意見をつなぐ、日本が変わる。
前回のコラム(3)でも書いたように、事実婚や婚外子の慣習と文化が非常に薄い日本では、結婚率の低下は少子化の進行に直結している。つまり、結婚しなければ、子どもが産まれないということである。 もちろ...全文を読む
王文亮
2012年05月02日09時51分
高齢化の直接の原因は少子化。これは誰でも知っていることである。 いうまでもなく、高齢化をもたらす原因はほかにもある。たとえば平均寿命の伸長も重要な一因として考えられる。だが、高齢化を直接にもたら...全文を読む
2012年04月17日11時29分
訪日中国人観光客は東日本大震災の後、大幅に減少していたが、最近戻りつつあり、特に2012年の旧正月を境に順調に増えていることが、政府の統計やマスコミの報道などでわかる。 日本人の中国人観光客に対...全文を読む
2012年03月20日09時54分
日本は世界屈指の人口大国であり、先進国のなかでもアメリカに次ぐ規模の人口を擁する。50年後には総人口が8000万人程度まで減少しても十分やっていける。なのに、いったいなぜ「滅ぶ」と言うんだい? ...全文を読む
2012年03月19日15時41分
日本の運命は超高齢社会の行方にかかっている。この「闇の深淵」への突進にブレーキをかけなければ、日本は滅ぶ。 これは、私がこのシリーズを執筆するにあたって冒頭で述べておきたい結論である。 今年1月3...全文を読む
2012年03月19日10時05分
大学を卒業しても就職は難しい。一方で、企業のほうは優秀な人材を確保するために悪戦苦闘する。こんないわゆる労働市場のミスマッチは中国でも起きており、特に日本では問題の深刻化が目立つ。 企業だけでな...全文を読む
2012年03月16日09時52分
昨今、中国の大学院は急速に膨張し、絶頂期を迎えつつある。その要因としては、大卒の就職難を挙げることができる。もちろん、就職戦線の厳しさだけで説明できるものではない。もう一つの背景は、社会全体に漲ってい...全文を読む
2012年03月15日10時42分
前回(17)で述べたように、高等教育において今、中国は日本と違って猛烈なスピードで拡大路線を突き進んでいる。その結果、発展途上国でありながらも、年間100万人以上の大卒者が就職できないような状態に陥っ...全文を読む
2012年03月13日10時08分
最近のテレビでは、米軍基地移転問題や東日本大震災の復興とがれき処理問題で政府首脳(総理大臣と担当閣僚)が各関係方面に頭を下げるシーンが連日のように映し出されている。 その各関係方面のなか...全文を読む
2012年03月01日08時25分
「中国の子どもはよく勉強するね。日本の子どもはもうちょっと頑張ってほしいな」 これも最近よく耳にする話である。 中国の子どもだとか、日本の子どもだとかといっても、必ずしもそれぞれひとくくり...全文を読む
2012年02月29日12時44分
日本は官僚支配の国だとよく言われる。しかし、筆者はそうは思わない。 いうまでもなく、官僚が国を支配しないような国はどこにも存在しないはずだ。筆者が大いに着眼しているのは、官僚の社会的地位および官...全文を読む
2012年02月29日10時04分
前回のコラム(11)で、教育のあり方における日本と中国の違いを書いたところ、大きな反響を呼んでさまざまな意見がインターネットを通じて寄せられるようになり、筆者は望外の喜びとしている。 これは約6...全文を読む
2012年02月22日08時15分
近年、日本の教育現場やマスコミではPISAという言葉が頻繁に登場している。 PISAは「生徒の学習到達度調査」の頭文字。経済協力開発機構(OECD)が15歳児を対象とし2000年から3年ごとに...全文を読む
2012年02月20日09時53分
市場経済および住宅の自由化政策導入後、中国の住宅事情はみるみるうちに改善され、いまやむしろ世界を驚かせるほどの水準まできているとさえ思える。 現在、中国政府の住宅政策の功罪が議論されている最...全文を読む
