SYNODOSの記事一覧

時間と空間を超える生殖が日常となる現代——日本で求められる法整備とは? / 『生殖医療の衝撃』著者、石原理氏インタビュー

世界で初めて体外受精による子どもが生まれたのが1978年。それ以来、生殖医療の分野では数々の技術革新がなされてきた。現在、精子と卵子はネット通販で世界中に送られる、さらに遺伝子レベルの生殖医療にまで足を踏み入れようとしている。商業化の動きや生命倫理の側面がクローズアップされる中、急速に進歩する生殖医療技術に対してどう向き合っていけば良いのか。『生殖医療の衝撃』(講談社現代新書)の著者で、埼玉医科大...

2017年06月27日 14:07

「いのちの大切さ」を説くだけでは子どもは救えない / 精神科医・松本俊彦氏インタビュー

小中高等学校で行われる自殺予防教育・いじめ防止教育では、しばしば「いのちの大切さ」や「生命誕生の素晴らしさ」が説かれる。こうした道徳教育には「困難な状況にある子どもをますます追い詰める」「大人の自己満...

2017年06月23日 15:09

グローバル資本主義の中の「非営利」――「バーチャル政府」の意外な可能性 - 安立清史 / 福祉社会学

グローバル化とナショナリズムの狭間で世界中がグローバル化とナショナリズムで大揺れである。英国がEUを離脱し、米国もトランプ大統領となって自国第一主義へ大きく舵を切った。フランスではテロが頻発するたびに...

2017年06月23日 14:32

摂食障害 100人100色の『回復』 / 鈴木眞理×信田さよ子×鶴田桃エ×荻上チキ、NHKハートフォーラムシンポジウム

体型への強いこだわりから陥る摂食障害。日常の報道では「痩せたい女性がなる病気」との印象が強いが、本来その原因は複雑で、患者により回復へのアプローチもさまざまだ。誤解や偏見を招く言説ではなく、正しい理解...

2017年06月22日 10:00

2017年英国総選挙と現代デモクラシーの変容 - 白鳥浩 / 現代政治分析論

2017年6月8日に、英国では総選挙の投票が行われた。英国における総選挙の実施は、実に2年ぶりである。英国の全国的な投票としては、昨年、EU離脱を決めた国民投票以来であり、それからは、ほぼ一年が経過し...

2017年06月20日 16:44

音楽で人をつなぐ――国境を越えるミュージシャンたちの平和活動 - 増田穂 / シノドス編集部

音楽の力で、紛争の爪痕が残る社会を癒そうとする団体がある。オランダアムステルダムに本部を置く、Musicians without Borders(国境なきミュージシャン、以下MwB)だ(注1)。MwB...

2017年06月15日 14:15

幼児教育の無償化はマジックか?――日本の現状から出発した緻密な議論を - 赤林英夫 / 教育の経済学

4-5歳の無償化のリターンはほぼゼロ政府は幼児教育の無償化を早期に実現するという。子どもの貧困や教育格差が解決されるかのような美しい響きとは裏腹に、その目的は曖昧で、何が達成できるのかもほとんど議論さ...

2017年06月15日 11:04

性犯罪の重罰化を含む刑法改正案のポイントとは / 刑事政策・犯罪学・被害者学、柴田守氏インタビュー

性犯罪の重罰化などをふくむ刑法の改正案が、6月2日衆議院本会議で審議入りした。国会では、先日の記者会見で性被害を受けたフリージャーナリストの女性が素顔を明かし、加害者の不起訴処分に不服申し立てをした問...

2017年06月13日 10:11

もっと身近に星空を!――長野、満天の星空の魅力に迫る / 国立天文台普及室長、縣秀彦准教授インタビュー

世界の天文研究でもトップランナーの日本。その中でも野辺山宇宙電波観測所や、東京大学大学院理学系研究科木曽観測所などを有する長野は世界の天文研究を支えてきた。天文研究における日本の強み、長野での研究、そ...

2017年06月07日 19:16

なぜ学校で体罰や指導死が起こるのか?――社会に蔓延する“ダークペダゴジー(闇の教授法)” / 教育社会学・教育科学 、山本宏樹氏インタビュー

学校の教室や部活動における、教師からの体罰が問題視されている。生徒を怒鳴る、脅迫する、見せしめにする、「飴と鞭」を使い分ける……など、子どもたちを恐怖で支配しようとする指導テクニックを指南する教育実践...

