意見をつなぐ、日本が変わる。
近頃はやりの船中八策とくれば、司馬遼太郎がその話の途中、おりょうとのからみの場面で、龍馬に語らせたこのセリフを思い出す。 「人の諸々の愚の第一は、他人に完全を求めるというところだ」 だ...全文を読む
新恭
2012年05月10日11時36分
「これから控訴するというのはなかなかつらいというのが正直なところです」 記者に控訴するかどうかを問われ、小沢裁判で検察官役をつとめた指定弁護士は苦笑いしてそう言った。 もともと、お...全文を読む
2012年04月27日12時38分
よーく考えたいものである。われわれは、消費税で幸せだったことがあるだろうか。 好不況に影響されにくい安定財源だというのは、年貢をとりたてるお上の理屈である。 そのために、大赤字の中...全文を読む
2012年04月08日15時47分
社会部記者の陥りやすい病気は、情緒過多症である。その原因に、社会面特有の「雑観」記事があると思う。大きなニュースの場合、出来事をストレートに伝える「本記」を一面トップへ、その場にいる人々の表情や行動、...全文を読む
2012年03月20日00時00分
前宣伝はたいそう賑やかだった。 「石川氏の供述調書を証拠採用するかどうか、2月17日の法廷にご注目」…。 そのわりに、その日を迎えてみると、いずこの局も、どちらの紙面も、なんとも慎...全文を読む
2012年02月18日10時26分
誰がつくり、使い始めたのか、「社畜」という言葉がある。企業に飼いならされ、自分の意思と良心を捨て、奴隷と化したサラリーマンのことを揶揄しているという。 マスメディアの記者たちは、自らに問いか...全文を読む
2012年02月11日21時06分
国から降ってくる資金や仕事を口をあけて待っているあまたの企業や団体がある。 そこから票とカネをもらうために省庁と癒着し、予算をぶんどって、国民の血税を流し込む政治家がいる。 そうした企業や団体や政...全文を読む
2012年01月23日11時41分
朝日新聞は小沢一郎復権によほど恐怖を感じるらしい。 小沢一郎氏の被告人質問について書いた1月9日の社説は、わなわな震えるような筆致で、書き手に同情をおぼえるほどである。 「私たちは...全文を読む
2012年01月10日13時10分
福島第一原発の政府事故調査委員会が12月26日、中間報告をまとめ、野田首相に提出した。 そのあとに開かれた記者会見では、報道する側が聞き出したいことと、調査委メンバーが究明しようとしている内...全文を読む
2011年12月29日18時16分
米国上下両院が沖縄海兵隊のグアム移転予算1億5600万ドル(約123億円)を全額削除することに決めたという。 もっとも、グアムの基地施設やインフラ整備がいっこうに進んでいないというから、さほど影...全文を読む
2011年12月14日18時53分
筆者は「永田町異聞」メルマガ版の今年6月9日号に、「山地名誉教授が語る太陽光発電巨額コスト論の欺瞞」と題する記事を書いた。 山地、すなわち山地憲治氏は、地球環境産業技術研究所長をつとめる東大名誉教授...全文を読む
2011年12月06日11時12分
筆者が駆け出し記者だった数十年前の話だが、読売新聞の若手記者が取材先に「ジャイアンツの読売新聞です」と電話していたのを聞いて、唖然としたことがある。 王、長嶋を擁する巨人軍がⅤ9を達成し人気...全文を読む
2011年11月27日18時10分
米国アラバマ州のジェファーソン郡が9日、米連邦破産法の適用を申請した。自治体では過去最大の破綻だという。 沈みゆく米国を象徴する出来事のひとつだ。 ウサマ・ビンラディンなる、もはや悪のブラ...全文を読む
2011年11月10日18時35分
昔のマスコミもひどかったが、今に比べると、少なくとも、武士の情けというか、ある種のおおらかさがあったように思う。 平野達男震災復興担当相が民主党参院議員らの研修会で次のように語ったことなど、誰も問題...全文を読む
2011年10月19日10時32分
朝日新聞の主筆、若宮啓文氏が10月17日紙面の「座標軸」で、小沢氏は国会の証人喚問で検察批判をすべきだという趣旨のことを書いておられる。 「議論の府」である国会での証言を避けていては、小沢氏の「検察...全文を読む
2011年10月17日17時41分
市民が主催した小沢一郎氏とのネット対話番組を、新聞記者が見て記事にするというのはべつに問題はないと思うが、それならそれで、一定の作法というものを心得ておくべきであろう。 作法とは、事実を正確に書くと...全文を読む
