記事

谷垣禎一幹事長記者会見(役員連絡会後)

冒頭発言

(役員会の内容説明)
谷垣 茂幹事長

今、役員連絡会を終えたところですが、まず高村副総裁からご挨拶がありまして、国民からの期待値はかなり高いものがあるけれども、それが実績値になるように頑張ろうというお話でありました。
私(谷垣幹事長)からの報告は、役員連絡会をこの体制で1年間党運営を行っていくということ、それから各種選挙、あるいは政策課題もさまざまありますが、一致結束して政権を支えて国民のために働いていく体制を協力してつくっていこう、ということを申し上げました。それから、人事案件について、資料を配付して承認をいただいたということを申し上げました。この中で政務調査会の会長代行につきましては、新設の役職で来年開催の党大会での党規改正を前提として先行実施をしていくということを申しました。それから、世論調査の結果を、本来馳広報本部長がおやりになるのですが、今日はご欠席ですので私からご紹介をしたところです。
佐藤国対委員長、逢沢衆議院議運委員長からご報告がありました。佐藤委員長からは、9月3日に野党から臨時国会の早期召集と予算委の集中審議の開催要求があったというご報告がありました。それから逢沢衆議院議運委員長は、議長のもとにおける選挙制度の経緯について若干ご報告がございました。
それから参議院のほうですが、伊達国対委員長からご報告がありまして、9月10日に農水委員会で視察を行うということです。
溝手参議院会長からは、頑張っていきましょうというご挨拶がございました。
脇幹事長からは、参院の選挙制度改革協議会の経過のご報告がございました。
茂木選挙対策委員長からは、名護市議選をはじめとして沖縄22市町村の議会選挙について、また、福島県知事選、沖縄県知事選、それから茨城の県議会議員選挙、そういうものが各種あるので、頑張っていくということです。
稲田政調会長からは、頑張りますということでした。
二階総務会長からは、17日をめどに新総務を選出したいということでございます。

