新潮社フォーサイトの記事一覧

金正男氏暗殺の謎:「白頭の血統」の視点から - 平井久志

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)氏が2月13日午前、マレーシアのクアラルプール空港で毒殺された。「金正男死亡の情報」 実は、筆者は2月14日の午後の早い段階で、金正男氏が死亡したという情報に接した。韓国の情報機関・国家情報院が確認に動いているようだった。しかし、筆者は、この情報に敏感に反応できなかった。それには筆者なりの理由があった。年齢...

2017年02月18日 14:53

「キャッシュレス社会」実現へ突き進む「インド・モディ政権」の超本気度 - 田中直毅

 1月10日にインドのグジャラート州の州都ガンディナガールで開かれた「バイブラント・グジャラート(グジャラート州活性化)」の開会式でのモディ首相は、彼に寄せられる賛辞に喜色満面であった。彼はグジャラー...

2017年02月17日 12:27

フリン大統領補佐官辞任:「ロシア」を巡り足並み乱れるトランプ政権 - 足立正彦

トランプ政権が始動してから4週間目を迎えている。だが、政権運営は安定するどころか、むしろ引き続き混乱状態の中にある。中東・アフリカ地域の7カ国からの入国を一時禁止する大統領令の即時停止を命じた仮処分決...

2017年02月14日 15:23

「水田」を「大規模放牧地」に変える「福島県飯舘村」の農家の挑戦 - 寺島英弥

水田3枚をつないだ約2ヘクタールの放牧試験地(福島県飯舘村、筆者撮影) 標高400~600メートルの福島県飯舘村はいま、田んぼの土が凍り付く厳寒の中だ。村の中心部に近い松塚地区の雪原になった水田に、電...

2017年02月14日 14:26

意外にも常識的な「トランプ外交」 - 村上政俊

 トランプ外交が本格的に始動したが、その背景にある考え方は極めて常識的であり、同盟国日本としては大いに歓迎すべき滑り出しだ。トランプ外交の最大の特徴は同盟国重視の姿勢であり、これを端的に示すのが外国首...

2017年02月10日 12:52

トランプ政権は「イラン核合意」をなぜ破棄しないのか? - 鈴木一人

 トランプ政権が発足してまだ20日しか経たないが、矢継ぎ早に大統領令を発し、様々な政治的社会的混乱を招く中、イランがミサイル実験を1月29日に行った。トランプ政権の安全保障担当大統領補佐官であるフリン...

2017年02月09日 12:35

トランプの黒幕「バノン」の世界観(1)終末論漂わせる文明衝突史観 - 会田弘継

 思想家が政治家を使うのか、政治家が思想家を利用するのか———。 トランプ大統領の側近にして政権の黒幕スティーブ・バノン首席戦略官兼上級顧問の動きが注目されている。バノンはトランプの選挙戦略を仕切った...

2017年02月08日 17:34

トランプの「アフリカ政策」を占う - 白戸圭一

 筆者が知る限り、米国のトランプ大統領がアフリカについて発言したことは、選挙期間中も就任後もない。先進諸国の主要メディアや有識者も、トランプ政権の欧州、ロシア、中東、中国、日本、メキシコなどに対する政...

2017年02月08日 13:02

「3つの大渦」に翻弄される韓国(1)「3月13日」へ向け突き進む「朴大統領弾劾訴追」 - 平井久志

 韓国の有力な次期大統領候補とみられた潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長は2月1日午後3時26分、韓国国会内で記者会見を行い、「尊敬する韓国のみなさん」で始まる記者会見文を読み上げた。その中で、潘氏...

2017年02月06日 16:01

反トランプ「ウイメンズ・マーチ」:「女性の権利」のための長い闘い

「プッシーハット・プロジェクト」公式HPより 1月21日、トランプ政権発足翌日の朝、マサチューセッツ州ケンブリッジの自宅のドアを開けると、ハーバード大学の方向から、「女性の行進(ウイメンズ・マーチ)」...

2017年02月03日 16:22

中国はトランプにどう立ち向かうのか - 宮本雄二

 若いころ、米国の外交官に「この問題を解決しようとしても障害が多すぎる」と指摘すると、「障害は取り除けば良い」と軽く一蹴されたことがある。日本は、与えられた条件の下で対応策を考える。これに対し、米国は...

2017年02月02日 16:38

トランプ新大統領誕生「米暗黒時代」に起きた「ウイメンズ・マーチ」の力 - 青木冨貴子

 1月20日、ドナルド・トランプが首都ワシントンの議会議事堂前につくられた特設会場で、ロバーツ最高裁長官のもと右手を上げて就任宣誓する姿を見ながら、この国に住むようになって新大統領の宣誓を見るのは、9...

2017年01月30日 16:22

NHKが「歪曲報道」する「外国人実習生失踪」の実態 - 出井康博

NHKの看板番組は問題の本質をとらえているのか(番組ホームページより) 昨年11月の国会で外国人技能実習制度(実習制度)の拡充が決まった。外国人実習生の受け入れが認められる機械・金属や縫製・衣服関係の...

2017年01月27日 12:42

【ブックハンティング】「バブル期」から今日まで続く日本の課題 - 中西寛

 昭和末期に日本が経験したバブル時代からほぼ30年が経ち、改めてその時代への関心が高まっている。特に昨年相次いで刊行された國重惇史『住友銀行秘史』(講談社)と、日本経済新聞記者として当時を深く取材した...

2017年01月24日 18:02

「外交指南役」はキッシンジャー氏:トランプ氏の「親ロシア」への転換を実現へ - 春名幹男

 安倍晋三首相がトランプタワーにドナルド・トランプ次期大統領(70)を訪ねた昨年11月17日。まさにその日その場所で、外交の大御所、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官(93)がトランプ氏と会談していた...

