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教育の未来と言語習得について

東京外国語大学が新しい言語を学ぶ大学生を対象にしたインターネット学習教材を無料で公開した。

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いかにも大学というお堅い組織が作った骨太の感じだが、英語だけではなく多くの言語を網羅しているのはとても評価出来る。英語だけでも四苦八苦言っている日本人がほかの言語を学ぶ意義はあるのかというツッコミは置いておいても、取り組みとしてはいいのではないだろうか。

ワンズワードオンライン

オンライン英会話スクール「ワンズワードオンライン」を2009年にスタートしたときに、上記のような説明文をフッターにしたが、今では形骸化している。

理由は「あらゆる学習教材はいずれは無料で提供される」という確信があったからだ。

アゴラ:オンライン大学というひとつの革命

そして、それは段々と事実になってきている。

おそらく、世界中の大学や教育機関が今後は競って無料でレッスンを公開し、教材を作成していくだろう。スライム並の戦闘力しかないうちが、コンテンツや学習教材を作ったところで、意味がない。

ワンズワードオンライン

だからリニューアル後のサイトの文言は上記に変更した。あくまでアナログな質やコミュニティの形成というものに今後はもっと注力して、サイトの内容も変更していきたい。

結局、新しい言語をマスターするコツは、学習自体にいかに強制力をもたせるかだ。「英語をマスターしなければ、死ぬ」というシチュエーションであれば、誰だって英語をしゃかりきになって勉強するだろう。優秀な先生、最高の学習教材、それらはすべて利用すべきものであり、ゴールに導いてくれる魔法でもなんでもない。

留学しようが現地に何十年住もうが、その土地の言語をマスター出来ない人たちは多い。それらはすべて「言語を習得することに危機感を持てず、自分自身を強制出来なかった結果」だ。通訳を雇えば仕事は出来るし、私生活でも言葉が出来る友人に助かれてもらえればそれはそれで生活は出来る。

べつにそういう生き方を否定はしないが、もったいないとは思う。言葉が出来るだけで多くのことにアクセス可能になるし、得することが多いからだ。ぶっちゃけ最低の先生、最低の学習教材でも「やる気」さえあれば、言語を習得することは可能だ。

だから、ありもないしない夢のような学習メソッドや学習教材を探すのを諦めて、とっとと新しい単語のひとつでも暗記したほうが言語習得の方法としては正しい。

なぜか日本では「学習方法」ばかりが注目され議論されるが、そんなものはどうでもいい。言語習得においては、新しい学びは気付きは教材やコンテンツによってもたらされることは少なく、外国人と外国語でコミュニケーションを取った時にもたらされることのほうが多い。
(だから、オンラインでもオフラインでも外国人の先生から学ぶ意義は大きい)

だから、無料の学習教材で学び、限りなく安くなったオンラインでのレッスンで実際に新しい言語を話しながら学んでいくという方法が今後はスタンダードになる。そして、その先にはもっと深くて中身の濃い外国人とのコミュニケーションが待っている。

外国語はただ話すことに意義があるのではなく、外国人とコミュニケーションをきちんと成立させることに意義がある。そして、コミュニケーションを成立させるためには、新しい文化や未知の文化に対する許容が必要になってくる。

今後もより多くの人がそのようなコミュニケーションを成立させることが出来るように手助けをしていきたいと思っている。

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