2011年10月03日11時24分
いま、東京地裁、登石郁郎裁判長の判決文要旨を読んでいる。この矛盾に満ちた文章が、この国の司法の場で通用することに唖然とするばかりだ。たとえば、陸山会事件に関するこの記述。04年分収支報告書に「借入先・...全文を読む
2011年09月27日10時49分
すべては「死のまち」と表現したことからはじまった。「ゴーストタウン」と言っておけば、記者たちは記事にしなかっただろう。 9日午前の閣議後会見。鉢呂前経産相の発言はこうだったという。福島第一原発周辺に...全文を読む
2011年09月12日13時56分
連合の古賀会長が5日夜、公明党の山口代表、井上幹事長らと会談したようだ。 連合側の呼びかけと報じられたが、だとすれば、連立政権入りのきっかけがほしい公明党にとって、渡りに船の話かもしれない。 船を...全文を読む
2011年09月06日14時19分
「脱」か「親」か、相変わらず小沢が争点では情けないと言いながら、この対立を煽っているのが新聞、テレビといった大マスコミだ。 つまらぬ政局報道にうつつを抜かすことをやめないかぎり、まともな政策論議など...全文を読む
2011年08月28日13時28分
今回の経産省首脳更迭人事については、菅首相と海江田経産相の対立など、様々な見方ができようが、松永和夫事務次官の悪知恵という観点から筋を追っていくのも一興だろう。 とりあえず物語のスタート時点を、5月...全文を読む
2011年08月05日13時10分
さぞかし小沢一郎氏を検審起訴した指定弁護士は公判前整理手続きで苦労をしているのではないだろうか。 すでに、石川衆院議員ら元秘書三人の公判で、先ごろ、東京地裁は彼らの供述調書の半数以上について任意性を...全文を読む
2011年07月14日11時52分
「辞める」と言って心が解放されたからでもない。政治力学が有利に動きはじめたわけでもない。 テレビで笑顔の場面ばかり放映されるせいもあろうが、菅首相がこのところ、にわかに意気軒昂に見える。 これは「...全文を読む
2011年06月24日10時43分
いまさらこの方につける薬はないと思うが、イタリア国民の「脱原発」に向かう動きを評して「集団ヒステリー」とは、言葉を安易に使う政治家の典型的病例というほかない。 朝日新聞の記事によると、イタリアの国民...全文を読む
2011年06月15日12時24分
人間の社会では、好き嫌いの感情、利害得失の計算、軽重是非の判断などが複雑に絡み合って、さまざまな出来事が起こる。 自民党や公明党は、あわよくば、解散、総選挙、政権奪回という利害得失の勘定で、内閣不信...全文を読む
2011年06月04日11時22分
メルトダウンしすでに手遅れだった原子炉への海水注入中断をめぐり、衆院で菅首相、谷垣自民党総裁らが、相も変らぬ中身の薄い言葉のやり取りを交わした昨日、同じ国会内の参院行政監視委員会は、原子力政策の根本的...全文を読む
2011年05月24日12時37分
今日の産経新聞「菅首相に申す」は、執筆者の櫻井よしこという人が、どういう思考方法の持ち主かを分析するのにうってつけである。 「浜岡停止要請の根拠」と題したその一文は、「菅直人首相が突然発表した中部電...全文を読む
2011年05月12日13時13分
昔の田舎芝居という限定つき評価なら、渡部恒三という政治家は、大時代なせりふ回しで、なかなかの役者だといえる。 4月29日の衆院予算委員会で、その真骨頂を見ることができた。 「渡部恒三であります。最...全文を読む
2011年05月04日13時27分
福島県内のこどもたちへの放射能健康被害が心配されている。 大気中の放射線予測値が年間20ミリシーベルトまでなら、校舎や校庭の利用を認めるという暫定方針を政府が発表したからだ。これまでの1ミリシーベル...全文を読む
2011年04月28日11時39分
18日の参院予算委で自民党の脇雅史議員は、原子力安全委員会の班目春樹委員長に、福島第一原発に関して次のような質問をした。 「計画規模をはるかに超える津波災害で全電源がダウンしたが、このような事態は考...全文を読む
2011年04月21日12時46分
全国紙記者からファッション業界へという異色の経歴を持つ。
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