一般社団法人日本戦略研究フォーラムの記事一覧

巨大なカジノ都市と化したマカオ - 坂場三男

先月末、12年振りにマカオを訪問した。既に前回訪問した2006年に、マカオは米国のラスベガスを抜いて世界一のカジノ集積地になったと言われていたが、まさか街全体がこれほどの巨大カジノ都市(大規模カジノが30以上ある)に変貌しているとまでは予想していなかった。つい20年前までは近接する2つの島を結んだ埋め立て地で、荒涼たる湿原が広がる一帯だった。正に、「中国パワー」の物凄さを見せつけられた感じだった。...

2018年06月15日 16:45

米朝首脳会談で一体誰が得をしたのか - 澁谷 司

今年(2018年)6月12日、シンガポール、セントーサ島のカペラホテルで、史上初の米朝首脳会談が開催され、全世界の耳目を集めた。 数ヵ月前には、朝鮮半島で米朝が戦火を交えるのではないかと囁かれていた。...

2018年06月15日 16:39

「米国発“貿易戦争”は第二次大戦前夜?」 ―既成制度見直しで中国の自由貿易違反を封じ込め― - 屋山太郎

トランプ米大統領が引き起こした貿易戦争は、2回目のG7でも収まる気配がない。互いに新たな障壁を設けたり、関税を引き上げたりし続ければ、世界は第二次大戦前夜の様相になるだろう。各国ともかつての苦い経験を...

2018年06月13日 11:25

人気司会者が暴いた中国芸能界の深い闇 - 澁谷 司

今年(2018年)5月24日以来、中国国営中央テレビ(CCTV)の人気司会者である崔永元(政治協商委員)が、中国版ツイッター(微博)で何回か、有名女優、範冰冰の脱税疑惑を暴露した。 脱税の手口として、...

2018年06月11日 17:06

「国家が許した犯罪」を争点にする大統領選挙 - 坂場 三男

南米・コロンビアの話である。先月末の27日に大統領選挙の第1回投票が行われ、6人の立候補者の中に過半数の票を獲得する者がいなかったために、今月17日(サッカー・ワールドカップでの対日本戦が行われる2日...

2018年06月08日 15:32

習政権の「信用中国」による人民監視体制 - 澁谷 司

現在、中国では、アリババによる「芝麻信用」(セサミ・クレジット)、テンセントによる「騰訊信用」(テンセント・クレジット)等が、個人の信用度を査定している。我が国でも、個人が不動産を購入する際、銀行やノ...

2018年06月08日 14:52

「秩序なき世界制覇を謀る中国」 ―今こそ聖徳太子、福沢諭吉の中国観を再考すべし― - 屋山太郎

習近平国家主席の中国は、強い軍隊を築いて世界にのし出す構えを示している。ごく最近まで、日本や米欧の中国観は、自由主義経済の中に加えて訓練すれば、いずれ中国も民主主義社会に仲間入りするというものだった。...

2018年06月06日 11:40

中国を「文化侵略」する日本のソフトパワー - 澁谷 司

最近、中国に「精神日本人」という一風変わった人達が現れた。昔の日本の軍服を着てコスプレする。彼らは日本や日本人が大好きなのだろう。できれば、日本人として生まれたかったのかもしれない。 習近平政権は「精...

2018年06月05日 17:21

関税で中国を揺さぶる米国と米朝首脳会談 - 澁谷司

周知の如く、現在、米国は、米中貿易戦争で中国に揺さぶりをかけている。 トランプ政権は、今年(2018年)3月から、次々と輸入関税品目を拡大した。米商務省は、まず1000億米ドル(約11兆円)相当の、次...

2018年06月01日 18:58

日本の合従外交と中国の連衡策の相克

中国の歴史における「戦国時代」(紀元前5~3世紀)に縦横家(しょうおうか)と呼ばれた弁舌の徒が活躍した時期があった。斉や秦、あるいは楚といった主要7ヵ国(いわゆる「戦国七雄」)が生き残りをかけて戦いと...

