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「ネイティブ広告」って何?現状と近未来、課題と注目プレーヤーをまとめる

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「ネイティブ広告」ってわかりにくいキーワードで、何だかややこしいことになっていますよね。

ネイティブ広告って何?

人によって「ネイティブ広告」というキーワードで指している内容が違う気がするので、ちょっと整理をしてみようと思います。

Wikipediaの「Native advertising」の記述を邦訳すると、このような感じになります。

「ユーザーの行動に合わせて価値あるコンテンツを提供し、生活者の興味・関心を惹きつけようとするウェブ広告の形態の一つ。…広告主の意図としては、広告を押しつけがましくないように見せることで、クリック率を上げようとするものである」

「ネイティブ広告」は、本当に「ネイティブ」な「広告」であるべきなのだろうか? | CONTENT MARKETING LAB(コンテンツマーケティングラボ)

うん、まぁ、「自然な」広告ということなんでしょうけど、これだけだとよくわかりませんね。事例で考えてみましょう。

Gunosyに見る「インフィード広告」

ここ最近、「ネイティブ広告」というキーワードは、Gunosy的な広告配信をイメージしている場合が増えてきたような感じがあります。

以下の画像、複数のリンクが紹介されていますが、ひとつだけ広告なんですよ。わかりますか?

IMG 8202

よくみると「Sponsored」と書いてあるんですが、「寝不足注意!世界中が〜」というリンクが広告です。で、このリンクをタップすると「いきなり」App Storeに飛ばされます。突然App Storeが開くので、けっこう意表を突かれる感じです。

IMG 8204

これは「ネイティブ広告」のなかでも、「インフィード型」または「タイムライン型」と呼ばれるものです。フィードやタイムラインのなかに、自然に(ネイティブに)広告が配信されるという意味です。

最近この種の広告配信ニーズが高まっておりまして、たとえばadingoはいくつかのメディア、アプリにこの広告システムを提供し始めています(adingo、Zucks提供のインフィード型ネイティブ広告の配信を開始 (1/1):MarkeZine(マーケジン))。トリセツも使っているんですね。

スクリーンショット 2014 07 10 12 26 56

で、Gunosyも同様のサービス展開を始めるようです。

ニュースアプリ「Gunosy(グノシー)」を展開するグノシー(東京都港区)が、スマートフォン向けアプリのアドネットワーク事業を始めたことが本誌取材により明らかになった。自社アプリの利用者拡大によって獲得した広告主の広告を、自社アプリ以外の広告枠にも配信することで、新たな収益の柱をつくるのが狙いとみられる。既にミクシィが提供するSNS「mixi」のスマートフォン向けアプリには、グノシー経由の広告が掲載されている。

グノシーがネイティブ広告ネットワーク参入、事業モデルを転換か 日経デジタルマーケティング

古いところでは、ツイッターやフェイスブックの広告もインフィード型です。これは見慣れていますよね。

スクリーンショット 2014 07 10 13 02 08

なぜ今インフィード広告が盛り上がっているかについては、スマートフォンは画面のサイズが小さく、バナー広告の効果が低いので、広告出稿企業/メディアが「バナー広告の代替」を求めているからだと思われます。

しかしながら、今普及しはじめているインフィード広告は、ユーザー体験でいうと相当いまいちなことが多いので、その点は大きな課題です。みなさんも「記事だと思ってタップしたらApp Storeに飛ばされた…」的な経験があるかもしれません。ここら辺の懸念は徳力さんがまとめているので、関心がある方はこちらもぜひ。

[徳力]日本の「ネイティブ広告」は、もっと真剣にネイティブにならないと読者にステマ広告扱いされてしまうんではなかろうか

NYタイムスに見る「ブランドコンテンツ(記事広告)」

で、ややこしいのは「ネイティブ広告」は、いわゆる「ブランドコンテンツ」、もっと簡単にいうと「記事広告」を指すときにも使われるんですよね。

ぼくはコンテンツ制作者側なので、ネイティブ広告=記事広告という意味合いで使うことが多い(多かった)です。最近はややこしいので、「ブランドコンテンツ」と記載しています。

事例としてわかりやすいところだと、NYタイムスなんかは「DELLからお金をもらって、DELLが制作する記事を掲載」しています

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THE PAGESの解説記事は、文脈的にはいわゆる「記事広告」を指して「ネイティブ広告」と表現しています。

最近ネイティブ広告というキーワードを目にするようになってきました。ネイティブ広告とは、メディアにおいて通常の記事であるかのような形で提供される広告のことを指します。

米国の大手メディアは相次いでネイティブ広告を導入しているのですが、これについては賛否両論が出ています。

通常、紙であれネットであれ、広告は広告であることが一目で分かるような体裁になっています。しかしネイティブ広告は記事と同じフォーマットで提供されるので、読者は記事か広告かを一目で判別することができません。

賛否両論「ネイティブ広告」って何? それは記事か、広告か | THE PAGE(ザ・ページ)

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