2017年01月20日 16:15

15年ぶり「減産合意」の行方と「新ピークオイル論」:2017年原油価格 - 岩瀬昇

 2016年12月10日、15年ぶりにOPEC(石油輸出国機構)と非OPEC産油国が協調減産で合意した。2017年1月から6カ月間、OPECが120万BD(Barrel per Day、日量バレル)、...

2017年01月19日 12:24

「保護主義」が鮮明となったトランプ次期政権の「通商政策」 - 足立正彦

 3日後の1月20日にバラク・オバマ大統領は2期8年間の任期を全うしてホワイトハウスを去り、民主党から共和党へと政権交代が行われ、ドナルド・トランプ氏が第45代米国大統領に就任する。いよいよ新政権が始...

2017年01月17日 12:30

急接近する「アリババ」とタイ「プラユット政権」それぞれの思惑 - 樋泉克夫

 中国最大のインターネット通販サイトで知られる「阿里巴巴(アリババ)」を率いる馬雲(ジャック・マー)は、かねてASEAN(東南アジア諸国連合)におけるインターネット通販支援を打ち出していたが、最近のA...

2017年01月16日 16:23

2017北朝鮮「新年の辞」(中)異例の「自己批判」が意味するもの - 平井久志

 金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の今年の「新年の辞」で特徴的だったのは、韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権への非難を前面に押し出し、韓国への政治介入の姿勢を明確にしたことだ。一方、次期トランプ政権に平...

2017年01月13日 16:18

「南スーダン制裁決議」に見るアメリカ外交の敗北 - 鈴木一人

 前回の記事で取り上げた、イスラエルの入植活動を国際法違反と認める安保理決議と同じ日に南スーダン制裁に関する安保理決議案も提出され、アメリカを含む賛成が7票、日本を含む棄権が8票(反対は0)で決議案が...

2017年01月12日 14:02

経済苦境のはずの「ナイジェリア」に満ちる自信 - 白戸圭一

 アフリカ経済が厳しい状況に直面している。国際通貨基金(IMF)の2016年10月時点の予想では、2016年のサブサハラ・アフリカのGDP成長率は1.4%に終わり、2017年は2.9%になる見通しだと...

2017年01月12日 12:37

領土交渉「敗北」後の対露外交の行方 - 名越健郎

 日本側の事実上の「敗北」に終わった12月の日露首脳会談後、北方領土交渉を今後どう立て直し、推進するかは日本外交にとって難しい課題となる。安倍晋三首相は今年も2度訪露し、プーチン大統領と首脳交渉を続け...

2017年01月11日 15:11

「キャッシュレス経済」を推進せよ:インド「高額紙幣廃止」の遠大な狙い - 緒方麻也

 インド・モディ政権による衝撃的な「高額紙幣廃止」措置から2カ月、商売や市民生活の混乱もようやく収束に向かい始めている(2016年11月16日「インド『高額紙幣廃止』はブラックマネー対策に有効か」参照...

2017年01月10日 12:49

習近平「真の戦場」は軍の「大手術」 - 宮本雄二

 世界は、すでに十分すぎるほどの問題を抱え込んでいる。歴史的な大きな転換期にあると言って良い。習近平率いる中国共産党は、その中で2017年、5年に1度の党大会を迎える。党大会は、中国共産党にとり、これ...

2017年01月06日 12:55

中国経済の「アキレス腱」を照らすマネー市場の「反乱」 - 青柳尚志

中国の金融市場がおかしい。国外への資本流出が加速している。国内の債券市場は売りの嵐に見舞われている。米国株の上昇をしり目に中国株は元気がない。仮想通貨ビットコインの相場が急騰し、取引高も膨らんでいるが...

2017年01月06日 11:57

瀕死の仏原子力大手「アレバ」に巨額出資する「三菱重工」への疑問 - 杜耕次

 三菱重工業がフランス政府の求めに応じ、破綻に瀕している仏原子力大手「アレバ」への出資要請に応じることになった。国内のみならず、海外でも原子力発電所の建設計画が次々に暗礁に乗り上げる中で、三菱重工社長...

2016年12月27日 16:01

北方領土はロシア軍事戦略の要:「択捉・国後」両島返還が困難な理由 - 伊藤俊幸

 12月15、16日に行われた、安倍総理とプーチン大統領による日露首脳会談。筆者の関心はもちろん北方領土問題にあった。「平和条約締結後の色丹島・歯舞諸島の返還」を明記した「1956年の日ソ共同宣言を確...

2016年12月22日 12:47

安倍首相が「解散先送り」を決めた「蓮舫ファクター」 - 辻原修

 今秋から永田町に吹いていた解散風だが、安倍晋三首相は年明けの衆院解散・総選挙を見送ることに決めた。解散は12月15日から16日のプーチン・ロシア大統領来日で北方領土問題の進展があればと思われていたが...

2016年12月21日 16:28

欧州「民泊」事情(上)「Airbnb」が変えた「観光の常識」 - 大野ゆり子

バルセロナの海岸にも「民泊」の大波が押し寄せている(筆者撮影) ここ4、5年、ヨーロッパの友人と一緒に旅行に行く計画をして、宿泊の話になると、皆まずAirbnb (エアビーアンドビー) のサイトをチェ...

2016年12月20日 00:00

「上院指名承認」で波乱も?「米露修復」目指す「ティラーソン国務長官」の成否 - 足立正彦

 ドナルド・トランプ次期大統領が2017年1月20日に第45代大統領に就任するまで40日足らずとなり、15名の閣僚やホワイトハウス高官の人事は大詰めを迎えつつある。そうした中、11月11日に政権移行チ...

2016年12月16日 13:53

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