船田元の記事一覧

9条改正と民主主義

我が国の戦後政治の最大の課題は、憲法9条と自衛隊の存在との折り合いをどうつけるかだと言っても過言ではない。9条が謳う徹底した平和主義は、先の大戦を猛省する国民感情と、GHQの占領政策の合致により、多くの国民から歓迎された。 その後、東西冷戦構造の顕在化と朝鮮戦争の勃発により、我が国は警察予備隊、保安隊、そして自衛隊を持つこととなった。俄かに自衛隊が憲法違反とする革新勢力と、そうではないとする保守勢...

2018年05月21日 17:34

朝鮮戦争と日本の立場

今年2月に韓国の平昌で開催された、冬季オリンピックへの北朝鮮の突然の参加表明から、朝鮮半島情勢が俄かに動き出した。その後あれよあれよという間に、3度目の南北首脳会談があり、米韓、中朝、日中韓会談、そし...

2018年05月14日 18:27

歴史的な南北対話

去る4月27日、韓国と北朝鮮が鋭く対立して来た板門店において、3度目の南北首脳会談が行われた。過去2回は平壌での開催だったので、今回は韓国で初めての会談となった。また普段は見ることが困難だった金正恩委...

2018年05月01日 18:00

政と官の距離

一連の森友、加計学園問題、自衛隊の海外活動における日報問題、さらには財務事務次官のセクハラ問題などなど、中央政界では次々と問題が発生し、「日替わりメニュー」の対応に追われている。この間、北朝鮮問題の急...

2018年04月23日 16:20

公文書と民主主義

昨年春から国会を揺るがせ続けてきた森友問題は、当該役所の決済された公文書が改竄されていたという新事実の発覚により、混迷の度を深めてしまった。それに加えて、南スーダンやイラクに派遣されていた陸上自衛隊が...

2018年04月10日 12:33

『ポスト真実』を乗り切るために

2年前イギリスのEU離脱を問うた国民投票、トランプが選ばれたアメリカ大統領選挙においては、ポピュリズムの台頭が騒がれた。そしてその何れもで大いに役割を発揮したのは、ネットで拡がるフェイクニュースだった...

2018年03月27日 19:13

森友問題に学ぶこと

安倍長期政権が続く中、昨年突如として森友問題が発覚した。新たな私立小学校建設のための国有地の払い下げにおいて、常識を超える値引きが行われていた。また貸与から払い下げに至るまでの手続きが通常よりもかなり...

2018年03月19日 18:07

受動喫煙防止なるか?

先日自民党において、「健康増進法改正案」がようやく固まった。改正のメインは言うまでもなく、禁煙の場所を拡大することにより、「望まない受動喫煙」を無くすことである。受動喫煙防止については、WHO(世界保...

2018年03月06日 09:51

プロ野球くじ構想について

「たかが野球、されど野球」というセリフはかつて怪物と言われた江川卓氏が、また最近では野村克也氏が好んで使う言葉である。野球というスポーツはサッカーやバスケットボールなどと比較しても、より多くの日本人に...

2018年02月27日 15:01

政府と日銀の距離

5年という任期満了を迎えた黒田東彦日銀総裁の再任案が、国会に示されようとしている。また新たな副総裁には、リフレ派論客の就任も取り沙汰されている。安倍政権はマイナス金利も含めた異次元の金融緩和策の継続を...

2018年02月22日 21:14

日本経済のお目付役不在?

今年も残すところあと僅かとなったが、日本経済も20年来のデフレ状況を脱し、企業収益の改善や株価の上昇が続き、バブル崩壊以前の水準に近づいている。この要因の一つは言うまでもなく、安倍第二次政権の目玉政策...

2017年12月25日 21:51

中東の新たな火種

クリスマスがもうすぐやって来るが、キリストの生誕を表現したジオラマ「プレゼーピオ」も街中にちらほら見かけるようになった。その地は聖書によれば、イスラエル・エルサレムの南10キロほどの田舎町ベツレヘムで...

2017年12月11日 21:23

国民投票の難しさ

先日は総選挙後初めての衆議院憲法審査会が開かれた。テーマは選挙前の7月に欧州のイギリス、スウェーデン、イタリアでの調査報告だった。ご承知のようにイギリスではEU離脱か残留かが問われた国民投票、イタリア...

2017年12月05日 07:21

教育の無償化への期待と課題

先の衆議院議員総選挙で、我々自民党は高齢者向け社会保障と同時に、「全世代型社会保障」の導入を公約し、取り分け若者への投資を重点的に行うととした。総選挙での自民党の勝利は、民進党の解体をはじめとする野党...

2017年11月27日 11:25

自然環境は有限

2年前のパリで気候変動枠組条約締約国会議COP21が開催され、画期的な合意がなされた。加盟各国が温暖化ガスの代表であるCO2排出量を、将来どのくらい削減するかを表明し、自国の責任においてその実現を約束...

