久保田博幸の記事一覧

海外投資家は再び日本国債を大量買い越しに

1月20日に日本証券業協会は12月の公社債投資家別売買高を発表した。公社債投資家別売買状況のデータは、全体の数字と短期債の数字となっているため、短期債を除く債券のデータについて全体から短期債を引いた。ここには国債入札で購入した分や日銀の国債買入分は入っていない。12月の公社債投資家別差し引き売買高注意、マイナスが買い越し単位・億円 ()内は国債の投資家別売買高の超長期・長期・中期別都市銀行 559...

2017年01月21日 12:44

金融市場は年明け早々、トランプ発言等で波乱含みの様相に

私は昨年1月当初のコラムに「2016年は年明け早々に金融市場は世界的に波乱含みの展開となった」と書いていたが、今年も「2017年は年明け早々に金融市場は世界的に波乱含みの展開となった」と書かざるを得...

2017年01月19日 10:01

トランプ大統領で何が変わるのか

 今後の世界情勢をみる上でも大きな懸念材料となりそうなのがトランプ次期米国大統領の登場となる。世界で最も影響力を持つ国のトップに不安要素が満杯というのも興味深い事...

2017年01月18日 09:32

英国のメイ首相はハードブレグジットを示唆か

 英国ではユーロという単一市場からの離脱の可能性が強まりつつあり、ハードブレグジット・リスクが懸念されている。メイ首相は10月にEU法が英国で適用される欧州共同体法の廃止についても触れており、EU法...

2017年01月17日 09:43

2017年はトランプ氏だけでなく欧州の選挙にも注目

2017年の最大の注目材料は20日に米国大統領に就任するトランプ氏の動向となりそうだが、欧州の動向にも注意しておく必要がある。 英国では単一市場からの離脱の可能性が強まりつつあり、ハードブレグジット・...

2017年01月15日 16:32

2017年の金融相場をみる上で注目すべきポイント

 2017年の金融市場の動向を占う上で注目すべきポイントをまとめてみたい。最初に注意すべきは1月20日に就任する米国のトランプ大統領であろう。11日のトランプ氏の記者会見では、ロシアとの関係を問う質問...

2017年01月14日 11:30

2017年に日銀やFRBの人事等で気をつけるべきこと

 2017年の日銀とFRBの金融政策を決める会合のスケジュールを確認してみたい。FOMC後の議長会見は今年も四半期ごとに年4回、3、6、9、12の各月に予定されている。 1月30日(月)・31日(火)...

2017年01月13日 10:04

トランプ相場は終焉したのか

米東部時間11日午前11時(日本時間12日午前1時)に米国の次期大統領となるドナルド・トランプ氏が米大統領選で勝利してから初めて、公の場で記者会見を開いた。金融市場だけでなく世界中の多くの人々が、その...

2017年01月12日 10:10

英国のハードブレグジット(英国がEUから完全に離脱する強硬路線)・リスクはあるのか

 英国のメイ首相は8日、今年初のテレビインタビューで、英国のEU離脱は「正しい関係を得るものであって、メンバーシップを少し残すことではない」と強調した。「われわれは離脱する。EU加盟国ではもはやなくな...

2017年01月11日 09:38

通貨がいらない国、通貨が多い国、通貨が流出する国

2016年末現在、マイナス金利政策を導入しているのは日本とユーロ圏、そしてデンマーク、スウェーデン、スイスの中央銀行となっている。このうちデンマークやスウェーデンはキャッシュレス化が急ピッチで進んで...

2017年01月09日 15:47

中国の短期金利が一時100%となった原因

 昨年の年初の金融市場はリスクオフの動きでスタートした。中国経済の先行き懸念にそれに伴っての原油価格の下落、原油価格の下落による資源国への影響なども意識されて、円高が進むなどリスクオフの動きを強めるこ...

2017年01月07日 11:28

国債の歴史からみた日銀の長期金利コントロールの意味

 日本の国債市場が本格的に稼働したのは、それほど昔のことではない。1979年頃まで、預金金利などは厳しく規制されてきており、国債の金利を含めて市場水準よりかなり低いレベルに置かれていた。これにより企業...

2017年01月06日 10:01

トランプ相場の背景にあるポスト・グローバル危機

 金融市場、金融相場の世界では、ある言葉が流れの変化を象徴することが多い。昨年の米国大統領選挙の結果を受けての「トランプ相場」とか「トランプラリー」と呼ばれるものもそのひと...

2017年01月05日 09:43

個人向け国債を購入の際には日銀の動向にも御注意を

 来年度の国債発行計画をみると、個人向け国債については今年度の発行額が増加したことで、来年度は約3兆円の発行予定となっている。今年度当初に比べ1兆円の増加となる。今年度の個人向け国債の発行額は12月現...