以上です。

質疑応答

NHKの瀧川です。脇参議院幹事長からの選挙制度改革の発言について伺います。脇参議院幹事長からは、10月中に自民党案がまだ示されてないのでそれを示すべきだという発言があったように伺っているのですが、ここの部分の発言の経緯を詳しく教えていただきたいのと、これに対する幹事長のご見解をお聞かせいただけますでしょうか。
来年まで案を出さないようでは、これはうまくいかない。議長からも、各党の案をまとめて出してほしいということでしたが、まだ自民党案ができていないから、いずれそれはやらなければならないのではないかというご趣旨でした。私からも、いずれにせよ何もしないというわけにはいかないのだから、まず参議院自民党できちっと議論をして、話を進めていかなければなりませんね、ということは申しました。
NHKの瀧川です。時期についてのお考えはありますか。
これは、参議院でまずしっかり議論をしていただくことではないかと思います。
TBSの加納です。経団連が政治献金の呼びかけを再開しましたが、これの受けとめと、先ほど榊原会長と会談されたと思いますが、その中のやりとりを教えていただけませんか。
今日、榊原会長をはじめ経団連のメンバーがお見えになりましたのは、私どもも新体制になりましたのでご挨拶においでいただいたということでございます。中身もやはり、今の経済情勢と若干、榊原さんのご見解もございましたし、我々も経済情勢をよく見ていくというようなやりとりをいたしました。
それから今、経団連からいわゆる政治献金の問題についての取りまとめのような案を、昨日まとめられた。これは議会制民主主義の健全な発展のためには必要なコスト、社会貢献の一環として企業もその責任を果たしていかなければならないということでこういう案を出されたのだと理解しております。これは、民主主義の根幹である政党の自立性というか、主体性というか、そういうものの確保をしていくという観点からも、自発的な政治寄付の呼びかけは大変ありがたいものだなと考えております。
琉球新報の小宮山です。先ほど、名護市議選はじめ沖縄の地方統一選挙についてなどの報告があったということなのですが、自民党本部としてはどのようにその地方統一選を総括されているのか。また、この地方統一選が終われば11月の知事選について議論も本格化していくのですが、幹事長に就かれて、今後沖縄知事選をどのように進めていくのか、また、勝つためには何が必要だとお考えでしょうか。
名護の選挙につきましては、今の与党体制が過半数を占められた。しかし、野党といいますか、野党陣営も議席を増やしたというので、これはいろいろ評価があると思います。一番、我々の観点から見ますと、もちろん名護の発展、安定という観点もございますが、我々の観点、国政の観点からしますと、普天間の危険性をどう排除していくかというのがやはり一番大事な観点なのではないかと思っております。ですから、この普天間の危険性を排除するためにどう汗をかいていくかということが、我々から見ると非常に大事なポイントです。
それから各般の選挙につきましては、今、茂木選対委員長も、まずその目が向いているのが福島の選挙ということになると思います。福島の選挙がある程度見通しがつきましたら、今度は沖縄の選挙に茂木選対委員長もかかわっていかれるのだと思いますが、やはり、どれだけ幅広い方の協力を結集できるかということがポイントだろうと思っております。
琉球新報の小宮山です。幅広い方の結集ということで言えば、公明党の対応も1つ言えるのではないかと思うのですが、公明党沖縄県本部はまだ知事選の対応について表明していません。今後どのように公明党との連携をとっていかれるお考えでしょうか。
公明党とはいろいろなことで、政府・与党の連絡会議などもありますが、いろいろな機会を通じて公明党との連携を図っていきたいと思っております。
東京新聞の生島です。2点お伺いします。まず選挙制度の関係で衆議院についてなのですが、11日に第三者機関の初会合が開かれます。今後の答申が出てくると思いますが、その答申の取り扱いについて、出てきたものをそのまま法律案にするのかどうか、その点についていかがですが。
まだどういうものが出てくるのか、私も議論の内容をつぶさに承知しているわけではありません。しかし、今おっしゃるようにそれを尊重していくというのは、やっぱり基本だと思います。そういう目でこれからの議論を見守っていきたいと思っております。
東京新聞の生島です。それは自動的にその答申が出たときに、そのとおりにこの法律を改正していくことが必要なのかどうか。
それはこれからの議論をよく伺いながら見ていくということではないでしょうか。基本は尊重するということですね。
東京新聞の生島です。あともう1点、参議院のほうなのですが、参議院は自民党が11日に脇座長案というのが出てくると思います。今後、仮に参議院に人事がありまして、脇座長が仮に交代をするようなことがあった場合、後任のその座長は脇座長案というのを継続する、踏襲していくべきなのか。あるいは新たな座長は新たな座長として新たな案を出すと考えていらっしゃるのでしょうか。
これから人事ですから、交代されるのかされないのか、私はよくまだ見通しているわけではありませんが、それはその任におなりになった方がまず中心になって考えていただくということが大事ですね。しかしいずれにせよ、何らかの道筋をつけていかなければならないのは明らかですから、どなたがなられようとそのような努力をされると思います。
テレビ東京の鵜飼です。先週、日銀の黒田総裁が消費税引き上げについて、「引き上げたときのリスクには対応できるものの、引き上げなかった場合のリスクというものが甚大過ぎて、日銀としては対応できない」という発言をされていましたが、幹事長として党の考えというのはありますか。
やはり経済というのは、ある程度方向を示して、あの問題についても法律をつくってやっていくわけですから、ある程度そういうものを前提にしてみんなが動いている面があるわけですね。それをやらないということになると、かなり今までの想定と違う、不測のことが起きてくるおそれというのはないわけではないでしょう。ですから、いろいろなことをよく考えながら今後の扱いを考えていかなければいけないということだろうと思います。今、あまりその辺のことを私の立場から突っ込んだ議論をする段階ではまだないと思います。
テレビ東京の鵜飼です。そのような中で大変恐縮ですが、最近出ている経済指標はあまりいいものが少ないように感じるのですが、そういった意味で消費税を上げる、もしくは上げた後、もし上げた場合には、日銀による追加緩和というのは側面支援という意味で必要になってくるのでしょうか。
私はかつて財務大臣をやっていたものですから、比較的この日銀のご判断に関してあれこれ政治の立場から言うのはできるだけ慎重にしようと思っております。ただ注意深く、経済指標などは見ていきたいなと思っております。#
朝日新聞の蔵前です。沖縄知事選に戻ります。明日、自民党の沖縄県連幹事長を務めた翁長さんが立候補表明をする予定になっています。これまで沖縄知事選というのは、保守系と革新という対立で長くやってきたと思うのですが、今回、自民党も含めた保守系が分裂する選挙となりそうだということについて、どうしてこのようになったかと幹事長としては認識されておりますでしょうか。
これは、今まで石破前幹事長もいろいろ努力をされてきたと思います。我が執行部としても、これは極めて大きな問題でありますので、先ほど申し上げたように、まず福島県知事選、今、いろいろ執行部と茂木選対委員長が対応して議論をしておられますから、ある程度、それに道筋がついたら、その辺りは、まだあまりきちっとこの問題について協議しておりませんので、飛び越えて申し上げるのは差し控えたいと思いますが、いずれにせよ、福島県知事選が一段落しましたら茂木選対委員長とよく打ち合わせをして進めたいと思います。
テレビ朝日の千々岩です。先ほどの質問と少し前後して恐縮なのですが、消費税について、先日GDPの4月-6月期の確定値がマイナス7.1とさらに速報値をマイナス幅が上回っています。7月-9月期についても、なかなか当初予定、予想したとおりの動きは見えないのではないかという推測もあるのですがこの辺りについてと、消費税の引き上げについて、幹事長が今どうお感じになっているかについてお聞かせください。
基本的には、駆け込み需要に対する反動というものがあるのだろうと思います。いろいろ見方はありますし、雨が降ったとか、そういうようなことの影響をいろいろよく見なければなりませんが、基本的には緩やかに回復していく流れなのではないかと私自身は見ております。これも専門家等々の分析もよくまた聞きたいと思います。
テレビ朝日の千々岩です。そうしますと、今のところは引き上げをしないという判断に至るような要素ではないということですか。
これは私たびたび申し上げておりますように、法律で決めて進んでおりますから、それを守ってやっていくというのがまず基本だと思います。その上で何を見ていくかということになりますね。そういう段階だと思います。
京都新聞の高橋です。内閣支持率についてお伺いします。高村副総裁の期待値を実績値に変えていかないといけないということをおっしゃっておりますが、各社おおむね高い傾向が出ていると思われます。幹事長はこの要因について、どのようにお考えになられるのでしょうか。
これも実際要因をいろいろ分析しても、高村副総裁のおっしゃるように期待値を実績値に変えていく努力をするというのが何よりも肝要で、私はあまり出た数字をいちいち分析するというのは、あまり分析得意ではないものですから、そういう期待値を実績値に変えていくとしかお答えするすべを持っておりません。

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