新潮社フォーサイトの記事一覧

米議会にトランプ大統領の「核先制攻撃」制限法案:「核戦略論議」沸騰へ - 春名幹男

 米国では通常、核兵器使用権限は大統領命令で実行され得る形式になっているが、トランプ大統領就任直後の今年1月24日、大統領の核先制使用を制限する法案が米上下両院に提出されていたことが分かった。 提案者の1人、エドワード・マーキー上院議員は法案提出にあたって、「核戦争は人間の生存に最も危険なリスクをもたらすが、トランプ大統領はテロ組織に対して核攻撃を検討すると示唆している」と強調した。このため法案で...

2017年03月24日 18:15

「3年前のメニュー」との比較でも窺える「サウジ国王」の和食好き - 西川恵

 王族、随員、企業関係者など1000人以上を従えて来日(3月12日~15日)したサウジアラビアのサルマン国王(81)。めったに外遊しない同国の国王としては、1971年のファイサル国王以来46年ぶりの来...

2017年03月23日 15:36

「4月」か「来年秋以降」か:「森友問題」も絡まる「解散総選挙」の行方

 自民党大会が3月5日に開催され、党総裁の任期を従来の連続2期6年から3期9年に延長する党則改正などが決定された。これによって、2018年9月に任期切れだった安倍晋三総裁(首相)は3期目に挑み、最長で...

2017年03月22日 11:35

「ロシア・ゲート」過熱で「トランプ幻想」が醒めたロシア - 名越健郎

 トランプ米政権誕生を大歓迎したロシアは、「ロシア・ゲート」事件をめぐり米政界が混乱することに失望を強めている。4月には習近平中国国家主席が訪米し、米中首脳会談が行われる見通しだが、米露首脳会談開催の...

2017年03月21日 20:43

北朝鮮ミサイル「同時着弾」の意味(上)米「先制攻撃への恐怖」が背景 - 伊藤俊幸

 北朝鮮が3月6日に行った4発の弾道ミサイル発射は、様々な衝撃をわれわれに与えた。 朝鮮中央通信は翌日7日、「有事の際に在日米軍基地への攻撃を担う朝鮮人民軍戦略軍火星砲兵部隊の訓練だった」とし、「米国...

2017年03月14日 19:17

「東芝・WH問題」が蒸し返すインド「原子力発電」の問題点 - 緒方麻也

 東芝の米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)の再建問題で、同社による米連邦破産法第11条(チャプター・イレブン)の適用申請が現実味を帯びてきた。WHが経営破たんという事態になれば、同社がインドで進...

2017年03月14日 11:28

速報・朴槿恵大統領「罷免」:「分裂した国論」「崩壊した自尊心」は回復できるか - フォーサイト編集部

 現職大統領を罷免するかどうかの宣告は、意外にも30分足らずの短い時間で終わってしまった――。韓国の憲法裁判所は3月10日、韓国国会による朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追は妥当との判断を示し、朴氏...

2017年03月11日 08:57

「金正男暗殺」と「マレーシアの闇」(上)北朝鮮「武器貿易」の拠点 - 竹田いさみ

 マレーシアの首都クアラルンプールにある国際空港第2ターミナル(LCC専用)の自動発券機の前で、北朝鮮の金正男暗殺事件が2017年2月13日(月)に発生してから、およそ1カ月が経過しようとしている。暗...

2017年03月10日 18:00

中国が「北朝鮮を守る理由」はなくなりつつある - 宮本雄二

 北朝鮮のことは、本当のところは良く分からない。これまで筆者が担当したことのある中国、米国、ロシア(旧ソ連)、ミャンマーなどは、分析すると自ずと中身が見えてきたものだが、北朝鮮の場合は、それが見えてこ...

