WEDGE Infinityの記事一覧

GIANT創業者・劉金標が日本政府から叙勲を受けたワケ - 野嶋 剛 (ジャーナリスト)

受け取った叙勲の勲記を両手で高々と掲げた。相変わらず、ほとんど表情は崩さない。細い体に細い目。どうみても台湾によくいる小老闆(中小企業の社長さん)にしか見えないこの人が、創業から40年間を費やし、GIANTという台湾の町工場を、世界の自転車完成車メーカーのトップ、名前通りの自転車界の「巨人」に育て上げた劉金標元GIANT会長である。日本政府から旭日中綬章を与えられた台湾自転車メーカー「GIANT」...

2017年12月14日 17:05

受信料訴訟、大きなアドバンテージが認められたNHKとその責任 - 河本秀介 (弁護士)

NHKの受信料制度の合憲性などが争われた訴訟で、最高裁は本年12月6日、NHKの受信料制度は憲法に違反しないとする初の判断を含む大法廷判決を下しました。この判決では、受信料制度を合憲だと判断するだけで...

2017年12月12日 17:54

窮地トランプ大統領を“応援団”は救えるのか? - 海野素央 (明治大学教授、心理学博士)

今回のテーマは「フリン氏起訴」です。先月、ホワイトハウスのサーラ・ハッカビー・サンダース報道官は、定例記者会見でロシア疑惑に関して「まもなく終わるだろう」と楽観的なコメントをしました。 しかし、ロシア...

2017年12月12日 17:01

国防力増強に余念がない韓国、垣間見える焦り - 伊藤弘太郎 (キヤノングローバル戦略研究所研究員)

文在寅政権は本年5月10日に発足してから半年を迎え、外交安全保障政策のスタンスが少しずつ見えてきた。「新政権の外交安全保障政策は日米韓の三カ国関係を基軸に、現実的でバランスのとれた外交を推進しながら、...

2017年12月11日 21:30

質の向上を目指す中国の製造業、お手本は日本? キーワードは「工匠精神」 - 山口亮子 (ジャーナリスト)

「『工匠精神』。この言葉はここ2年間、国内での出現率がかなり高く、どの業界でも工匠精神を学べと叫ばれている。結局、中国のような世界第二の経済国であっても、Made in Chinaに満足しているだけで...

2017年12月11日 21:25

エルサレムを首都に「選挙公約守る男」を誇示するトランプ - 佐々木伸 (星槎大学客員教授)

トランプ米大統領は6日、パレスチナ人とユダヤ人の係争の聖地エルサレムをイスラエルの首都と認め、米大使館を同地に移転させる方針を発表した。パレスチナなどアラブ各国はもとより欧州からも一斉に反発する声が上...

2017年12月08日 16:36

五輪ボイコットを捨て、実を取ったプーチン大統領の選択 - 関屋泉美

平昌冬季五輪をボイコットすべきだ――。国際オリンピック委員会(IOC)がロシア選手団の平昌五輪参加可否を発表する前、ロシアではドーピング問題は米国がロシアを貶めるために作り出した陰謀であるとして、強硬...

2017年12月08日 15:42

テスラが編み出した新錬金術は成功するか? - 山本隆三 (常葉大学経営学部教授)

モデル3の生産で躓いたテスラは、資金調達面でも問題に直面する可能性があるが(『躓くテスラが賭ける中国進出、日本メーカーの切り札は?』)、次から次と新機軸を打ち出すCEOイーロン・マスクは、また新しい資...

2017年12月07日 17:07

白鵬と貴乃花に見る「相撲観」の違い - 赤坂英一(スポーツライター)

日馬富士の暴行問題では、貴ノ岩を殴って引退に追い込まれた日馬富士だけではなく、暴行の現場に居合わせた白鵬もすっかり株を下げた。この問題に関する一連の発言で物議を醸した上、貴ノ岩の師匠である貴乃花親方に...

2017年12月07日 12:45

ロシアが「綱渡り」しながらも北朝鮮を支援する理由 - 廣瀬陽子(慶應義塾大学総合政策学部教授)

現在、世界の最大の脅威の一つとして懸念されているのが北朝鮮の動向である。諸外国からの再三の非難にもかかわらず、金正恩朝鮮労働党委員長は核実験やミサイル発射を繰り返し行ってきた。米国のトランプ大統領が1...