2018年06月01日 12:30

台湾の「国際生存空間」と統一地方選挙 - 澁谷 司

2016年1月、蔡英文民進党主席が次期総統に当選して以来、中国共産党は、日夜、台湾の「国際生存空間」を狭めようと試みている。台湾と外交関係のある一部の国々が、北京によって切り崩され始めている。 同年5...

2018年05月30日 16:54

「2つの陳情事項に拘り続ける野党の空費」―戦後最大の危機に対する国家防衛政策を示してみよ― - 屋山太郎

国会の「モリ・カケ問題」はもういい加減にしてもらいたい。この問題をほじくれば、汚職問題や行政の不正が糾されるというのであれば、国会が2年がかりで取組む意味はある。しかし、これだけ叩いても金が動いた気配...

2018年05月30日 16:48

凋落著しいフランスの大学 - 坂場三男

顧問・元ベトナム・ベルギー国駐箚特命全権大使 坂場三男 日本で大学紛争の嵐が荒れ狂ったのは1968-69年で、東大のいわゆる「安田講堂事件」が起こったのは69年1月のことである。そのあおりで同年の入学...

2018年05月28日 16:55

「核実験場の爆破」、廃棄や凍結と見せかける北朝鮮がよくやる下手な芝居 ―米国は、交渉の先延ばしや猿芝居に翻弄されず、今何をすべきか判断すべきだ― - 西村金一

政策提言委員・軍事/情報戦略研究所長 西村金一 北朝鮮は5月24日、豊渓里の核実験場の坑道の爆破を公開し、核の放棄を示す宣伝を始めた。今回、米・英・中・露・韓国のマスメディアは招待されたが、爆破を検証...

2018年05月28日 10:50

米中の北朝鮮・貿易戦争をめぐる攻防

北朝鮮の金正恩委員長による“掌返し外交”で、世界中が委員長に振り回されている。今年(2018年)4月27日、南北朝鮮を分ける板門店で、文在寅大統領と金委員長が手と手を取り合って、南北国境を跨ぐパフォー...

2018年05月25日 16:00

「異常タックルを仕掛けさせた日大内田監督」 ―伝説の猛特訓で何を教えてきたのか―

日大のアメフット部の内田正人監督が「すべて私の責任」と述べて監督の引責辞任を表明した。普通なら監督辞任で騒動は幕引きとなるものだが、他大学の監督からは全く反応なし。調査結果をまとめた日大側の謝罪文が発...

2018年05月23日 18:30

世界を驚かせたマハティールの再登場 - 澁谷 司

今年(2018年)5月9日、マレーシアでは、下院選挙(定員222議席。任期は5年。小選挙区制)が行われ、与党連合・国民戦線(BN)が惨敗した。 ナジブ首相(ナジブ・ラザク。第2代ラザク首相の息子)率い...

2018年05月22日 14:37

マレーシアの総選挙に見た究極のポピュリズム - 坂場三男

大盤振る舞いというか、バラマキというか、今回のマレーシア総選挙は、ポピュリズム政党と化した与野党が、互いへの怨念をぶつけあった選挙戦であった。勝ったのはマハティール元首相率いる野党連合である。マレーシ...

2018年05月18日 15:02

「中東・中国・北朝鮮、外交の神髄を心得たトランプ大統領」―日本も棍棒を使う根性を持て!― - 屋山太郎

「棍棒片手に猫なで声で対話する」のが外交の神髄だと言われるが、トランプ米大統領はこの手で見事に諸懸案の解消に乗り出している。17年4月、中国の習近平国家主席が訪米した際、会談の最中に「いまシリアの軍事...

2018年05月16日 16:50

北朝鮮の「非核化」と南北朝鮮統一問題 - 澁谷 司

今年(2018年)4月27日、南北朝鮮のトップ同士が、板門店で会談を行った。これを契機にして、融和ムードが朝鮮半島を覆っている。 そのためか、世界の一部メディア、一部の朝鮮半島研究者は、北朝鮮が本気で...