2017年06月06日 14:58

台湾で同性婚が成立の見通し:司法院大法官の憲法解釈を読む - 福永玄弥 / クィア・スタディーズ・東アジア研究

はじめに5月24日、台湾で憲法判断をおこなう司法院大法官が、同性カップルの婚姻を認めない現行の民法を違憲とする解釈を布告した。さらに、この解釈文は異性間の婚姻に認められる法的権利が同性カップルにも保障...

2017年06月01日 13:43

米国予算教書を読み解く――予算案から見えてくるトランプ大統領の方針とは / 成蹊大学法学部政治学科教授、西山隆行氏インタビュー

アメリカ大統領が議会に提出する翌会計年度の予算案、予算教書。大統領の「所信表明」とも言われ、その発表は米国内外で大きく取り上げられる。先月23日に提出された、トランプ政権初となる予算教書。そこからは、...

2017年06月01日 13:28

「イスラム的公正」で庶民の心をつかむ――トルコ大統領エルドアンの政治とは / 同志社大学教授 内藤正典氏インタビュー

先日の国民投票で大統領制への移行が決まり、強権化が進むトルコ。中央集権を強化するエルドアン大統領は、2003年以降、首相、大統領を歴任し、同国を率いてきた。そもそも、エルドアンとはどんな人物なのか。同...

2017年05月29日 21:12

文在寅大統領は「反日」?「親北」?そんな素人議論は聞き飽きた!!――『だまされないための「韓国」』第8章 / 浅羽祐樹×木村幹 (後編)

首相候補に指名された李洛淵は「日本対策」???――今回、文在寅大統領から首相候補として指名された李洛淵についてもお話いただけますか。浅羽 「共に民主党」所属ですが、文在寅派ではありません。文在寅に対し...

2017年05月27日 11:02

文在寅大統領は「反日」?「親北」?そんな素人議論は聞き飽きた!!――『だまされないための「韓国」』第8章 / 浅羽祐樹×木村幹 (前編)

2017年5月9日、韓国大統領選が実施された。即日開票され、「共に民主党」の文在寅氏が13,423,800票(得票率41.1%)を獲得して当選。翌10日に第19代韓国大統領に就任した。この選挙に合わせ...

2017年05月27日 10:36

PRは悪なのか?――パブリック・リレーションズの歴史社会学 / 開沼博×河炅珍(前編)

PR(パブリック・リレーションズ)、私たちが日常的に耳にするありふれた言葉だ。しかし、このPRこそが社会の形成に大きく影響を及ぼし、またその様相を鏡のように映し出す。『パブリック・リレーションズの歴史...

2017年05月25日 17:38

PRは悪なのか?――パブリック・リレーションズの歴史社会学 / 開沼博×河炅珍(後編)

【前編はこちらから】タコツボ化する公共圏開沼 なるほど。企業や政府が、それぞれの時代の「忘れられた人々」のような〈パブリック=他者〉に光を当てることで社会を活性化してきたという見方は、本書でも重要な議...

2017年05月25日 12:40

リベラリストの「偽善」――リベラル国際主義に未来はあるか? / 三牧聖子

政治の場に偽善者は要らない?現代の政治家にとって、口先ばかりの「偽善者」というラベリングは致命的であるようだ。「ポリティカル・コレクトネス」に配慮してばかりの、中身のない美辞麗句はうんざりだという声、...

2017年05月19日 17:31

ひとりひとりが重要な人材――シンガポールのディスレクシア支援 / 増田穂

シノドス国際社会動向研究所(シノドス・ラボ)がお届けするシリーズ「世界の市民活動」では、NPOやNGOなど、世界各地の特徴ある市民活動団体をご紹介していきます。各国社会が抱える課題に、それぞれがどうア...

2017年05月19日 14:56

長時間労働に歯止めをかけるには?本当に必要な「働き方改革」 / 佐々木亮×常見陽平×上西充子×坂口孝則×荻上チキ

政府が推進する働き方改革。今年3月末には「働き方改革実行計画」が決定された。注目を集める長時間労働に関しては、残業の上限を年間720時間とし、罰則付きの法改正を行う姿勢が明確化された一方、ひと月あたり...

