三田次郎の記事一覧

庶民から見る森友学園問題の急所

森友学園問題が世間を騒がしているが、一般の冴えないオジサンから見れば、何を今さら的な冷めた感慨を抱かざるを得ない。お客さんともこの件に関する話をすることもあるが、大方はまあこんなものだろうよ的な白眼視が関の山で、特に大騒ぎするようなもんでもあるまい、という雰囲気。安倍総理や稲田大臣が設立に絡んでいるとか献金があっただとかは、(政治資金規正法に違反していない限り)全く無問題であるし、いくら奇妙奇天烈...

2017年03月19日 19:18

ためしてガッテンの医療情報がアウトだった理由

2/22のNHK「ためしてガッテン」において、熟睡を促す新しい睡眠薬が血糖値を下げる効果がある、との内容の放送があり、医療業界者たちの間で非難の的になっている。一体、この放送の何がマズかったのか。①新...

2017年02月26日 18:30

尖閣問題はない、という嘘を教える教科書の意義とは

文部科学省が14日公表した学習指導要綱の改定案には、小中学校の社会科に竹島、尖閣諸島が「わが国固有の領土」として初めて明記された。・・・中学の地理的分野では既に記載がある北方領土に加え、竹島と尖閣諸島...

2017年02月19日 16:55

トランプが導く世界終末への道筋

トランプ大統領の登場は、いくつかの点で衝撃的だったが、今後の展開を考えるうえで、その分析は欠かせないだろう。そういう意味で、識者の見解をまとめた「現代思想1月号」はなかなか読みごたえがあった。大方の内...

2017年01月08日 23:22

福島避難民へのいじめに対して学校は対応できる

福島原発避難民の子供に対するいじめは横浜の事件で明るみに出たが、氷山の一角と思われる。首都圏の避難者でつくる「避難生活を守る会」に寄せられた「いじめ」の件数は6件だが、ほかの地域の「つなぐ会」や「あゆ...

2016年11月27日 15:07

ディランはノーベル賞受賞者ではない理由

今年のノーベル文学賞に選ばれた米シンガー・ソングライターのボブ・ディラン氏の受賞決定に沈黙を続けていることについて、同賞の選考委員会であるスウェーデン・アカデミーの一員が21日、ディラン氏は傲慢だと非...

2016年10月23日 16:49

高畑裕太誤報事件に見るメディアの責任

月刊「創」の篠田氏が俳優高畑裕太の「強姦」事件報道の誤りについて記事を掲載している。http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20161007-0...

2016年10月09日 23:08

ポケモンGOが導く新世界のコミュニケーション

ポケモンGOが与えるIT業界への波及効果だとか関連会社への株価の影響とかはよくわからないけど、なんとなく素人目にもこのゲームは何かしら画期的なところがある、というのはわかる。知り合いの内科医が診察室で...

2016年07月24日 23:03

子供に選挙の話をする方法

今回の参議院選挙から選挙権が得られる年齢が引き下げられ、18歳から投票が可能になる。年ごろの子供がいる家庭では話題になることもあろうかと思うが、「どうして投票に行かなければいけないの?」という問いに対...

2016年07月09日 13:21

イギリス国民選挙に見る高齢者とアイデンティティの問題

関西のとある地方で客商売をしている。薬局という商売柄、いろいろな年齢層の客と世間話をするが、年齢別で対応する感覚がずいぶん違うな、と感じる。若者の男性はほとんど話をしたがらない。若者の女性は自分の身体...

2016年06月26日 14:51

日本に「報道の自由がない」は本当か、真の問題点を探る

国境なき記者団(RWB)が毎年発表する「報道の自由度ランキング」の最新版(4月)で、日本は72位と前年(61位)よりもさらに後退している。この順位は民間メディアの政治的広告を禁止し司法権を縮小させ、「...

2016年05月04日 01:15

延命治療制限を先送りする医療は継続不可能

新年度の診療報酬改定で1回で70枚を超える湿布の処方枚数が制限されることとなった。精神治療の減薬加算(病院に減薬のインセンティブを与える)も含め、治療設計に経済効率が関与していく方向で医療体制が改定さ...

2016年04月03日 11:48

不倫問題報道が映す現代人の病理

ハンナ・アーレントによると古代ギリシアに端を発する政治的共同体は公的領域に属し、私的領域と区別される。公的領域では、①他の人々が居合わせ、その人たちに見たり聞いたりされることで、「可能な限り広範な公共...

2016年03月27日 15:45

自民党の丸山発言が差別的である理由

「黒人奴隷の血を引くオバマが大統領になっている米国はダイナミックな変革ができる国だ。」(要約)との発言の問題点はオバマの出自の正誤ではなく、「奴隷の血を引く大統領」という物言いに隠される「すわりの悪さ...

2016年02月18日 23:36

デビッド・ボウイ死去によせて

デビッド・ボウイが亡くなった。今にして思えば、この人の生きていた時代はまだ社会が複層的で、「反抗」の許された時代だったんだなあ、としみじみ思う。こんな恰好で歌うたってたら、今じゃこれ、芸人でしょ、もう...