2018年05月14日 15:33

政治指導者と国内世論 - 坂場三男

新聞やTVなどのメディアが毎月のように政党や政権に対する国民の支持状況について世論調査を実施しているが、これにどれほどの意味があるのかよく分からない。政権への支持率が高いと解散総選挙の可能性が高まり、...

2018年05月14日 11:03

目まぐるしく動く東アジア情勢 - 澁谷 司

北朝鮮の金正恩委員長は、今年(2018年)韓国で開催された平昌五輪を契機に、韓国の文在寅大統領と手を携えて東アジアの“和平ムード”を演出してきた。 北朝鮮は、米朝会談(6月12日、シンガポール)を直前...

2018年05月11日 17:15

南アジアにおける深刻な女卑社会 - 坂場三男

先般の財務次官のセクハラ辞任は欧米のマスコミでも取り上げられている。「#MeTooの波が日本にも押し寄せた」といった論調で書かれている。どうも、欧米人の目には日本は牢固とした男性優位社会と映っているよ...

2018年05月11日 13:20

「憲法改正、今がその時!!」 ―国際情勢無視、憲法改正阻止、安倍内閣打倒で何が生まれる?― - 屋山太郎

北朝鮮をめぐって国際情勢が急変している。そこで憲法記念日は何か変化があるのかと注目していたが、革新側は相変わらずの空論である。安倍内閣でできた新安保法もやり直せというに至っては、呆れるほかない。 安倍...

2018年05月09日 12:24

中興通訊事件と中国共産党の“内ゲバ” - 澁谷司

今年(2018年)4月16日、米商務省は、国有企業系の中興通訊(ZTE)が通信機器を経済制裁対象となっているイランと北朝鮮へ違法に輸出したとして、今後7年間、同社に対し、チップ等の部品調達を禁止すると...

2018年05月07日 17:26

「南北朝鮮問題で炙り出される米中韓外交と日本」 中華思想三国と一線を画すとき― - 屋山太郎

北朝鮮の核・ミサイル問題はトランプ米大統領の“戦争”を賭けた強気によって事が収まる様相になってきた。収まらなければ北への経済制裁を限りなく続ける方向で国際社会は固まっている。米朝間でまとまれば日本の出...

2018年05月07日 17:24

「板門店宣言」には韓国の危機が隠されている - 西村金一

板門店宣言は、①南北自主統一を早める ②今年中に終戦を宣言し、休戦協定を平和協定に転換する ③朝鮮半島の非核化に向け努力する ―と決まったことは主に3つだ。これらは、予想どおりだった。南北の平和的統一...

2018年04月30日 16:10

日本の国際的評価と国内報道のギャップ - 坂場三男

我が国で暮らしていると連日のようにテレビも新聞も政権批判の報道を続けており、よほど世の中が悪くなっているのではないかと錯覚する。外国人の目から見ると、モリカケの問題一つとっても(その背景に政治家への多...

2018年04月27日 17:15

中国で急増する「空巣青年」 - 澁谷 司

一昔前、中国では「蟻族」が登場した。大卒という“高学歴”でも、なかなか就職の決まらない若者達である。アルバイトをしながら、狭いアパートで共同生活する。ほぼ同時期に、「蟻族」よりも悲惨な「鼠族」も出現し...

2018年04月26日 15:10

「日米首脳会談で直面した2つの大問題」 ―重要課題に目を背け政権批判を続ける野党に政治家としての資質を問う― - 屋山太郎

トランプ・安倍首脳会談によって、日本は2つの大問題に直面した。1つは北朝鮮に中・短距離ミサイルまで廃棄させることができるか。2つは貿易政策をTPPのように多国間で運用すべきか、米国がいうように2国間協...

2018年04月25日 14:25

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