渋井哲也の記事一覧

生きづらさを感じる人々20 いつも完璧を求められ、リストカットをやめられない。依存するので恋愛は避けている〜美音の場合

自殺願望を抱きながらも、そのことを周囲に知られないようにしている人も多いことだろう。関東在住の大学生、美音(22)もその一人だ。周囲からすれば、「死にたい」理由が漠然としているために、気がつかれない。しかし、幼い頃から、美音の中でその気持ちはくすぶり続けてきた。そのベースとなる「生きづらさ」は、両親から過度な期待を感じてきたことが発端のようだ。「特に、母親からいつも完璧が求められました。勉強はでき...

2018年09月28日 17:26

餓死した日本兵の“子”が“父”の戦場を訪ねる マーシャル諸島でいまなお日本語歌が歌い継がれるワケ

第二次世界大戦末期、日本本土から遠く離れたマーシャル諸島は勢力圏だったものの、「絶対国防圏」から外れた。残った日本兵は孤立し、補給が絶たれ、飢餓に苦しんだという。実は、マーシャル諸島は大戦前から日本と...

2018年09月25日 17:28

「法廷で卒業証書を渡すって?」川口市いじめ不登校訴訟 法廷で見せた市側の対応に母親怒り

中学校時代に不登校になったのは、サッカー部のLINEグループから外され、乱暴や体罰を受けたことを原因だったとして、埼玉県川口市の栃尾良介さん(仮名、15歳)は「教育を受ける権利を侵害された」として、同...

2018年09月14日 16:04

生きづらさを感じる人々19 「死にたい」というよりは「生きられない」と思い、自殺未遂を経験した若きお坊さん〜倫大の場合

仏門に入った男性は、修行前に自殺未遂を経験していた。仏教は自殺について善悪を判断してないと言われている。果たして、この男性はなぜ自殺未遂をし、なぜ仏門を選択をしたのだろうか。「生きられない」深夜、交差...

2018年09月03日 18:20

札幌・吹奏楽部指導死訴訟 同級生が証言「顧問は、一切、連絡をするなと言っていた」孤立していく様子が明らかに

2013年3月、北海道立高校の1年生、悠太(享年16)が地下鉄の電車にはねられ死亡した。所属していた吹奏楽部の顧問による不適切な指導を苦にして自殺したとして母親が北海道を訴えている。8月16日、同級生...

2018年08月24日 17:47

夏休み明けに増える子どもの自殺 いじめ問題に取り組む団体が相談会を実施

夏休みが明ける9月1日前後は子どもの自殺が多いと言われているが、いじめ問題に取り組む一般社団法人「ヒューマン・ラブ・エイド」(HLA)が8月31日、都内で「出張駆け込み寺 合同仮面相談会」を初めて開く...

2018年08月16日 18:43

「望んでいたのは当たり前の日常」だった いじめ自殺調査メンバーが語る、子ども達に寄り添うために必要なこと

2013年6月、議員立法によって「いじめ防止対策推進法」が成立した。この法律により、いじめを法的に定義した上で、いじめによって自殺または自殺未遂、あるいは不登校などが生じた場合、調査委員会を設置するこ...

2018年08月15日 17:20

札幌・吹奏楽部指導死訴訟 自殺は顧問による不適切な指導が原因と訴え「思い込みで追い詰められ、自殺することがあってはならない」

2013年3月、北海道立高校の1年生、悠太(享年16)が地下鉄の電車にはねられ死亡した。所属していた吹奏楽部の顧問による不適切な指導を苦にした自殺ではないかと、母親は北海道を訴えている。7月12日、札...

2018年08月03日 15:06

「もううそをついたりしないで」LINEいじめで川口市を訴えた元生徒が現在の心情を手紙で述べる

サッカー部のLINEグループから外され、乱暴されるなどしたことで、不登校になり、「教育を受ける権利を侵害された」として川口市を訴えた栃尾良介さん(仮名)が、現在の心境を手紙で筆者に知らせてくれた。良介...

