桃エ×荻上チキ、NHKハートフォーラムシンポジウム

体型への強いこだわりから陥る摂食障害。日常の報道では「痩せたい女性がなる病気」との印象が強いが、本来その原因は複雑で、患者により回復へのアプローチもさまざまだ。誤解や偏見を招く言説ではなく、正しい理解...

2017年06月22日 10:00

2017年英国総選挙と現代デモクラシーの変容 - 白鳥浩 / 現代政治分析論

2017年6月8日に、英国では総選挙の投票が行われた。英国における総選挙の実施は、実に2年ぶりである。英国の全国的な投票としては、昨年、EU離脱を決めた国民投票以来であり、それからは、ほぼ一年が経過し...

2017年06月20日 16:44

音楽で人をつなぐ――国境を越えるミュージシャンたちの平和活動 - 増田穂 / シノドス編集部

音楽の力で、紛争の爪痕が残る社会を癒そうとする団体がある。オランダアムステルダムに本部を置く、Musicians without Borders(国境なきミュージシャン、以下MwB)だ(注1)。MwB...

2017年06月15日 14:15

幼児教育の無償化はマジックか?――日本の現状から出発した緻密な議論を - 赤林英夫 / 教育の経済学

4-5歳の無償化のリターンはほぼゼロ政府は幼児教育の無償化を早期に実現するという。子どもの貧困や教育格差が解決されるかのような美しい響きとは裏腹に、その目的は曖昧で、何が達成できるのかもほとんど議論さ...

2017年06月15日 11:04

性犯罪の重罰化を含む刑法改正案のポイントとは / 刑事政策・犯罪学・被害者学、柴田守氏インタビュー

性犯罪の重罰化などをふくむ刑法の改正案が、6月2日衆議院本会議で審議入りした。国会では、先日の記者会見で性被害を受けたフリージャーナリストの女性が素顔を明かし、加害者の不起訴処分に不服申し立てをした問...

2017年06月13日 10:11

もっと身近に星空を!――長野、満天の星空の魅力に迫る / 国立天文台普及室長、縣秀彦准教授インタビュー

世界の天文研究でもトップランナーの日本。その中でも野辺山宇宙電波観測所や、東京大学大学院理学系研究科木曽観測所などを有する長野は世界の天文研究を支えてきた。天文研究における日本の強み、長野での研究、そ...

2017年06月07日 19:16

なぜ学校で体罰や指導死が起こるのか?――社会に蔓延する“ダークペダゴジー(闇の教授法)” / 教育社会学・教育科学 、山本宏樹氏インタビュー

学校の教室や部活動における、教師からの体罰が問題視されている。生徒を怒鳴る、脅迫する、見せしめにする、「飴と鞭」を使い分ける……など、子どもたちを恐怖で支配しようとする指導テクニックを指南する教育実践...

2017年06月06日 14:58

台湾で同性婚が成立の見通し:司法院大法官の憲法解釈を読む - 福永玄弥 / クィア・スタディーズ・東アジア研究

はじめに5月24日、台湾で憲法判断をおこなう司法院大法官が、同性カップルの婚姻を認めない現行の民法を違憲とする解釈を布告した。さらに、この解釈文は異性間の婚姻に認められる法的権利が同性カップルにも保障...

2017年06月01日 13:43

米国予算教書を読み解く――予算案から見えてくるトランプ大統領の方針とは / 成蹊大学法学部政治学科教授、西山隆行氏インタビュー

アメリカ大統領が議会に提出する翌会計年度の予算案、予算教書。大統領の「所信表明」とも言われ、その発表は米国内外で大きく取り上げられる。先月23日に提出された、トランプ政権初となる予算教書。そこからは、...

2017年06月01日 13:28

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