2017年01月01日 09:26

無理を重ねた日銀は神風に助けられるのか

 2016年12月19、20日に開催された日銀の金融政策決定会合の主な意見では、金融政策運営に関して次のようなコメントが紹介されていた。 「ポジティブなショックがあるとき、金利をゼロ%で固定すれば金融...

2016年12月31日 09:40

日銀が国債買入額を元に戻した理由

 12月19、20日に開催された日銀金融政策決定会合の主な意見が公表された。このなかの金融政策運営に関する意見に次のようなものがあった。 「現行の政策枠組みのもとでは、金融政策決定会合における決定と、...

2016年12月30日 09:47

日銀が目標CPIを総合からコアに変えたことで興味深い事態に

2016年11月の消費者物価指数が27日に公表されたが、この数字がなかなか面白いことになっている。 11月の消費者物価指数の「総合」は前年同月比でプラス0.5%、「生鮮食品を除く総合(コア)」で同マイ...

2016年12月29日 09:58

菅官房長官と黒田日銀総裁による円安政策とは何か

 27日の日経新聞の一面に、気になる記事というかコメントがあった。これは菅官房長官とのインタビューのなかで、為替に関して、円安となっているのは私たちが為替の危機管理をちゃんとやっているからだ、との発言...

2016年12月28日 09:59

フィンテックで我々の生活の何が変わるのか

フィンテック(Fintec)とは、金融(Finance)と技術(Technogy)を組み合わせた米国発の造語である。かなり漠然としたものであり、一過性のブームかともみられていたが、日銀は今年4月に...

2016年12月27日 10:10

来年度の国債の発行計画をみながら国債発行の仕組みを知ろう

 12月22日に政府は来年度予算案を閣議決定しました。2017年度予算案は一般会計の総額で97兆4547億円程度と、2016年度の当初予算を7329億円程度上回り、過去最大となります。どこまで増えてい...

2016年12月23日 11:50

日銀の長期金利操作目標の引き上げはありうるのか

 12月20日の日銀の金融政策決定会合では、賛成多数で金融政策の現状維持を決定した。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)、資産買入れ方針ともに7対2での賛成多数となったが、いずれも木内委員と佐...

2016年12月22日 10:05

9月末時点での日本国債の保有者

 日銀は12月19日に資金循環統計(7~9月期速報値)を発表した。これによると個人の金融資産は9月末時点で約1752兆円となり、6月末の約1746兆円から増加した。個人の金融資産の内訳は「現金・預金」...

2016年12月20日 09:42

2016年は予想外の出来事が発生し市場を揺るがす

2016年は予想外の出来事が発生し市場を揺るがすが、市場の動揺は比較的短時間で収まったというのが特色だったと言えるのではなかろうか。 2016年は年明け早々に金融市場は世界的に波乱含みの展開となった。...

2016年12月19日 10:04

米国債保有高で日本が中国を抜いてトップに返り咲く

 米財務省が発表している米国債国別保有残高(MAJOR FOREIGN HOLDERS OF TREASURY SECURITIES、http://www.ustreas.gov/tic/mfh.t...

2016年12月17日 11:38

改善を示す日銀短観と株価の関係

日銀が14日発表した12月の短観では、ベンチマークとなっている大企業製造業DIはプラス10となった。前回調査のプラス6から4ポイントの改善となった。改善は6四半期ぶりとなる。 しかし、3か月先の業況判...

2016年12月15日 09:47

金融市場は中央銀行の都合で形成されるものではない

 米長期金利の上昇が止まらない。12日には一時2.5%台に上昇した。原油先物も上昇し、WTI先物1月限は一時54ドル台をつけたことも、米長期金利上昇を促す格好となった。米長期金利の上昇はドルも押し上げ...

2016年12月14日 09:57

日銀は異次元化した金融政策の縺れを解けるのか

市場では12月13、14日のFOMCを注目しているが、19、20日の日銀の金融政策決定会合にはさほど関心がないようである。 12月8日のECB理事会では予定通り、資産買入プログラムの延長を行った。その...

2016年12月13日 09:28

トランプ政権とFRBの関係性と今後の米利上げの行方

 12月4日のイタリアの憲法改正の是非を問う国民投票では、予想されていたように憲法改正が否決され、この結果を受けてレンツィ首相は辞任の意向を表明した。しかし、市...

2016年12月12日 10:02

ECBの時間稼ぎの政策と日米欧の長期金利の行方

 12月8日のECB理事会では、政策金利は据え置いた。すでにこれ以上のマイナス金利の深掘りをしないことを表明しており、市場は資産買入の行方に注目していた。これまでの会合では...

2016年12月11日 11:03

ECBは資産買入額を減らして延長、これはテーパリングに向けた布石か

 12月8日にECBの金融政策を決定する政策理事会が開かれた。市場の注目はどちらかといえば、12月13、14日に開かれるFOMCに向けられているものの、ECBの動向にも注意が必要となる。今回、ECBは...

2016年12月09日 10:02

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