2012年02月15日09時11分
結婚・出産・子育ての理由で仕事を辞める日本の女性、辞めない中国の女性、こんな違いがどうして出てくるのだろうか。ここではその原因について考えてみたい。 (1)子育ては誰の責任か 日本では、“...全文を読む
2012年02月14日09時54分
「中華民族は世界中もっとも勤労勇敢な民族だ」 前回のコラム(5)で国民の祝日を書いた際、この一句をふと脳裡をよぎった。 幼いころに国語の教科書で学んだことだ。また、いろいろなで叫ばれてい...全文を読む
2012年02月12日00時05分
「疲れた!休みたい!」 われわれ現代人がいつも口にする常套句だ。 そんな時、思わずカレンダーに目をやる。目線は黒い文字を避けてもっぱら赤い数字を「スキャン」する。日曜日は赤くなっている...全文を読む
2012年02月09日10時01分
筆者は社会問題と社会保障の国際比較を専門としている関係で、大学の授業でよく中国を日本や欧米と比較対照する。歴史、文化、国民性などはもちろんのこと、社会の制度やシステムをも取り上げる。 ある日、学...全文を読む
2012年02月08日09時47分
同じ漢字文化圏の国同士として日本と中国ではまったく同じ表記の単語が無数にある。同じ表記で同じ意味のものもあれば、同じ表記でまったく異なることを表すものもある。後者について例えば、「娘」(日本語はムスメ...全文を読む
2012年02月07日10時16分
中国は日本より22日ほど遅れて「龍年」を迎えた。 「龍年」はもちろん中国の言い方で、日本では「辰年」と呼ぶ。そして22日遅れたというのは、中国では干支は西暦ではなくて旧暦に従うからだ。 ...全文を読む
2012年02月06日09時58分
お正月と言っても、日本と中国とでは過ごし方や楽しみ方はずいぶん違う。日本人にとって最大のイベントはやはり初詣だろう。老若男女を問わず、国民全員が必ずやることである。数日にわたって近辺や遠くにある有名な...全文を読む
2012年02月06日09時26分
中国では都市化、工業化、高齢化などが急速に進むにつれて、国民の社会サービスに対するニーズも多様化、高度化しつつある。そんな中、社会福祉労働者やソーシャルワーカーの専門職化がますます強く求められるよ...全文を読む
2012年01月10日18時04分
2011年に通達された「ソーシャルワーク専門人材育成の強化に関する意見」は、改革開放以降のソーシャルワーカーの育成に対して厳しい評価を下している。 「ソーシャルワークの人材の発展は立ち遅れてお...全文を読む
2012年01月04日09時51分
前回で述べたように、日本の「国民皆保険・皆年金」体制は格差社会の進行によって危機的な状況に陥っている。翻って中国はといえば、むしろ格差の急拡大によって「国民皆保険・皆年金」体制の構築が多大な困難にぶ...全文を読む
2011年12月26日14時45分
2011年12月22日14時25分
前回のコラムでは、格差社会の進行は社会保険の性格を大きく変えているということを述べたが、それは、日本の社会保険制度における保険料納付特別措置を見ても明らかである。 (1)国民年金の保険料納付...全文を読む
2011年12月20日09時34分
格差の拡大にブレーキをかける方法としては、一般に社会保障制度の整備などが挙げられる。一方、格差の拡大は社会保障制度の整備を妨げることだけでなく、ひいては社会保障の基盤を根底から掘り崩すことにもなり...全文を読む
2011年12月19日09時38分
中国では去る11月29日、中央貧困脱却活動会議は北京で開かれた。同会議で、中国政府は農村部の貧困基準にあたる「貧困線」を年間純収入2300元(約2万8200円)に引き上げることを決定した。現行の貧困...全文を読む
2011年12月15日17時42分
金城学院大学院文学研究科社会学専攻教授。
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