2017年05月18日 12:15

「混合介護」の弾力化で何が変わるのか?――社会保障の理念から考える / 社会保障論、結城康博氏インタビュー

介護保険サービスと保険外サービスを柔軟に組み合わせる「混合介護」の早期実現をもとめ、内閣府の規制改革推進会議が意見書を提出した。混合介護が柔軟に提供されるようになれば、自費サービスの多様化や、介護士の...

2017年05月18日 11:49

アクティブ・サイバー・ディフェンスは動き出すか - 小沢知裕

シリーズ「国際紛争の新しい形」では、技術の進歩によって変容する国際紛争の姿を、様々な角度から解説していきます。(協力:先端技術安全保障プロジェクトNeSTeP)現実世界の「攻性防壁」「攻殻機動隊」で描...

2017年05月15日 17:18

何がドイツ人とユダヤ人を和解させたのか? / 『〈和解〉のリアルポリティクス』著者、武井彩佳氏インタビュー

過去をめぐる軋轢が絶えない日中韓。和解は謝罪や赦しとしてとらえられ、日本はドイツをみならえと言われてきた。だが、ドイツ人とユダヤ人との和解が可能になったのは、真摯な反省のみによるものだったのか? 実は...

2017年05月12日 12:59

福島における甲状腺がんをめぐる議論を考える――福島の子どもをほんとうに守るために - 服部美咲 / フリーライター

震災・事故後、確かな歩みを進めてきた福島の情報が、十分に伝わっていないという現状があります。「STOP!福島関連デマ・差別」がお届けするシリーズ「福島関連報道を検証する」では、その背景にある福島をめぐ...

2017年05月10日 16:35

緊迫化する米朝関係の背景で何が起こっているのか/政策研究大学院大学教授 道下徳成氏インタビュー

トランプ政権の強硬姿勢により緊迫化する北朝鮮情勢。アメリカからは「全ての選択肢がテーブルに載っている」「外交的解決は非常に困難」など、軍事力の行使もほのめかされている。そもそもアメリカにとって北朝鮮と...

2017年05月01日 18:18

すべての子どもたちが福島に生まれたことを誇りに思えるように――南相馬・番場さち子さん / 不条理の壁を越えて / STOP!福島関連デマ・差別

福島の人びとを苦しめている、デマや偏見による理不尽な差別があります。シリーズ「不条理の壁を越えて」では、そうした経験をひとつずつ丁寧に集めていきます。共に学び、憩う居場所づくり番場さち子さんは、震災前...

2017年04月27日 13:16

誰のため、何のための「改正」? 精神保健福祉法改正の構造的問題 / 竹端寛

本来の趣旨に添うならば一般的に、法律は現実の後追いである。法律で対応できない・法律が想起していなかった、現に起こっている新しい問題に対応するためには、法律の改正が時として必要になる。ただ、それが「誰の...

2017年04月27日 09:15

「同性カップル、里親に」報道から考える今後の課題 / 一般社団法人レインボーフォスターケア代表理事 藤めぐみ

2017年4月5日から6日にかけて、大阪市が男性カップルを養育里親に認定したことに関して、多くの報道がありました。また、翌7日には塩崎恭久厚生労働大臣が記者会見において、同性カップルの里親を容認する発...

2017年04月25日 17:05

「交渉学」とは?――誰もが幸せになる問題解決のために 交渉学・合意形成論、松浦正浩氏インタビュー

日常生活で友人や家族と話し合いによって物事を決める場面はたくさんありますが、こうした身近な「交渉」もビジネスや外交における交渉も、同じフレームワークで分析しようというのが、「交渉学」という学問です。小...

2017年04月25日 10:39

過酷な労働を強いられる外国人留学生たち――移民政策を問う前に向き合わなければならないこと / ジャーナリスト・出井康博氏インタビュー

現在、日本で働く外国人労働者は108万人以上にものぼる。いまや、私たちの便利な生活は彼らなしでは成り立たない。特に、近年ではベトナムやネパールからの“出稼ぎ目的の留学生”が急増しているという。彼らの多...

2017年04月18日 13:40

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