門田隆将の記事一覧

「共産主義」が淘汰され「民族主義」に至った中国の怖さ

「1980年代、中国共産党はすでに“破産”していた」――そんなことを言われたら、「えっ、本当か?」と思わず、自分の目をこする向きも少なくないのではないだろうか。しかも、そんな記事を掲げたのが「朝日新聞」だと知ったら、どうだろうか。今日(2月25日)、朝日新聞朝刊のオピニオン欄(17面)に、興味深いインタビュー記事が掲載された。題して「中華民族復興」。アメリカの文化人類学者、パトリック・ルーカス氏(...

2015年02月25日 23:50

日本は「台湾」を支えることができるのか

台湾の霧社(南投県仁愛郷)で「桜の植樹祭」を終えたあと、私は台南と高雄で「二二八事件」の取材をおこない、昨夜遅く台北から日本に帰ってきた。後藤健二さんがISによって殺害されたという痛ましいニュースに接...

2015年02月05日 23:35

「日本」と「台湾」の切っても切れない縁

いま台北にいる。明日(日付が変わったので本日)は、台中を経由して霧社(現在の南投県仁愛郷)に行く。1930(昭和5)年に「霧社事件」が起こった地である。事件から85年という気の遠くなるような歳月が経過...

2015年01月31日 01:45

「信頼される新聞」と朝日新聞の社説

昨日(1月23日)は、朝日新聞の「誤報」問題をテーマにして「信頼される新聞とは」と題されたシンポジウム(於:毎日ホール)にパネラーとして参加した。パネラーは、ジャーナリストの池上彰さん、朝日新聞で慰安...

2015年01月24日 23:23

2015年は生き残りをかけて新聞が“二極化”する

いよいよ激動の2014年が終わる。私にとっては、新聞とは何か、新聞記者とは何か、を考えさせてくれる「1年」でもあった。来たる2015年はどんな年になるのか、今年の出来事から考えてみたい。ふり返ると、2...

2014年12月31日 17:35

衆院選は「DR戦争」に突入した

いよいよ衆院選が公示され、12月14日の投開票に向かって、各党の激しい闘いが始まった。今回の選挙の争点は、「アベノミクス」の是非だそうである。私は、この2年間の安倍政権の経済政策だけでなく、集団的自衛...

2014年12月02日 16:33

やはり「本質」に踏み込まなかった朝日新聞「第三者委員会」

朝日新聞の「吉田調書」誤報事件に対する第三者委員会の「検証結果」が明らかにされた。題して〈「福島原発事故・吉田調書」報道に関する見解〉。全21ページにわたる報告書である。私は、さまざまな感慨を持ちなが...

2014年11月13日 15:24

尖閣の“致命的譲歩”と日中首脳会談

中国の“力の戦略”に、ついに日本は屈した。APEC(アジア太平洋経済協力会議)を前にして日中両政府が11月7日に発表した文書について、私は、「ああ、日本はやってはいけないことをしてしまった」と思った。...

2014年11月08日 23:33

朝日誤報事件「故郷土佐」で訴えたこと

一昨日、昨日(土・日)に、2日続けての講演で故郷・高知に帰ってきた。25日は、昭和19年10月25日に戦局挽回のために特攻が始まって70年目の記念日だった。その日に合わせて、「特攻、その真実」というテ...

2014年10月27日 12:40

永田町で教訓を「生かす者」「殺す者」

「なんのための改造だったの?」。永田町では、そんな声が飛び交っている。改造前には、辞任が取り沙汰されるような閣僚スキャンダルは出なかったのに、満を持したはずの内閣改造をおこなった直後、次々とスキャンダ...

2014年10月20日 19:54

朝日新聞「3度の転機」と生き残りへの「道」

日本人にとって非常に不思議な存在である「朝日新聞」への非難が収まらない。中国と韓国の主張と一体化し、ひたすら日本人を貶めて来た同紙に、国民の怒りが一気に噴出しているように思える。現在、世界から「性奴隷...

2014年09月26日 16:58

“情報ビッグバン”に敗れた朝日新聞

朝日新聞は、“情報ビッグバン”に敗れた。私は、そう思っている。朝日新聞の木村伊量社長の記者会見、そして「吉田調書」誤報の検証記事を見ながら、私には、いくつもの感慨が湧き起こった。朝日新聞の「9・11」...

2014年09月13日 22:29

「日本を貶める朝日新聞」は生き残れない

いよいよ読売新聞も共同通信も“参戦”してきた。私は昨日の読売新聞、そして共同通信の配信記事を掲載した本日の地方紙の各紙を見て、いったい朝日新聞はどんな対応をとるのだろうか、と思った。読売新聞も共同通信...

2014年08月31日 13:41

日本人にとって「朝日新聞」とは

もうここまで来ると「日本人にとって朝日新聞とは?」ということを真剣に考えなければならないのではないだろうか、と思う。一昨日から産経新聞が報じている「吉田調書」(聴取結果書)の真実は、多くの国民に衝撃を...

2014年08月20日 11:23

従軍慰安婦「記事取り消し」でも開き直った朝日新聞

本日(8月5日)紙面で朝日新聞が、突如、従軍慰安婦の大特集を組んだ。しかし、まるで子どものようなひとりよがりの記事に、私は絶句してしまった。“僕だけじゃないもん!”――そんな駄々っ子のような理屈に、言...

