新潮社フォーサイトの記事一覧

「外交指南役」はキッシンジャー氏:トランプ氏の「親ロシア」への転換を実現へ - 春名幹男

 安倍晋三首相がトランプタワーにドナルド・トランプ次期大統領(70)を訪ねた昨年11月17日。まさにその日その場所で、外交の大御所、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官(93)がトランプ氏と会談していたことはあまり知られていない。 実は、キッシンジャー氏はトランプ政権の外交指南役として、旧知の次期大統領に外交の基本戦略を説いていたのだった。 それだけではない。キッシンジャー氏は別に、マイケル・フリン...

2017年01月20日 16:15

15年ぶり「減産合意」の行方と「新ピークオイル論」:2017年原油価格 - 岩瀬昇

 2016年12月10日、15年ぶりにOPEC(石油輸出国機構)と非OPEC産油国が協調減産で合意した。2017年1月から6カ月間、OPECが120万BD(Barrel per Day、日量バレル)、...

2017年01月19日 12:24

「保護主義」が鮮明となったトランプ次期政権の「通商政策」 - 足立正彦

 3日後の1月20日にバラク・オバマ大統領は2期8年間の任期を全うしてホワイトハウスを去り、民主党から共和党へと政権交代が行われ、ドナルド・トランプ氏が第45代米国大統領に就任する。いよいよ新政権が始...

2017年01月17日 12:30

急接近する「アリババ」とタイ「プラユット政権」それぞれの思惑 - 樋泉克夫

 中国最大のインターネット通販サイトで知られる「阿里巴巴(アリババ)」を率いる馬雲(ジャック・マー)は、かねてASEAN(東南アジア諸国連合)におけるインターネット通販支援を打ち出していたが、最近のA...

2017年01月16日 16:23

2017北朝鮮「新年の辞」(中)異例の「自己批判」が意味するもの - 平井久志

 金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の今年の「新年の辞」で特徴的だったのは、韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権への非難を前面に押し出し、韓国への政治介入の姿勢を明確にしたことだ。一方、次期トランプ政権に平...

2017年01月13日 16:18

「南スーダン制裁決議」に見るアメリカ外交の敗北 - 鈴木一人

 前回の記事で取り上げた、イスラエルの入植活動を国際法違反と認める安保理決議と同じ日に南スーダン制裁に関する安保理決議案も提出され、アメリカを含む賛成が7票、日本を含む棄権が8票(反対は0)で決議案が...

2017年01月12日 14:02

経済苦境のはずの「ナイジェリア」に満ちる自信 - 白戸圭一

 アフリカ経済が厳しい状況に直面している。国際通貨基金(IMF)の2016年10月時点の予想では、2016年のサブサハラ・アフリカのGDP成長率は1.4%に終わり、2017年は2.9%になる見通しだと...

2017年01月12日 12:37

領土交渉「敗北」後の対露外交の行方 - 名越健郎

 日本側の事実上の「敗北」に終わった12月の日露首脳会談後、北方領土交渉を今後どう立て直し、推進するかは日本外交にとって難しい課題となる。安倍晋三首相は今年も2度訪露し、プーチン大統領と首脳交渉を続け...

2017年01月11日 15:11

「キャッシュレス経済」を推進せよ:インド「高額紙幣廃止」の遠大な狙い - 緒方麻也

 インド・モディ政権による衝撃的な「高額紙幣廃止」措置から2カ月、商売や市民生活の混乱もようやく収束に向かい始めている(2016年11月16日「インド『高額紙幣廃止』はブラックマネー対策に有効か」参照...

2017年01月10日 12:49

習近平「真の戦場」は軍の「大手術」 - 宮本雄二

 世界は、すでに十分すぎるほどの問題を抱え込んでいる。歴史的な大きな転換期にあると言って良い。習近平率いる中国共産党は、その中で2017年、5年に1度の党大会を迎える。党大会は、中国共産党にとり、これ...

2017年01月06日 12:55

中国経済の「アキレス腱」を照らすマネー市場の「反乱」 - 青柳尚志

中国の金融市場がおかしい。国外への資本流出が加速している。国内の債券市場は売りの嵐に見舞われている。米国株の上昇をしり目に中国株は元気がない。仮想通貨ビットコインの相場が急騰し、取引高も膨らんでいるが...

2017年01月06日 11:57

瀕死の仏原子力大手「アレバ」に巨額出資する「三菱重工」への疑問 - 杜耕次

 三菱重工業がフランス政府の求めに応じ、破綻に瀕している仏原子力大手「アレバ」への出資要請に応じることになった。国内のみならず、海外でも原子力発電所の建設計画が次々に暗礁に乗り上げる中で、三菱重工社長...

2016年12月27日 16:01

北方領土はロシア軍事戦略の要:「択捉・国後」両島返還が困難な理由 - 伊藤俊幸

 12月15、16日に行われた、安倍総理とプーチン大統領による日露首脳会談。筆者の関心はもちろん北方領土問題にあった。「平和条約締結後の色丹島・歯舞諸島の返還」を明記した「1956年の日ソ共同宣言を確...

2016年12月22日 12:47

安倍首相が「解散先送り」を決めた「蓮舫ファクター」 - 辻原修

 今秋から永田町に吹いていた解散風だが、安倍晋三首相は年明けの衆院解散・総選挙を見送ることに決めた。解散は12月15日から16日のプーチン・ロシア大統領来日で北方領土問題の進展があればと思われていたが...

2016年12月21日 16:28

欧州「民泊」事情(上)「Airbnb」が変えた「観光の常識」 - 大野ゆり子

バルセロナの海岸にも「民泊」の大波が押し寄せている(筆者撮影) ここ4、5年、ヨーロッパの友人と一緒に旅行に行く計画をして、宿泊の話になると、皆まずAirbnb (エアビーアンドビー) のサイトをチェ...