2017年03月07日 16:34

大ヒット風刺漫画『マンガで読む 嘘つき中国共産党』が生まれた理由 - 野嶋剛

『la kagū』でのトークイベントで語る辣椒氏(中央)。左右が高口氏と阿古氏(筆者撮影、以下同) 新潮社から発売された中国人漫画家・辣椒(ラージャオ、中国語で「唐辛子」を意味するペンネーム。本名は王...

2017年03月07日 16:07

「大争議」以来の危機「東芝」が引いたもう1つの「ババ」 - 杜耕次

 東芝が米原発子会社ウエスチングハウス(WH)に絡む巨額損失による債務超過転落を発表したのが2月14日。その後「東芝危機」を見出しにうたった記事や映像報道がメディアに噴出している。2年前の粉飾決算に続...

2017年03月07日 15:58

金融市場が注目しだした「Frexit」の可能性 - 青柳尚志

 3月15日の到来を世界中が固唾をのんで待ち受けている。オランダの総選挙で反移民、反欧州連合(EU)を掲げる右翼の自由党は第1党となる勢い。4月と5月に投票を迎えるフランスの大統領選挙で、右翼の国民戦...

2017年03月07日 15:00

2つの「レッドライン」を越えた金正恩氏(上)保衛省犯行の「怪」と金元弘氏解任の「点と線」 - 平井久志

 金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアのクアラルンプールで暗殺されて約2週間が過ぎた。テレビのワイドショーを含め日本のメディアは連日、大騒ぎを続けているが(筆者もその1人かもしれないが)、長年、北...

2017年03月02日 15:04

速報:「東芝も俺が買う!」吠える鴻海テリー・ゴウ会長。中国から実況生中継! - 大西康之

キッパリと言い切ったテリー会長(筆者撮影、以下同) 虫の知らせ、というやつだろう。 何かいいことがありそうな気がして、3月1日、はるばる中国・広州までやってきた。 台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の子会...

2017年03月02日 09:49

マレーシアから見た「金正男暗殺事件」 - 野嶋剛

 北朝鮮の指導者、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏とみられる男性が殺害された事件で、現場となったマレーシアと殺害への関与を認めない北朝鮮の関係が緊迫化し...

2017年02月28日 13:26

トランプの黒幕「バノン」の世界観(5・了)「オルタナ右翼」と日本文化の親和性 - 会田弘継

「オルタナ右翼(Alt-Right)」の論壇となったニュースサイト『ブライトバート・ニュース』は、トランプ政権の「黒幕」スティーブ・バノンが2007年の創設時から関わり、2012年から経営者となった。...

2017年02月24日 15:31

変死した「トランプ文書」情報源も:米大統領選「ロシア介入問題」の緊迫 - 春名幹男

 昨年の米大統領選挙中、ロシアから米民主党全国委員会などへのサイバー攻撃を次々成功させたロシア連邦保安局(FSB)のサイバー担当者たち。さぞかし達成感に浸っているだろう、と考えるのは「間違いだ」とロシ...

2017年02月24日 15:16

「シンゾー・ドナルド関係」は国際政治にどんなインパクトを与えるのか - 村上政俊

 大統領就任後初めての安倍・トランプ会談が成功裏に終わった。ゴルフ外交で培われた個人的な信頼関係が今回の最大の成果だったが、本稿ではシンゾー・ドナルド関係が今後の国際政治に与えるインパクトについて考え...

2017年02月23日 13:10

トランプ外交「最優先」は「IS打倒」:「対中国」にあらず - 伊藤俊幸

 トランプ氏が大統領に就任してから1カ月弱。1月27日には、特定7カ国国民の入国を制限する大統領命令(Executive order)に署名したが、このことは米国内外で大きな波紋を巻き起こし、日本のメ...

2017年02月22日 13:08

金正男氏暗殺の謎:「白頭の血統」の視点から - 平井久志

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄である金正男(キム・ジョンナム)氏が2月13日午前、マレーシアのクアラルプール空港で毒殺された。「金正男死亡の情報」 実は、筆者は2月14日...

