門田隆将の記事一覧

次の都知事には「本義に生きる人」を

つくづく人間の器量とは、土壇場でこそ発揮されるものだと思う。舛添要一都知事の醜態は、人間として、リーダーとしての「行動」「考え方」「覚悟」、あるいは、「身の処し方」……など、あらゆることについての「教訓」を後世に残してくれた。その意味では、舛添氏は、長く日本の歴史に「名を残した」ことになる。国民の怒りが尋常なものでないことを最後に知った与党の自民党と公明党の優柔不断さも見苦しいものだった。「引導を...

2016年06月15日 17:50

「オバマ広島訪問」を陰で実現した人々

私は、なぜオバマ大統領の「広島訪問」がこれほどの感動を呼んだのか、その理由を考えている。そして、これを実現させた名もなき人々のことに思いを馳せている。「核なき世界」は、人類の悲願だ。しかし、すべての形...

2016年05月29日 10:55

日中外相会談「大失敗」の意味

最近、どうも不思議なことがある。安倍政権の外交姿勢である。2012年12月の政権発足以来、“対中包囲網外交”を展開し、ある意味の「焦り」を中国側に生み出してきた安倍外交が、ここのところ、どうもおかしい...

2016年05月02日 09:07

「1票の格差」という欺瞞

昨日、共同通信の配信で、この夏の第24回参議院議員選挙に「293人」が立候補の名乗りを上げていることが明らかになった。各地方紙がこれを一斉に大きく報じたことで、参院選への空気が一挙に高まった感がある。...

2016年04月29日 23:50

待機児童問題は「舛添知事」の“命取り”になるのか

これは、ひょっとしたら、舛添要一都知事の“命取り”になるかもしれない。私はそう思っている。いや、そうすべきだと思う。都議会議員のやながせ裕文氏が、「舛添知事は、韓国人学校より保育所をつくれ!」と必死で...

2016年03月19日 21:34

「恬(てん)として恥じず」朝日新聞は“再び”死んだ

昨日の朝日新聞、そして今日の産経新聞の記事を見て、目が点になった人は多かったに違いない。仰天、唖然、衝撃……どんな言葉を用いても、そのことを表現することは難しいだろう。私は前回のブログで、国連欧州本部...

2016年02月20日 14:43

国連でやっと主張された「慰安婦強制連行」の真実

ああ、やっとここまで来たのか。そんな思いがする。今朝の産経新聞が1面トップで〈慰安婦問題 強制連行説は「捏造」 「20万人、朝日が混同」 政府、国連委で説明〉と報じた。日本が国連欧州本部で開かれた女子...

2016年02月17日 14:24

大勝でも台湾「蔡英文」新総統が歩む“茨の道”

一夜が明け、昨夜の興奮が嘘だったかのように台北は静かな「雨の休日」を迎えている。先週から台湾総統選の取材に来ている私は、つい10時間ほど前までの“地響き”のような熱狂と興奮が「ひょっとして夢だったので...

2016年01月17日 09:51

加藤ソウル前支局長「無罪判決」から何を学ぶか

「(無罪判決は)予想できなかった」。産経新聞の加藤達也・前ソウル支局長(49)が、記者会見で漏らしたこの言葉が、四面楚歌の中でのこの裁判の厳しさを表わしていた。本日、ソウル中央地裁において、加藤氏は韓...

2015年12月17日 23:51

「国家のあり方」と映画『海難1890』の感動

本日、封切りになった映画『海難1890』を観に行った。朝8時40分からの、まさに最初の回である。朝早くて、さすがに「TOHOシネマズ新宿」もまだ、人影は少なかった。これほど早く観に行ったのには、わけが...

2015年12月05日 23:05

「習―馬会談」で始まった中国の「台湾併呑」作戦

「ああ、ついにやってしまった」。そんな声が猛然と台湾で広がっている。来年1月16日に総統選を控えた台湾で、国民党の馬英九総統が“ひとつの中国”を全世界にアピールするために習近平・中国国家主席との会談を...

2015年11月07日 23:08

「中国」vs「日米台」の激動の時代到来へ

10月6日に訪日して注目を浴びた台湾の最大野党「民進党」の総統候補、蔡英文主席(58)が台湾に帰国後も、話題をまいている。昨日「10月10日」は、辛亥革命を祝う「双十節」だった。孫文による辛亥革命勃発...

2015年10月11日 22:07

激動「東アジア」の鍵を握る台湾「蔡英文女史」の来日

今日で9月も終わる。11月に上梓する長編ノンフィクションの執筆で徹夜の連続である。そのため、ブログも更新できないままだった。さまざまなことがあった9月だったが、なんといっても、安保法制が成立したことが...

2015年09月30日 21:45

「戦後70年」日本の未来への“障害”となっているのは何か

戦後70年の「夏」が終わろうとしている。この夏は、テレビも、新聞も、ラジオも、戦後70年の企画や特集のオンパレードだった。国民の多くが70年前に終わった第二次世界大戦の悲劇の大きさを改めて思い起こした...

2015年08月29日 19:11

戦後70年「バシー海峡慰霊祭」に集った人々の涙

本日(8月2日)午前11時15分から、台湾南部の屏東(へいとう)県猫鼻頭にある潮音寺において、「戦後70周年バシー海峡戦没者慰霊祭」がおこなわれた。バシー海峡と聞いて、すぐに「ああ、あそこか」と思う人...

