渋井哲也の記事一覧

一部のいじめを暴力行為として認定も学校の責任は問われず 原告は判決を不服として控訴 ——千葉・我孫子市いじめ後遺症訴訟

千葉県我孫子市の鈴木多佳子さん(18、仮名)が、小学校4年生のときに起きた暴行事件で被害を受けて、頭にけがを負った。多佳子さんはそれによる不安から、学校に登校できなくなったとして、学校設置者の我孫子市と、加害行為を行った児童とその保護者を相手に損害賠償を請求していた。この訴訟で、千葉地裁松戸支部(八木貴美子裁判長)が訴えの一部を認めた。加害児童のうち、女児1人に対しては暴力行為を認め、保護者には指...

2018年05月19日 10:59

担任からの教室内での不快な行為は違法なセクハラか?学校側は、保護者側の問い合わせに一部を認めているが....

東京都内の区立小学校に通っていた当時5年生の女児に対して、男性の担任教諭(30代)が、女児の右側のこめかみあたりを指で撫でたなどとして、女児の両親が、都迷惑防止条例違反(著しく羞恥させ、または不安を覚...

2018年05月17日 15:35

東日本大震災・大川小津波訴訟 仙台高裁判決 事前準備の不備を認め、県と市に賠償責任 他の学校事件・事故への影響は?

東日本大震災で発生した津波によって、宮城県石巻市の大川小学校では、児童70人が死亡。4人が行方不明となった。このうちの児童23人の遺族が、市と県に対して損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、仙台高裁(小川浩...

2018年05月12日 12:03

生きづらさを感じる人々16 訴えにくい男性の性被害

性暴力というと、被害者は女性をイメージする人が多いだろう。しかし、男性の被害者も存在する。例えば、法務省法務総合研究所の「性犯罪に関する総合的研究」(2016年)によると、05年〜14年までの、強制わ...

2018年05月10日 14:46

埼玉県川口市・いじめによる不登校 報告書で認定 饅頭が腐るまで卒業証書を渡さず

埼玉県川口市の中学生だった栃尾良介くん(仮名)がサッカー部のLINEグループから外されたり、乱暴されたことをきっかけに自傷行為をしたり、不登校になった問題で、同市のいじめ問題調査委は「いじめ事案に関す...

2018年05月09日 17:00

自殺後に「いじめは確認できない」とされた都教委調査 遺族の要望もあり再調査を検討

2015年9月、東京都立小山台高校一年の男子生徒(当時16)が自殺した問題で、東京都教育委員会いじめ問題対策委員会の調査部会は昨年9月、調査結果を公表した。都教委では「いじめ防止対策推進法」による調査...

2018年04月26日 10:43

「なかったことになってほしくない」〜遺品が伝える東日本大震災の痕跡と悲劇

6歳でなくなった愛梨ちゃんの遺品を展示「人はどうしても忘れる動物です。だからこそ、私たちみたいなものが語らないといけない。でないと、娘のことはなかったことにされてしまいます」宮城県石巻市の私立日和幼稚...

2018年04月04日 10:34

震災は「過去」のものだが、その影響は「現在進行形」―震災遺児、孤児の気持ちは今?

東日本大震災により、多くの子どもたちが親を失った。厚生労働省によると、震災で両親ともになくした18歳未満の子ども「震災孤児」は244人、両親のどちらかを亡くした子ども「震災遺児」は1538人だった。一...

2018年04月03日 10:39

「気仙への恩返し」三陸道開通で人の流れが変わる中、直売所の食堂を担当する"かめちゃん"

宮城県との県境である岩手県陸前高田市は東日本大震災に伴う大津波で多くの死者・行方不明者を出した。今後の津波対策として市中心部を盛り土し、防潮堤を建設している。訪れるたびに、道が変わっており、まだまだ復...

2018年03月29日 11:50

活動開始当初は「福島差別も…」 震災7年目で東京の拠点「番來舎」を閉鎖するベテランママの会の軌跡

東京電力・福島第一原発から約23キロにある、福島県南相馬市原町区。JR原ノ町駅近くに学習塾「番場ゼミナール」がある。塾長・番場さち子さんは、原発事故後から、若い母親や子どもたちの相談や愚痴、不安を聞い...