2018年07月24日 19:30

災害時の心のケアをSNSで 大阪北部地震でカウンセラーがLINE相談を実施 西日本豪雨でも20日より開始

全国心理業連合会(浮世満理子代表理事)は、6月18日に起きた大阪北部地震で、無料通信アプリLINEを使った相談を実施。その結果をまとめた。災害時の支援でLINEを使った心のケアをしたのは初めて。新しい...

2018年07月20日 13:16

生きづらさを感じる人々18「座間事件の被害者の気持ちはわかる」兄からの性的虐待を受け続けた日々 今では「殺すことも想像する」〜まなみの場合

目黒虐待死事件で問題視された児童相談所の虐待対応。報道を受け、専門家からは警察との情報共有を求める声も出てきている。ただ、虐待といっても様々で、特に性的虐待の場合、明るみに出る数は少ない。小2から中2...

2018年07月18日 16:35

LINEいじめによる不登校で、生徒側が埼玉県川口市を提訴 繰り返される文科省・県教委からの指導にも関わらず十分に対応せず

サッカー部のLINEグループから外され、乱暴されるなどしたことで、不登校になった問題で、埼玉県川口市の栃尾良介さん(仮名)は「教育を受ける権利を侵害された」として、500万円の慰謝料を求め、川口市を提...

2018年06月29日 15:00

野球部員の自殺で人権侵害認め、警告と要望 愛知県弁護士会

2011年6月10日、愛知県立刈谷工業高校2年の山田恭平さん(享年16)が、安城市内の廃車置き場で亡くなっているのが見つかった。自殺したと見られている。自殺の背景には、所属していた野球部の副部長が体罰...

2018年06月16日 13:32

「子どもが死んだら、あるいは、大きな事故が起きたら、一週間、休校にすればいい」 学校事故・事件を語る会の大集会(下)

第89回の「全国学校事故・事件を語る会」の大集会が6月2、3日の両日、兵庫県神戸市内で開かれ、学校事故・事件の当事者や遺族、研究者、弁護士、報道関係者ら120人以上が参加した。今回のテーマは「被害者・...

2018年06月15日 15:55

学校での事件被害者・いじめによる自死遺族が望む現場対応とは何か 「学校事故・事件を語る会」大集会(上)

16年に市立中学3年の女子生徒が自殺をしたことをめぐり、神戸市教育委員会が、いじめ等の内容を聞き取ったメモを隠蔽していたことが発覚した事件で、6月3日、同委員会は記者会見を開き、謝罪した。メモは首席指...

2018年06月14日 13:35

生きづらさを感じる人々17 先生の言葉をきっかけに自殺未遂 現在でも呪縛となる〜弥生の場合

ある言葉が呪縛のようについて回ることがある。それが自分がこだわり続けてきたものと重なると、さらなる心理的な負担になる。看護師の弥生(20代中盤、仮名)は、看護学校時代に講師から言われた心ない言葉をきっ...

2018年06月07日 18:00

「痴漢は環境に反応して行われる犯罪」「被害について話したら労って欲しい」—— 性犯罪をなくすための対話が開催

「性犯罪をなくすための対話」が5月24日、都内で開かれた。テーマは「軽視される痴漢被害」。加害者臨床を実践している大森榎本クリニック精神保健福祉部長の斉藤章佳さんと、被害者支援をおこなっている目白大学...

2018年06月06日 16:53

自殺防止のLINE相談事業 チャットの特性を活かせるかが課題 サービスを利用した男性が語る心の隙間とは...

厚生労働省は3月の自殺対策強化月間にあわせて、SNS相談事業を実施した。無料通信アプリLINEのアカウントを利用したもので、13団体によって実施された。発表によると、相談述べ件数は10,129件。アカ...

2018年05月22日 16:08

一部のいじめを暴力行為として認定も学校の責任は問われず 原告は判決を不服として控訴 ——千葉・我孫子市いじめ後遺症訴訟

千葉県我孫子市の鈴木多佳子さん(18、仮名)が、小学校4年生のときに起きた暴行事件で被害を受けて、頭にけがを負った。多佳子さんはそれによる不安から、学校に登校できなくなったとして、学校設置者の我孫子市...

2018年05月19日 10:59

担任からの教室内での不快な行為は違法なセクハラか?学校側は、保護者側の問い合わせに一部を認めているが....