2017年02月18日 14:53

「キャッシュレス社会」実現へ突き進む「インド・モディ政権」の超本気度 - 田中直毅

 1月10日にインドのグジャラート州の州都ガンディナガールで開かれた「バイブラント・グジャラート(グジャラート州活性化)」の開会式でのモディ首相は、彼に寄せられる賛辞に喜色満面であった。彼はグジャラー...

2017年02月17日 12:27

フリン大統領補佐官辞任:「ロシア」を巡り足並み乱れるトランプ政権 - 足立正彦

トランプ政権が始動してから4週間目を迎えている。だが、政権運営は安定するどころか、むしろ引き続き混乱状態の中にある。中東・アフリカ地域の7カ国からの入国を一時禁止する大統領令の即時停止を命じた仮処分決...

2017年02月14日 15:23

「水田」を「大規模放牧地」に変える「福島県飯舘村」の農家の挑戦 - 寺島英弥

水田3枚をつないだ約2ヘクタールの放牧試験地(福島県飯舘村、筆者撮影) 標高400~600メートルの福島県飯舘村はいま、田んぼの土が凍り付く厳寒の中だ。村の中心部に近い松塚地区の雪原になった水田に、電...

2017年02月14日 14:26

意外にも常識的な「トランプ外交」 - 村上政俊

 トランプ外交が本格的に始動したが、その背景にある考え方は極めて常識的であり、同盟国日本としては大いに歓迎すべき滑り出しだ。トランプ外交の最大の特徴は同盟国重視の姿勢であり、これを端的に示すのが外国首...

2017年02月10日 12:52

トランプ政権は「イラン核合意」をなぜ破棄しないのか? - 鈴木一人

 トランプ政権が発足してまだ20日しか経たないが、矢継ぎ早に大統領令を発し、様々な政治的社会的混乱を招く中、イランがミサイル実験を1月29日に行った。トランプ政権の安全保障担当大統領補佐官であるフリン...

2017年02月09日 12:35

トランプの黒幕「バノン」の世界観(1)終末論漂わせる文明衝突史観 - 会田弘継

 思想家が政治家を使うのか、政治家が思想家を利用するのか———。 トランプ大統領の側近にして政権の黒幕スティーブ・バノン首席戦略官兼上級顧問の動きが注目されている。バノンはトランプの選挙戦略を仕切った...

2017年02月08日 17:34

トランプの「アフリカ政策」を占う - 白戸圭一

 筆者が知る限り、米国のトランプ大統領がアフリカについて発言したことは、選挙期間中も就任後もない。先進諸国の主要メディアや有識者も、トランプ政権の欧州、ロシア、中東、中国、日本、メキシコなどに対する政...

2017年02月08日 13:02

「3つの大渦」に翻弄される韓国(1)「3月13日」へ向け突き進む「朴大統領弾劾訴追」 - 平井久志

 韓国の有力な次期大統領候補とみられた潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長は2月1日午後3時26分、韓国国会内で記者会見を行い、「尊敬する韓国のみなさん」で始まる記者会見文を読み上げた。その中で、潘氏...

2017年02月06日 16:01

反トランプ「ウイメンズ・マーチ」:「女性の権利」のための長い闘い

「プッシーハット・プロジェクト」公式HPより 1月21日、トランプ政権発足翌日の朝、マサチューセッツ州ケンブリッジの自宅のドアを開けると、ハーバード大学の方向から、「女性の行進(ウイメンズ・マーチ)」...

2017年02月03日 16:22

中国はトランプにどう立ち向かうのか - 宮本雄二

 若いころ、米国の外交官に「この問題を解決しようとしても障害が多すぎる」と指摘すると、「障害は取り除けば良い」と軽く一蹴されたことがある。日本は、与えられた条件の下で対応策を考える。これに対し、米国は...

2017年02月02日 16:38

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