2018年03月24日 08:18

原発事故で避難した唯一のサテライト・相馬農業飯舘校の演劇部が問いかけるもの 

東日本大震災に伴う、東京電力・福島第一原発事故によって、県立高校10校が避難を余儀なくされ、「サテライト校」として位置づけられた。しかし、18年3月現在でも残っているサテライト校は相馬農業飯舘校だけと...

2018年03月21日 10:44

震災7年目で添乗員の身元確認。津波警報の中で海側に向かった幼稚園バス。裁判を選んだ遺族の証言

今年の1月30日、宮城県警は、東日本大震災後に石巻市日和山近くで発見された遺体について、私立日和幼稚園(震災当時:園児103人、斉藤紘一園長)の送迎バスの添乗員(当時58)と発表した。日和幼稚園を巡っ...

2018年03月15日 10:20

遺族支援、SOS受信…自殺予防学会理事に聞く自殺者数減少でも残る課題

3月は自殺対策強化月間。そこで、日本自殺予防学会の理事長、張賢徳さん(帝京大学溝口病院精神科医師)に、日本の自殺の現状と自殺対策のあり方などについて話を聞いた。張さんは、自殺した人の遺族からの聞き取り...

2018年03月07日 10:01

「教師による排除」が子どもを追い詰める 指導死シンポジウム

教師の指導によって子どもが自殺する「指導死」について考えるシンポジウム「『指導死』はなぜ起こるのか〜善意が子どもを追いつめる〜」が2月25日、名古屋市内で行われた。このシンポジウムは、17年3月、福井...

2018年03月06日 09:41

ルポ・生きづらさを感じる人々14 「死ぬとしたら一人で....」 両親の離婚、転校、いじめ、不登校を経験する中で感じたもの〜花梨の場合

「(座間市の死体遺棄事件は)話題にならなくなりましたが、今はツイッターで(「#死にたい」が)どうなっているのか調べてみると、荒れていました。私は(心中相手を)募集するつもりはありませんが、自殺願望はあ...

2018年02月26日 10:26

いじめ対策、世田谷区では子どもの人権擁護機関「せたホッと」が相談・調査にあたっている - 保坂区長インタビュー

世田谷区内でいじめが発生し、不登校になる「重大事態」になっていたことは、拙稿「『学校のいじめ対応が酷すぎる』両親が学校に助け求めるも状況は改善せずフリースクールへ」で指摘した。取材をしていると、このケ...

2018年02月19日 10:20

埼玉県川口市・いじめによる不登校 川口市中学校 支援体制を怠る?

埼玉県川口市の男子中学生・栃尾良介(3年生、仮名)がサッカー部のLINEグループから外されたり、乱暴されたことをきっかけに自傷行為をしたり、不登校になった問題で、川口市教育委員会と学校と保護者の間で約...

2018年02月16日 10:30

「裏オプを誘ってくる客もいましたが、断りました」JKビジネスの店舗での勤務経験を持つ1人の女子高生の証言

女子高生であることをセールスポイントにしてに、男性客らに対して接客を行う「JKビジネス」を規制する東京都の条例が昨年7月1日に施行されて、半年が過ぎた。しかし、その後もJKビジネスを巡って、逮捕者が出...

2018年02月06日 10:24

ルポ・生きづらさを感じる人々13 Twitterで「死にたい」とつぶやくと、ナンパされることが多い〜美奈の場合

昨年10月末に発覚した神奈川県座間市の男女9人死体遺棄事件で、無職の白石隆浩容疑者(27)は16日、殺害の疑いで再逮捕された。立件の対象となった被害者は4人目。この事件と同じように、「死にたい」とつぶ...

2018年02月05日 09:43

ルポ・生きづらさを感じる人々12 性行為なしの援助交際を続ける理由はどこにあるのか~沙英の場合

「公正公平であるべき行政のあり方が歪められた」。そう話したのは前文部科学省事務次官の前川喜平氏だ。加計学園をめぐる一連の疑惑を野党側が追求するきっかけともなった発言だ。その前川氏が新宿・歌舞伎町にある...