2017年12月05日 22:07

米でも高まる日本の〝核武装論〟トランプ「戦争か対話か忍耐か」 - 樫山幸夫 (産經新聞前論説委員長)

金正恩は、トランプ大統領の対話呼びかけに挑発をもって応えた。北朝鮮は先週、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)、〝火星15〟の発射実験を強行した。「友人になろう」と呼びかけたトランプ氏はメンツをつぶさ...

2017年12月05日 19:41

お酒に強い人・弱い人、それぞれの飲酒注意事項 最も注意が必要なのは「少しなら飲める人」 - 佐藤達夫 (食生活ジャーナリスト)

飲酒による健康被害の「原因」には2種類がある 毎年やってくる忘年会シーズン。ちょうど1年前のこのコラムで「ビジネスパーソンのためのお酒の飲み方」を紹介した【※1】。今回は「飲酒習慣」と「健康」の関係を...

2017年12月04日 21:51

ロボットの起こした事故は誰の責任になるのか ロボットと私たちの関係はどう変わるのか - 塚越健司 (拓殖大学非常勤講師)

前回は人工知能を用いたスマートスピーカーがもたらす意味について論じた(http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10976)。音声に人格=人間性を感じ、スピーカーが家族の一...

2017年12月04日 21:02

神戸・世界一のツリー、樹齢150年の大木を伐採して「考えて」→炎上 - 網尾歩(ライター)

「広告代理店的なもの」への反発にも見える。中止を求める署名に約9000人 クリスマスに向けて神戸で行われる予定だった企画「世界一のツリー」がネット上で炎上している。[画像をブログで見る]*画像はイメー...

2017年12月04日 18:09

最新技術を並べて、空振りしたサムスン - 多賀一晃 (生活家電.com主宰)

ベルリンで行われた世界最大の家電見本市「IFA2017」で一番残念だったのは韓サムスン。あのサムスン。IFAでも目立つ上に、アクセスしやすい所に、毎年ブースを構え、大盛況。特にテレビへの人だかりはスゴ...

2017年11月30日 16:13

生体認証で日本勢は生き残れるか 新興国の台頭で競争激化 - 中西 享 (経済ジャーナリスト)

2020年の東京オリンピック開催を控えて、法務省、国土交通省は増加する外国人観光客を含めて効率的に入出国手続きを進めるための解決策として、10月18日から羽田空港国際線ゲートの日本人用の帰国手続きに顔...

2017年11月30日 14:48

貴乃花の〝孤立主義〟ならぬ〝ガチンコ主義〟 - 赤坂英一 (スポーツライター)

大相撲の日馬富士暴行問題で、その是非や真相はともかく、改めて感心させられたことがひとつある。日馬富士に殴られた貴ノ岩の親方・貴乃花の頑ななまでに他者を寄せつけない〝孤立主義〟、と言って聞こえが悪ければ...

2017年11月30日 11:48

「テロ支援国家」再指定に北朝鮮は“猛”反発してはいない 脅威あおるだけでは分からぬ不気味さ - 澤田克己(毎日新聞記者、前ソウル支局長)

「反発のレベルが低いね」 米国によるテロ支援国家への再指定に北朝鮮が初めて反応した11月22日夜。私はたまたま北朝鮮情勢の研究会に参加していた。参加者の一人に速報が入り、その場で皆が朝鮮中央通信をチェ...

2017年11月27日 19:56

中国人経営者が日本の経営者に心惹かれる意外な理由 - 中島恵(ジャーナリスト)

「日本の経営者の本ですか? 中国でもたくさん出版されている稲盛和夫氏、孫正義氏などの本はもちろん、他にもネット上で中国語に翻訳されているものなど、いろいろ読んでいますよ。日本企業は中国より30年以上も...

2017年11月27日 19:39

「保守的なキリスト教信者の性的スキャンダル」が共和党に与えた衝撃 アメリカ社会における宗教の重要性 - 西山隆行 (成蹊大学法学部教授)

12月12日にアラバマ州で行われる、連邦議会上院の補欠選挙の共和党候補、ロイ・ムーアが、大きな注目を集めている。1979年に、当時32歳だったムーアが14歳の少女に性的関係を迫っていたことが暴露された...