2014年08月06日 01:07

「真の友好」を遠ざけた舛添都知事の「屈服外交」

これで韓国との「真の友好」は遠のいたなあ、とつくづく思う。舛添要一・東京都知事が韓国の朴槿惠(パク・クネ)大統領と青瓦台で会い、まるで朝貢外交でやってきた使節のようにぺこぺこと頭を下げるようすが日本と...

2014年07月27日 13:08

共同通信が決着させた朝日新聞「吉田調書」誤報事件

どうやら朝日新聞の「吉田調書」の“誤報事件”も決着がついたようだ。共同通信の連載記事『全電源喪失の記憶~証言福島第一原発~』が、ようやく問題の「2011年3月15日朝」の場面に辿りつき、その時のようす...

2014年07月25日 07:31

日本のメディア“偽善”と“すり替え”の罪

昨日7月9日は、福島第一原発(1F)の元所長、吉田昌郎氏が亡くなって丸1年、すなわち「一周忌」だった。ちょうどこの日、『週刊朝日』の元編集長で、朝日新聞元編集委員でもある川村二郎さんと私との対談記事が...

2014年07月10日 12:49

従軍慰安婦が「韓国政府」を訴えた歴史的意味

いつも興味深い情報を提供してくれる『レコード・チャイナ』が、今日も注目すべきニュースを配信していた。かつてアメリカ軍基地の周辺で売春に従事していた韓国の米軍慰安婦たちが起こした集団訴訟に関する論評記事...

2014年07月01日 07:02

“文民統制”が効かなくなりつつある中国人民解放軍

昨日は大垣と岐阜で講演があった。朝早くの新幹線に乗り、また夜は地元で大学時代の先輩と一杯飲り、その上、「十八楼」という長良川沿いの創業150年という老舗旅館で温泉まで満喫させてもらった。ここのところ締...

2014年06月27日 23:34

朝日新聞の「抗議」を受けて

昨日、名古屋で講演があった。テーマは、「極限の現場に立つ日本人の底力とは」というものである。サブタイトルは、「太平洋戦争と福島第一原発事故から何を学ぶか」というものだった。私は、さまざまなジャンルでノ...

2014年06月11日 09:20

お粗末な朝日新聞「吉田調書」のキャンペーン記事

「ああ、またか」。失礼ながら、それが正直な感想である。今週、私は取材先の台湾からやっと帰ってきた。私が日本を留守にしている間、朝日新聞が「吉田調書」なるものを“加工”し、「福島第一原発(1F)の現場の...

2014年06月01日 06:28

“反日教育”を受けた人民解放軍「青年将校」の怖さ

台湾南部での取材を終え、今日、台北まで帰って来た。ネット環境が悪く、ブログも更新できないままだった。バシー海峡を隔てて遥かフィリピンと向かい合う鵝鑾鼻(ガランピー)と猫鼻頭(マオビトウ)という二つの岬...

2014年05月25日 23:54

日台の“絆”と映画「KANO」

台湾に来ている。次作のノンフィクションの取材のためである。明日(21日)からは南部の高雄、明後日からは、恒春より猫鼻頭(マオビトウ)に至る台湾最南端各地での取材となる。太平洋戦争下、台湾とフィリピンの...

2014年05月20日 23:58

日本はそれでも「中国の掌(てのひら)」で踊るのか

2014年のゴールデンウィーク(GW)も終わった。昨夜は、大学時代のサークルの飲み会があり、夜中まで深酒した。帰路、酔い冷ましに午前2時を過ぎた都心をしばらく歩いたが、GWというのに3月から4月上旬の...

2014年05月07日 18:12

世界の脅威「中国」とどう対峙すべきなのか

さまざまな意味で、2014年4月24日は歴史的な一日だったと思う。私は東京・内幸町の飯野ビルで講演があり、朝9時過ぎには霞が関界隈にいた。オバマ大統領来日の影響で車が都心に流れ込むのが規制されたのか、...

2014年04月25日 04:21

名実ともに「空想的平和主義」の時代は終わった

いよいよ日本と中国との鬩(せめ)ぎ合いが、国際社会の大きな焦点となってきた。訪中したアメリカのヘーゲル国防長官が4月8日、記者会見で述べた中身が要因だ。ヘーゲル氏は、尖閣諸島(中国名:釣魚島)について...

2014年04月09日 23:38

「戦争」に思いを馳せる季節

私にとって4月の桜の季節は、1年のうちで8月と共に「歴史」に思いを馳せる時期でもある。今から69年前、1945(昭和20)年4月は、日本にとって危急存亡の時だった。そして、多くの青年が若き命を散らした...

2014年04月06日 12:00

なにが「袴田巌」を死刑から救ったのか

日本列島を駆け抜けたビッグニュースだった。「これ以上、拘置を続けるのは耐え難いほど正義に反する」「証拠が捏造(ねつぞう)された疑いがある」。村山浩昭裁判長の痛烈な文言と共に、48年という気の遠くなる年...

2014年03月28日 14:12

愛すべき隣人「台湾」の未来と「日本」

昨日は、夜、姫路で講演があったので、途中、甲子園で明徳義塾(高知)と智弁和歌山(和歌山)の試合を観戦してから姫路に行き、講演のあと、地元の人たちと夜遅くまで飲んだ。結局、ホテルに入ったのは、もう午前1...

2014年03月25日 16:55

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