2018年01月23日 10:58

「アヒルの子」は家族の修復の物語なのか?新作「恋とボルバキア」につながるもの 小野監督インタビュー 

7年ぶりに公開された、セルフドキュメンタリー映画「アヒルの子」。小野さやか監督自身が抱えていた問題について家族と向き合う内容で、東京・東中野の「ポレポレ東中野」で1月19日まで上映されている。また、大...

2018年01月17日 10:24

家族を壊したかった…セルフドキュメンタリー「アヒルの子」小野さやか監督に聞く

幼い頃に農業・牧畜業を基盤とした理想社会を作るコミューン団体・「幸福会ヤマギシ会」に預けられたことで家族に捨てられたと感じ、また小学生の頃には家族から性的虐待を受けた――。こうした家族によって傷つけら...

2018年01月16日 10:48

原発避難いじめ 「全部は話しきれない」学校で子どもたちがいじめを受けるようになったことを証言 福島原発被害救済新潟訴訟で本人尋問

2011年3月11日の東日本大震災に伴う、東京電力・福島第一原発事故によって、避難を余儀なくされた福島県内の住民がいる。復興庁によると、11月28日時点で、県外に避難をしているのは3万4419人おり、...

2018年01月11日 10:12

暴行事件、ベランダ締め出しなどがあっても学校側は「いじめという認識はない」- 千葉・我孫子市いじめ後遺症訴訟

千葉県我孫子市の鈴木多佳子さん(18、仮名)が、小学校4年生のときに起きた暴行事件で被害を受け、頭にけがを負い、それによる不安から、学校に登校できなくなった。保護者は学校に配慮を求めたが、十分な対応が...

2018年01月09日 14:28

「学校のいじめ対応が酷すぎる」両親が学校に助け求めるも状況は改善せずフリースクールへ

東京都世田谷区内の小学校6年生の、宮田隆聖くん(11、仮名)は現在、フリースクールに通っている。いじめによる不登校や学校対応が不十分だったことが主な理由だ。フリースクールは「自分を取り戻す場」といい、...

2017年12月31日 13:29

埼玉県川口市・いじめによる不登校 学校や市教委の対応に保護者が抱く不信感(続)〜母親から、学校や市教委への反論

埼玉県川口市の男子中学生・栃尾良介(3年生、仮名)がサッカー部のLINEグループから外されたり、乱暴されたことなどをきっかけに、2016年に自傷行為をしたり、不登校となった問題について、「埼玉県川口市...

2017年12月30日 09:33

埼玉県川口市・いじめによる不登校 学校や市教委の対応に保護者が抱く不信感(下)〜学校や市教委の言い分は?

※前回の記事はこちらから埼玉県川口市の男子中学生・栃尾良介(3年生、仮名)がサッカー部のLINEグループから外されたり、乱暴されたことなどをきっかけに、2016年に自傷行為をするなどし、不登校となった...

2017年12月29日 09:50

埼玉県川口市・いじめによる不登校 学校や市教委の対応に保護者が抱く不信感(上)

埼玉県川口市の男子中学生・栃尾良介(3年生、仮名)がサッカー部のLINEグループから外されたり、乱暴されたことなどをきっかけに、2016年に自傷行為をするなどし、不登校となった。この問題で埼玉県川口市...

2017年12月28日 10:21

ルポ・生きづらさを感じる人々11 座間事件の容疑者とDMでつながっていた10代女性の証言〜直美の場合

首都圏に住む直美(17、仮名)は、小学生の頃にいじめに遭っていた。女子にはトイレで水をかけられたり、男子からは殴られたりした。しかし、小学生の直美には、いじめられているという自覚はなかったという。「理...

2017年12月08日 10:36

元「自殺掲示板」管理人に聞くSNS時代のネットコミュニケーション

関東地方に住む30代の男性・清志が約10年前、自室で練炭自殺した。当時、清志は生活保護から自立しようとしていたが、社会福祉から自立する前後は、それまでのサポートが弱くなる。そのため不安や孤立感があった...

2017年12月05日 10:31

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