2015年08月02日 23:51

折も折、「李登輝・元総統」来日をどう受け止めるか

昨夜は、台湾の李登輝・元総統を歓迎する会があり、永田町のキャピトル東急ホテルに行ってきた。主催は、日本李登輝友の会である。李登輝氏は日本の国会議員有志に招聘されて、国会議員会館で演説し、日本外国特派員...

2015年07月23日 19:17

いつまで続くのか「空想」と「現実」の戦い

安保法制が衆議院を通過し、参議院に送られた。いつものように国会では、中身の乏しいエモーショナルな質問が繰り返された末の衆院通過だった。私は、今国会での議論に期待を寄せていた一人だ。中国の膨張主義による...

2015年07月17日 13:12

「習近平」を追い詰められないアメリカが歴史に残す「禍根」

激動する国際情勢と、いつまで経っても「本質論」に至らない安保法制をめぐる日本の国会審議。中国の戦略にアメリカが完全に呑み込まれつつある今、「このままでアジア、そして日本は大丈夫なのか」という思いがこみ...

2015年06月28日 20:08

中国国防白書と「広島サミット」の実現

今日、中国政府は2年に1度の国防白書「中国の軍事戦略」を発表し、国防部の楊宇軍・報道官が記者会見をおこなった。南シナ海での領有権争いについて、白書にいったいどんな表現を盛り込むのか、注目が集まっていた...

2015年05月26日 17:34

顕在化する東アジア「二つの脅威」

昨日から今日にかけて、東アジアにおける“二つの脅威”をしみじみ考えさせられる記事を読んだ。このままで、「東アジアは大丈夫か」、そして「日本は存立できるのか」ということを大袈裟ではなく真剣に考えざるを得...

2015年04月24日 10:42

産経新聞「加藤達也・前ソウル支局長」が耐えた8か月

“筋違い”の上に“理不尽”と“不条理”が重なった目茶苦茶な「8か月」だった。産経新聞の加藤達也・前ソウル支局長の出国停止の措置が解かれ、4月14日夜、ついに加藤氏はソウルから日本に帰国を果たした。出国...

2015年04月15日 11:43

「高野連」ってナニモノなのか?

敦賀気比高(福井県敦賀市)が北陸勢初の甲子園制覇を果たした。昨夏は準決勝で、優勝した大阪桐蔭に乱打戦の末に敗れ去ったものの、今大会では優勝候補の筆頭と見られていた通りの「堂々の初優勝」だった。平沼翔太...

2015年04月03日 13:51

なぜ『マッサン』はこれほどの反響を呼んだのか

本日の放映で、話題を呼んだNHKの朝の連続ドラマ『マッサン』が終了した。毎朝、胸が熱くなるシーンが必ず登場する稀有(けう)な朝ドラだった。私は、このドラマを第1回から最終回まで、すべて観た。もちろん、...

2015年03月28日 16:25

風評被害との闘いがつづく「震災4周年」

今日で、震災から4年が経った。昨日も、原発事故に関して都内で講演をさせてもらった。歳月の流れの速さを最近とみに感じる。本日は、4周年に合わせて政府主催の追悼式が千代田区の国立劇場で営まれた。天皇・皇后...

2015年03月11日 23:56

「共産主義」が淘汰され「民族主義」に至った中国の怖さ

「1980年代、中国共産党はすでに“破産”していた」――そんなことを言われたら、「えっ、本当か?」と思わず、自分の目をこする向きも少なくないのではないだろうか。しかも、そんな記事を掲げたのが「朝日新聞...

2015年02月25日 23:50

日本は「台湾」を支えることができるのか

台湾の霧社(南投県仁愛郷)で「桜の植樹祭」を終えたあと、私は台南と高雄で「二二八事件」の取材をおこない、昨夜遅く台北から日本に帰ってきた。後藤健二さんがISによって殺害されたという痛ましいニュースに接...

2015年02月05日 23:35

「日本」と「台湾」の切っても切れない縁

いま台北にいる。明日(日付が変わったので本日)は、台中を経由して霧社(現在の南投県仁愛郷)に行く。1930(昭和5)年に「霧社事件」が起こった地である。事件から85年という気の遠くなるような歳月が経過...

2015年01月31日 01:45

「信頼される新聞」と朝日新聞の社説

昨日(1月23日)は、朝日新聞の「誤報」問題をテーマにして「信頼される新聞とは」と題されたシンポジウム(於:毎日ホール)にパネラーとして参加した。パネラーは、ジャーナリストの池上彰さん、朝日新聞で慰安...

2015年01月24日 23:23

2015年は生き残りをかけて新聞が“二極化”する

いよいよ激動の2014年が終わる。私にとっては、新聞とは何か、新聞記者とは何か、を考えさせてくれる「1年」でもあった。来たる2015年はどんな年になるのか、今年の出来事から考えてみたい。ふり返ると、2...

2014年12月31日 17:35

衆院選は「DR戦争」に突入した

いよいよ衆院選が公示され、12月14日の投開票に向かって、各党の激しい闘いが始まった。今回の選挙の争点は、「アベノミクス」の是非だそうである。私は、この2年間の安倍政権の経済政策だけでなく、集団的自衛...

2014年12月02日 16:33

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