2016年12月20日 00:00

「上院指名承認」で波乱も?「米露修復」目指す「ティラーソン国務長官」の成否 - 足立正彦

 ドナルド・トランプ次期大統領が2017年1月20日に第45代大統領に就任するまで40日足らずとなり、15名の閣僚やホワイトハウス高官の人事は大詰めを迎えつつある。そうした中、11月11日に政権移行チ...

2016年12月16日 13:53

「朴大統領弾劾」で計算が狂った「潘基文」の隘路 - 鈴木一人

 韓国国会で自らの与党であるセヌリ党の「親朴派」と言われる人たちの造反もあり、弾劾決議が可決された朴槿恵(パク・クネ)大統領。連日大規模なデモが続き、弾劾決議が採択された後も未だに即時退陣要求のデモが...

2016年12月15日 16:29

トランプの「正論」が揺るがす「米中台」関係 - 野嶋剛

米国のトランプ「次期」大統領と台湾の蔡英文総統が電話会談を行ったニュースが流れたことで、台湾に漂った空気は、必ずしも中国を出し抜いて「してやったり!」とする拍手喝采ではなかった。むしろ安堵であった。そ...

2016年12月13日 15:03

「フリン米次期大統領補佐官」の「危うい資質」が問題に - 春名幹男

 トランプ米次期政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官に決まっているマイケル・T・フリン元国防情報局(DIA)局長(57)。大統領の安保政策および戦略策定の要となるポジションだ。 過去にはキッシンジャ...

2016年12月12日 12:49

「中国版ディアスポラ」と「TPP」「一帯一路」 - 田中直毅

 中国が世界史において昇竜として新たに浮上したのは21世紀に入って以降である。再登場したのは、江沢民総書記(当時)が中国農村の農業生産力に見切りをつけて、穀物、飼料などの対外開放の見返りとしてWTO(...

2016年12月08日 14:16

朴槿恵大統領「弾劾列車」(下)「眠っている神様、そろそろ起きて」 - 平井久志

 朴槿恵(パク・クネ)大統領の3回目の談話は逆に一般市民の怒りを買ったが、弾劾賛成に突き進んでいた与党・セヌリ党の非主流派には影響力を発揮した。 セヌリ党の非主流派で構成する非常時局委員会は11月29...

2016年12月07日 13:25

「トランプ旋風」が追い風となった日本銀行「宣言なき政策変更」 - 鷲尾香一

 米国のトランプ次期大統領誕生で巻き起こった“トランプ旋風”は、金融政策に行き詰まった日本銀行にとって“神風”となったようだ。トランプ次期大統領の財政拡大政策に対する期待から米金利が上昇していることで...

2016年12月05日 16:08

トランプ米次期政権に「韓国化」の危険:「公私混同」避けられるか - 春名幹男

 大統領官邸を舞台にした「情報漏洩」と公私混同の「側近政治」――。朴槿恵韓国大統領はついに任期中の辞任を表明した。トランプ米次期大統領(70)は来年1月20日に就任するが、もっとスケールの大きい、国際...

2016年11月30日 11:23

突然浮上「フランス大統領に一番近い男」フィヨンの危うさ - 国末憲人

 フランス大統領選にはハプニングがつきものだ。1995年には、最有力の首相バラデュールが失速して決選に残れなかった。2002年には、右翼ジャン=マリー・ルペンが決選に進出した。2012年には、一時隠居...

2016年11月29日 16:47

加速する「脱内燃機関」の動きと「ハイブリッド車」の寿命 - 大西康之

 まもなく訪れる2017年は、世界の自動車産業のありようが大きく変わる年になりそうだ。すでに欧州ではドイツなどが「脱内燃機関」に向けて動き出した。米国では電気自動車大手のテスラモーターズが300万円台...

2016年11月28日 13:17

トランプ新体制でも「在日米軍」は変わらない - 伊藤俊幸

 アメリカ大統領選挙の投開票日前後、筆者はアメリカに滞在していた。そして、ドナルド・トランプ氏が次期大統領に決まった後、米軍の高官とディスカッションする機会を得た。話題は当然、トランプ新体制における安...

2016年11月25日 12:24

トランプ新体制と朝鮮半島(上)「先制攻撃」か「話し合い」か - 平井久志

 トランプ氏の米大統領選挙勝利は様々な衝撃を与えているが、トランプ次期政権の朝鮮半島政策がどうなるのかも重要関心事の1つだ。米国のトランプ次期大統領と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)党委員長という...

2016年11月17日 15:59

トランプ勝利の裏にもう1つの策略:「恐怖戦術」が成功か - 春名幹男

 世界に衝撃を与えた米大統領選挙。ヒラリー・クリントン前国務長官の敗因は、数字で見ると明らかだ。 第1に「ラストベルト」(重厚長大産業が錆び付いた地帯)と呼ばれる激戦州、ペンシルベニア、オハイオ、ミシ...

2016年11月16日 15:01

トランプに「好感」を抱く中国人の心象風景を読む - 野嶋剛

 トランプ大統領の誕生について、世界は悲喜こもごもだが、総じていえば、中国人はかなり喜んでいるように見える。その理由は2つありそうだ。1つは、トランプがオバマやヒラリーのように、リバランス(戦力の再配...

2016年11月14日 16:38

「トランプ大統領」を「嵐の拍手」で迎えたロシアの思惑 - 名越健郎

 米大統領選でのドナルド・トランプ候補の勝利が9日、ロシア下院で報告されると、全議員が立ち上がり、「嵐のような拍手」(モスクワ・タイムズ紙)が起きたという。かつてのソ連共産党大会の常套句だった「嵐のよ...

2016年11月11日 08:55

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