学校リスク研究所 内田良の記事一覧

中学校教員の8割が月100時間超の残業 「過労死ライン」を超えるブラック職員室の勤務実態

■教員は上限規制の例外政府が進める働き方改革において、残業時間の上限を「年間720時間以内」「月100時間未満」などとすることが、3月に決定された(「時間外労働の上限規制等に関する政労使提案」)。この上限規制の対象からはずされた労働者がいる――公立校の先生たちだ。上限規制については、それに違反した企業には罰則が科されることになっている。企業にとっては重大な規定であり、上限を超えないよう経営努力が要...

2017年04月28日 08:46

教員の出退勤 9割把握されず 労務管理なき長時間労働

9割の教員は、出退勤時刻が把握されていない■労務管理なき長時間労働教員の「ブラック部活」を含む長時間労働が、問題視されている。ところが、これほどまでに問題視されていながらも、現職の先生たちに会うなかで...

2017年04月23日 19:11

部活対策 教員のオフ会 拡がる

オフ会では、2日間にわたって計3つの企画が立てられた■教育関係者に知ってほしい「教員人生で最高の研修会だった」――参加者の一人はオフ会をこう絶賛した。3月下旬、Twitterでやりとりを重ねてきた先生...

2017年04月02日 07:00

「休憩できない」 教員の一日

■放置されてきた問題教員の負担軽減を目指す改革が、国や自治体で進んでいる。文部科学省は14日に、学校教育法施行規則を改正し、部活動の外部指導者を学校職員に位置づけ、単独での大会への引率業務を可能にした...

2017年03月26日 10:57

プール授業 飛び込みの是非 スポーツ庁長官・鈴木大地氏は全面禁止に難色「もやしっ子が育つ」

■鈴木大地スポーツ庁長官が飛び込み事故に言及プールの飛び込みスタートで重大事故が相次いでいることへの対応について、スポーツ庁の鈴木大地長官(ソウル五輪競泳金メダリスト)が自身の見解を示した(3/7 東...

2017年03月08日 07:47

鳥取プール飛び込み事故 「外部」ではない調査委員会 小規模自治体における難しさも

フラフープの使用と、浅い水深でのスタート台の使用が、事故の直接的要因と考えられる■なぜ、いまになって調査委員会なのか?昨年の7月、鳥取県にある町立小学校のプールにおいて、フラフープを用いた飛び込みスタ...

2017年03月06日 06:58

フラフープに飛び込み指導 小六女児が頸髄損傷

■フラフープに飛び込み プール底に頭部強打鳥取県内の公立小学校で、昨夏、6年生の女子児童がプールの飛び込みスタートの練習中に底に頭部を強打して救急搬送され、いまも手足にしびれの残っていることが、昨日明...

2017年03月03日 07:54

ゴール転倒 典型的な事故 学校特有の事情から考える

■2013年にも死亡事故13日、福岡県大川市立の小学校で、4年男児がハンドボール用ゴールの下敷きになって死亡するという事故が起きた。学校施設・設備の事故としては典型的な事故であり、その防止策もすでに明...

2017年01月15日 09:19

アメトーーク! 浅いプールの飛び込みに「危険すぎる」の声

初心者の飛び込み事故パタン(文部科学省『水泳指導の手引(三訂版)』131頁)■「運動神経悪い芸人」が浅いプールに頭から突っ込む昨年末の「アメトーーク!年末5時間SP」(テレビ朝日)において、「運動神経...

2017年01月02日 05:48

部活動はなぜ過熱する? 指導者がハマる魅力

■「部活は麻薬」2016年は、「ブラック部活」という言葉が拡散した一年であった。教員の超過勤務の主たる要因として、部活動指導の過重負担に注目が集まった。この一年、「ブラック部活」について多くの現職教員...

2017年01月01日 10:51

組み体操の負傷事故 大幅減 教育行政が動いた2016年(内田良)

組み体操における負傷事故件数の件数と減少幅(2015~2016年度)■大阪市は7割の減少、名古屋市は9割の減少冬に入って、全国各地から今年の運動会における組み体操の事故情報が入ってきている。いずれの自...

2016年12月30日 17:44

熱中症放置 教員個人が賠償金支払い 部活動指導の事故 異例の重過失認定へ

■画期的な判決 大分地裁大分県立の高校で2009年に起きた熱中症死亡事案において、ついに教員個人の賠償責任が認められることになった。学校事故の裁判において、教員個人が賠償責任を負うという判断が下される...

2016年12月23日 08:56

部活の過熱 都道府県の実態 明らかに

関東・関西・四国・九州地方で、運動部活動がとくに過熱している■国が都道府県の実態を初めて公表スポーツ庁は15日、全国体力テストに合わせて実施した、中学校の運動部活動の調査結果を発表した。そこで初めて都...

2016年12月18日 09:55

プール飛び込み「何でも禁止にするな!」と批判続出

■都教委の決断に批判続出先週24日、東京都教育委員会は都立学校の水泳授業において、来年度から飛び込みによるスタートを禁止すると発表した(『東京新聞』11/25)。今年7月に都立高校の水泳の授業で、生徒...

2016年11月28日 07:20

高校の水泳授業「飛び込み禁止」になるか? 国が検討を開始

■国会でプールの飛び込み事故がとりあげられる高校の水泳授業における「飛び込み」指導で、重大事故が相次いでいることを受けて、松野文部科学大臣は昨日、衆議院の文部科学委員会において、指導の是非について検討...