東京都内の区立小学校に通っていた当時5年生の女児に対して、男性の担任教諭(30代)が、女児の右側のこめかみあたりを指で撫でたなどとして、女児の両親が、都迷惑防止条例違反(著しく羞恥させ、または不安を覚...

2018年05月17日 15:35

東日本大震災・大川小津波訴訟 仙台高裁判決 事前準備の不備を認め、県と市に賠償責任 他の学校事件・事故への影響は?

東日本大震災で発生した津波によって、宮城県石巻市の大川小学校では、児童70人が死亡。4人が行方不明となった。このうちの児童23人の遺族が、市と県に対して損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、仙台高裁(小川浩...

2018年05月12日 12:03

生きづらさを感じる人々16 訴えにくい男性の性被害

性暴力というと、被害者は女性をイメージする人が多いだろう。しかし、男性の被害者も存在する。例えば、法務省法務総合研究所の「性犯罪に関する総合的研究」(2016年)によると、05年〜14年までの、強制わ...

2018年05月10日 14:46

埼玉県川口市・いじめによる不登校 報告書で認定 饅頭が腐るまで卒業証書を渡さず

埼玉県川口市の中学生だった栃尾良介くん(仮名)がサッカー部のLINEグループから外されたり、乱暴されたことをきっかけに自傷行為をしたり、不登校になった問題で、同市のいじめ問題調査委は「いじめ事案に関す...

2018年05月09日 17:00

自殺後に「いじめは確認できない」とされた都教委調査 遺族の要望もあり再調査を検討

2015年9月、東京都立小山台高校一年の男子生徒(当時16)が自殺した問題で、東京都教育委員会いじめ問題対策委員会の調査部会は昨年9月、調査結果を公表した。都教委では「いじめ防止対策推進法」による調査...

2018年04月26日 10:43

「なかったことになってほしくない」〜遺品が伝える東日本大震災の痕跡と悲劇

6歳でなくなった愛梨ちゃんの遺品を展示「人はどうしても忘れる動物です。だからこそ、私たちみたいなものが語らないといけない。でないと、娘のことはなかったことにされてしまいます」宮城県石巻市の私立日和幼稚...

2018年04月04日 10:34

震災は「過去」のものだが、その影響は「現在進行形」―震災遺児、孤児の気持ちは今?

東日本大震災により、多くの子どもたちが親を失った。厚生労働省によると、震災で両親ともになくした18歳未満の子ども「震災孤児」は244人、両親のどちらかを亡くした子ども「震災遺児」は1538人だった。一...

2018年04月03日 10:39

「気仙への恩返し」三陸道開通で人の流れが変わる中、直売所の食堂を担当する"かめちゃん"

宮城県との県境である岩手県陸前高田市は東日本大震災に伴う大津波で多くの死者・行方不明者を出した。今後の津波対策として市中心部を盛り土し、防潮堤を建設している。訪れるたびに、道が変わっており、まだまだ復...

2018年03月29日 11:50

活動開始当初は「福島差別も…」 震災7年目で東京の拠点「番來舎」を閉鎖するベテランママの会の軌跡

東京電力・福島第一原発から約23キロにある、福島県南相馬市原町区。JR原ノ町駅近くに学習塾「番場ゼミナール」がある。塾長・番場さち子さんは、原発事故後から、若い母親や子どもたちの相談や愚痴、不安を聞い...

2018年03月24日 08:18

原発事故で避難した唯一のサテライト・相馬農業飯舘校の演劇部が問いかけるもの 

東日本大震災に伴う、東京電力・福島第一原発事故によって、県立高校10校が避難を余儀なくされ、「サテライト校」として位置づけられた。しかし、18年3月現在でも残っているサテライト校は相馬農業飯舘校だけと...

2018年03月21日 10:44

震災7年目で添乗員の身元確認。津波警報の中で海側に向かった幼稚園バス。裁判を選んだ遺族の証言

今年の1月30日、宮城県警は、東日本大震災後に石巻市日和山近くで発見された遺体について、私立日和幼稚園(震災当時:園児103人、斉藤紘一園長)の送迎バスの添乗員(当時58)と発表した。日和幼稚園を巡っ...

2018年03月15日 10:20

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。