2017年11月20日 17:32

新型の大国関係とは

トランプ大統領の東アジア歴訪は、まず日本、韓国、そして中国の順番だった。個人的親密度を競った歴訪だったが、戦略的には習近平氏との関係が最も緊密であったかも知れない。安倍総理と文在寅大統領とは、北朝鮮に...

2017年11月13日 15:53

保育現場からの悲鳴に耳を傾けよ

先の衆議院総選挙において、安倍総理は「全世代型社会保障」の充実を訴えて安定多数を確保し、第4次安倍内閣のスタートを切った。これまでの高齢者向け社会保障に加えて、若い世代への投資を重視する画期的な政策で...

2017年11月06日 21:04

丁寧な政権運営を

衆議院総選挙から1週間が過ぎたが、野党側はまだ混乱が続いている。立憲民主党を除いては、希望の党や民進党、無所属の会では党首の顔もなかなか決まらず、来るべき特別国会への対応もままならない。「野党の自滅」...

2017年10月31日 07:06

12期目の当選御礼

第48回衆議院総選挙において、皆様の温かいご支援により、無事に12期目の当選を果たすことが出来ました。心から御礼申し上げます。 この度の総選挙は異例ずくめでした。大方の予想に反して突然の解散が打たれた...

2017年10月24日 17:32

小池新党と民進党

先週臨時国会の冒頭で、衆議院が解散された。突然の解散であったが、安倍総理は北朝鮮への強硬対応の是非や、消費税アップの使い道変更について国民に信を問うとして、解散の大義を示した。選挙の争点はこれに加えて...

2017年10月02日 10:39

教育の無償化と財政再建

突然の解散風が現実のものとなってきた。今なぜ解散か?という大義名分の一つに、「教育の無償化」あるいは「全世代型の社会保障制度」への転換という公約が浮き上がっている。これまでの社会保障制度は高齢者に集中...

2017年09月25日 10:22

小池新党の虚と実

昨年夏の東京都知事選挙、今年夏の都議会議員選挙と、小池百合子元衆議院議員の勢いが止まらない。自民党は安倍総理の森友、加計問題や、魔の2回生をはじめとする不祥事続きで支持率を下げ、民進党は共産党を含む野...

2017年09月19日 20:00

いよいよ大人の年齢18歳に

今秋の臨時国会では、いよいよ民法改正案が提出される運びとなった。今回の改正は、主に成年年齢を満20歳から満18歳に引き下げることである。これに関連して、いくつかの法律でも年齢制限を見直すこととなる。 ...

2017年09月05日 14:50

第三次安倍再々改造内閣に思う

同じ総理大臣が衆議院総選挙を経る度に、内閣の名称は一次、二次となる。選挙と選挙の間で内閣を変えると、改造、再改造、再々改造となる。表題の物々しい内閣の名前は、如何に安倍政権が長くなってきたかを、如実に...

2017年08月07日 13:39

憲法改正と政局

昭和27年に日本がGHQからの占領を解かれ、独立国家として歩み出したのち、次なる課題は憲法改正だと岸信介元総理は決意した。しかしこの悲願は70年経った今も実現していない。当時公職追放を解除されて政界に...

2017年08月02日 08:41

ISの終焉か?

ここ数日の報道では、シリアやイラクの一部を支配下に置いていたIS(イスラミック・ステート)が、崩壊直前にあると言う。2014年にイラクのモスルで、イスラム過激派武装集団の指導者、アブバクル・バグダディ...

2017年07月05日 10:09

国民投票の難しさ

憲法改正の手続きとは、その96条が示す通り、まず衆参両院議員のそれぞれ3分の2以上の賛成により国会が発議し、国民投票において有効投票の過半数を得て、ようやく改正が実現する。しかしこれまでの改正に関する...

2017年06月26日 12:05

皇位継承について

この度の通常国会も、事実上6月16日で閉幕となったが、森友、加計問題に大揺れの国会となってしまった。一方では、国論を二分するような「テロ等準備罪法案」、そして200年振りに天皇退位を実現するための特例...

2017年06月20日 17:54

イギリスの「新たな停滞」

昨年5月のEU離脱という国民投票の結果を受けて、イギリスのメイ首相はEUとのハードな交渉を有利に進めるため、政権の一層の安定を目論んで、下院議員の総選挙を実施した。2020年まである議員任期を、大幅に...

2017年06月12日 13:40

アメリカのパリ協定離脱

去る6月1日、日本時間では2日未明、アメリカのトランプ大統領は、地球温暖化防止の取り決めである「パリ協定」からの離脱を表明した。同協定はアメリカ経済にとって不利であるとして、大統領選挙の時から示唆して...

2017年06月05日 15:34

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