2016年11月17日 07:32

修学旅行の重大事故 安全確保の難しさ ーー新学習指導要領でリスクが高くなる?

■死亡事故が続けて発生修学旅行でアメリカを訪れていた奈良県の私立中学校の3年男子生徒が、ハイキング中に崖から転落し、死亡した。現地時間の先月29日に、ホストファミリーの男性とともに遺体で発見された。ハ...

2016年11月03日 08:44

新任教員の残業 月平均90時間 名古屋 ―運動部指導で若手に多忙のしわ寄せ

■安倍首相 教員の長時間労働に言及政府の教育再生実行会議が28日に首相官邸で開かれ、安倍首相が教員の長時間労働に言及した。報道によると安倍首相は、「学校教育においても教師の長時間労働が顕在化している。...

2016年10月30日 05:55

出席日数10日以下の無登校状態 全国で1万3千人 国が初めての調査

■いわゆる「無登校」状態のデータが初めて明らかに2015年度に、学校にほとんど通わない「年間出席日数が10日以下」の子どもが、全国の小中学校で約1万3千人に達することが、27日に文部科学省が公表した「...

2016年10月28日 14:32

不登校「先生が原因」 認知されず ―学校調査と本人調査のギャップから考える

教師との関係を不登校の理由とするのは、学校と本人との間で約16倍の開きがある。■不登校の理由 本人への調査はナシ?!学校における、いじめ、暴力行為、不登校、自殺などの現況が集約される「児童生徒の問題行...

2016年10月16日 11:11

浅いプールで飛び込み練習 重大事故多発

■高校の授業で飛び込みにより首を骨折昨日、プールにおける飛び込み事故の一報が入ってきた。東京都立の高校で7月に、水泳の授業中に3年生男子が、プールに飛び込んだ際にプールの底で頭を打ち、首を骨折し、現在...

2016年09月28日 06:00

運動会は誰のため? 110年前の運動会批判から学ぶ

■前日の夕方から場所取り 「年々エスカレート」秋の運動会真っ盛りの時期になった。子どもが活躍する姿を楽しみにしている保護者も多いことだろう。しかしながら、このところ気になるのは、もはや「楽しみにしてい...

2016年09月25日 14:53

お金よりも休みがほしい 部活動手当増額の問題点

■時給は数百円部活動が真っ盛りの季節だ。学校の先生は、土日も夏休みも関係なく、練習や大会引率のために汗水を流している。この休日の部活動指導が、最低賃金以下で先生たちに任されてきたことは、ほとんど知られ...

2016年07月31日 07:34

巨大組体操つづける学校 自治体禁止でも実施、最高段数を記録、頂点から垂れ幕…

■学校の対応わかれる春の運動会シーズンが終わった。組体操事故への関心が高まるなか、各学校の対応は大きくわかれた。巨大組体操はどうなったのか。「組体操のいま」を報告する。昨年まで巨大組体操に取り組んでき...

2016年06月19日 07:27

学校柔道 121件目の死亡事故 中上級者の頚部事故に向き合う

■今年もまた…人知れず、学校の柔道でまた生徒が死亡した。事故が起きたのは4月25日、そして今月の10日に死亡、河北新報が第一報(「柔道の試合後に部員死亡」)を13日に報じた。学校の柔道では1983年度...

2016年05月16日 14:43

中学生の自殺 文科省 半数把握できず

■まずは相談を大型連休が明けて、学校が再開した。部活動や授業のこと、友人関係のこと、辛いことがたくさんあるかもしれない。そんなときには、気軽に相談できる窓口がある(相談窓口の一覧(内閣府)はこちら)。...

2016年05月11日 06:30

「逃げる」という選択肢 中学生の自殺 17年ぶりの年間100件超に向き合う

■「逃げる」という選択肢学校や家庭、友人関係から逃げ出してもよいのだということ、そして逃げることを含めて、人生には選択肢がたくさんあるのだということを、私たち大人は子どもたちに伝えていかなければならな...

2016年05月05日 09:30

自治体ぐるみで部活動の強制加入 市内の中学校に「未加入の生徒はいない」

■自治体ぐるみの強制加入新年度が始まり、この時期、中学校や高校では新1年生が、自分が入りたい部活動を見学・体験している。この部活動の加入について、生徒は加入したいスポーツや芸術活動を選ぶことはできても...

2016年04月13日 05:45

素人の部活顧問 先生の嘆き 強制的に顧問担当、種目は選べず

■素人教員による部活動指導泳げない水泳部顧問、楽譜が読めない吹奏楽部顧問、受け身のできない柔道部顧問、字がヘタな書道部顧問、囲碁にしか興味がない将棋部顧問…。この記事を読んでいる皆さんが、「明日から自...

2016年04月03日 07:16

組体操 専門家の見解 分かれる 「安全第一」の次に進むべきこと

■東西の組体操指導の権威が発言学校における組体操の事故をめぐって、東西の組体操の専門家が積極的に見解を表明している。教育行政の対応が注目されるなか、注視すべき重要な情報発信である。東西の専門家とは、一...

2016年03月23日 10:42

全廃か存続か 「安全な組体操」の可能性を探る ピラミッドとタワーはどこに向かうべき?

■具体的で専門的な検討の段階へ全国の学校で組体操による事故が多発している件について、2月24日、超党派の議員連盟が、組体操の安全対策に関する要望を、馳浩文部科学大臣に申し入れた。同時に、いくつかの自治...

2016年02月28日 08:35

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