2016年01月13日 00:47

夫婦別姓を巡る議論が噛み合わない理由

夫婦別姓を巡る議論がかまびすしい。この問題のとらえ方はいくつかあるが、議論可能な論点はそう多くない。例えば、「家族制の崩壊につながる」だとか「戸籍上のなりすまし(偽装)犯罪の温床となる」といった論点は...

2015年12月13日 23:38

我々がテロリストと共有する危険な世界観

テロの定義としては、一般的には非戦闘員を対象とした政治的意図を持った暴力行為とされるが、具体的な事例への適用はかなり混乱している。①パリで起きたテロ事件へ最大級の非難をもって答える。(G20声明)②新...

2015年11月23日 16:23

誰がフォルクスワーゲン社を殺したのか

独自動車大手、フォルクスワーゲン社(VW)が米国で販売したディーゼルエンジン車に排ガス規制を不正に逃れるソフトウェアを搭載していた問題は、自動車産業史上例を見ない巨大なスキャンダルになりつつある。VW...

2015年09月27日 14:13

愛が不可能な時代の映画「ナイトクローラー」

映画「ナイトクローラー」は社会の底辺層にいるネット中毒者が社会階層を駆け上っていく過程で、いろいろとムリをする、というお話だが、この映画では現代社会で成功するためには倫理観や人間性を極力排除しなければ...

2015年09月22日 23:47

SEALDsは成功したのか、失敗したのか。

今まで、いくつか左翼的な団体に関わってきたが、どうもダメだったのだが、今話題になっているSEALDsはちょっと違うのじゃないかなと思う。SEALDsの代表として奥田愛基さんが評論家の小林よしのり氏と対...

2015年09月06日 12:34

安保法制廃案は中国対抗策とセットで

安保法制に関する議論が続いているが、落としどころが全く見えない。このまま通すにしても、もともと複雑怪奇な法案がしどろもどろの国会答弁でつぎはぎだらけになっており、最初の構想とはずいぶん違ったモノになっ...

2015年08月09日 13:36

鶴見俊輔と右翼テロと天皇制批判

7/20に鶴見俊輔が亡くなった。戦後の左翼系思想家の重鎮だが、非常な秀才(クワインの一番弟子だった)にもかかわらず、一貫して、というかキャラとして生活者視点を持ち続けた稀有な人だった。もう随分前に、立...

2015年07月26日 12:31

女性に嫌われる安倍政権、その理由を探る。

7/17・18に行われた全国世論調査(毎日新聞)では、安倍内閣の支持率が急落したが、なかでも女性の支持率が全く振るわない。支持/不支持が男性では43/49となかなか拮抗しているが、女性では30/52と...

2015年07月20日 13:56

新国立競技場廃案は安倍政権の起死回生となるか

新国立競技場の建設を巡る混乱は、支持率の低下に悩む安倍政権にとって、回復を期する絶好のチャンスだろう。何しろ建設に反対、戸惑いの意見が多すぎる。・安藤忠雄(コンペ委員長)「何でこんなに(建設費が)増え...

2015年07月12日 13:24

結婚を嫌う人たちの特徴と問題点

3/16にNHKで放送された「あさイチ」で「ガキ夫のなぜ?」というテーマが採り上げられ、一時期ネット上でも話題になっていた。家庭でだらしのない夫、服は脱ぎ捨て、家事は言われたことしかしない、指摘すると...

2015年06月22日 00:11

ワイドナショーによる世論誘導について

たまにテレビを見ると、世論誘導の仕組みが垣間見ることが出来て、面白い。フジテレビで、松本人志がメインキャストの情報番組(日曜朝10時)とくれば、一般的な世論形成には落ち目の新聞や雑誌よりも影響力がある...

2015年06月07日 12:35

日経コラムの騙しのテクニックについて

5/14日経の朝刊コラム「春秋」で、ギリシャの債務問題についてアリストテレスの「弁論術」を引き合いに出して、政府の緊縮財政への抵抗政策を批判している。このコラム、内容はともかく、論理構成にトリックが隠...

2015年05月18日 00:16

医薬分業報道を巡るマスコミの誤報について

あまりどこにも指摘がないので、書いておくが、医薬分業の規制緩和を巡る報道が混乱している。理由はハッキリしている。医薬分業の規制緩和と医薬分業の見直しは別物だが、これを混同してしまっているからだ。もちろ...

2015年05月13日 21:59

防潮堤事業に見る日本的官僚制の病

「赤浜ロックンロール」という自主制作のドキュメンタリー・フィルムが新宿のK’sシネマを皮切りに公開されている。この映画は東北震災の復興計画として国によって提示された巨大防潮堤建設に反旗を翻した大槌町の...

2015年05月07日 22:09

医療ネタを巡る朝日と読売の争い

テロや政変のリスクが低く、高齢化が深刻な日本では、医療ネタはメディアにとって数少ないうまみのある(需要が期待できる)材料である。新聞各社によって医療ネタの扱い方が違うが、ここのところその違いが明瞭に出...

2015年04月05日 22:18

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