2017年11月27日 18:27

土台から崩れゆく日本の科学、疲弊する若手研究者たち これが「科学技術立国」の足元 - 木寅雄斗 (Wedge編集部)

国内の大学の最高峰、東京大学。その将来有望な若手研究者が働く研究室─―そこは、そのイメージとはほど遠い苦境に陥っていた。 東大で物理学を研究する高山あかり助教は、研究室の現状をこう語る。 「プリンター...

2017年11月27日 11:00

五輪に向けLA空港を悩ます交通渋滞 - 土方細秩子 (ジャーナリスト)

アメリカ旅行の際にロサンゼルス空港(LAX)を利用したことがある人なら誰でも経験済みだろうが、とにかくこの空港は混雑している。ロータリー形式で各航空会社のターミナルがぐるりと取り囲み、中心部分にパーキ...

2017年11月21日 21:20

大学生ブロガーの「出産クラウドファンディング」が炎上 - 網尾歩 (ライター)

ネットでお金を集められるのは結局人気者だけ。お金がないから出産費用を募るという発想 ネット上で「ほしいものリストを公開してます」という文言を目にするようになって、どのくらい経っただろうか。ショッピング...

2017年11月20日 18:54

「アジアの盟主」を目指すJリーグの深謀遠慮 2026年のW杯をターゲットに据えた理由 - WEDGE Infinity 編集部

設立から25年、地域密着を理念に歩んできたJリーグが、数年前から東南アジアを中心とした海外展開に積極的に乗り出していることをご存知だろうか。ASEAN出身の選手がJリーグで活躍し、すでに経済効果も生ま...

2017年11月17日 21:13

再び混戦模様の中国ライドシェア業界 - 山口亮子 (ジャーナリスト)

中国の配車サービス最大手、滴滴出行が日本に進出するというニュースが話題になった。米ウーバー・テクノロジーズの中国事業も買収し、中国では不動の地位を築いたかに見える滴滴。新分野への参入を表明したり、強力...

2017年11月17日 20:52

トランプ大統領のアジア歴訪に対する「3つの批判」 米国内で関心が低かった理由 - 辰巳由紀 (スティムソン・センター日本部長)

トランプ大統領のアジア歴訪は、トランプ大統領が東アジアサミットへの出席を、開始時間の遅れを理由にサミット当日にキャンセルするという、後味が悪い形で終了した。もともと、出席、欠席と決断が二転、三転する中...

2017年11月17日 18:39

中国に押し切られる韓国ふたたび、「一筆」取られての関係改善 - 澤田克己(毎日新聞記者、前ソウル支局長)

中国の習近平国家主席と韓国の文在寅大統領がベトナムで会談し、関係改善を図っていくことで一致した。両首脳は文大統領の12月訪中で合意し、北朝鮮の核・ミサイル問題について「最終的には対話を通じて解決する」...

2017年11月13日 20:09

トランプ大統領を手玉にとった中国の心理戦術 中国で「君子豹変」した理由 - 海野素央 (明治大学教授、心理学博士)

今回のテーマは「トランプ訪中の成果」です。アジア歴訪の最大のヤマ場であった米中首脳会談が終了しました。中国側は、とりわけ通商問題に関して、ドナルト・トランプ米大統領と衝突を回避するために、周到な準備を...

2017年11月13日 11:00

金正恩、さあ、どう応える?米大統領の対話呼びかけ - 樫山幸夫 (産經新聞前論説委員長)

“ロケットマン”などと揶揄してきた相手にトランプ米大統領が真剣に対話を呼びかけた。11月8日、韓国国会で行った演説で、金正恩・朝鮮労働党委員長に対し、「はるかによい未来への道を提示する」と述べ、核開発...

2017年11月13日 11:00

『ナショナリズム』に鈍感な韓国の大学キャンパス - 崔 碩栄 (ジャーナリスト)

現代社会において、過度なナショナリズムや民族主義は、どの国家においても警戒対象とみなされている。国家間の往来、交流、移住などが特別な出来事ではなくなった現在、民族や国家を強調することは時代錯誤で、利己...

2017年11月11日 11:51

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