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議席の返上について

2日前に知ったのですが、YAHOO!が面白い意識調査を行っていました。 「みんなの党を離党する比例選出議員はどうすべき?」という調査 で12月12日23時での状況は議員辞職するべきが66.8%となっています。

やはり、国民の大多数が「議席をこのまま持って行くのはおかしい」と思っている事がよく分かりました。比例代表選挙が政党本位の選挙制度であるということを考えると、議席を返上しない事は極めて重い投票者への背信行為だと思います。

しかし、昨日の江田さんのブログを読んで、また残念な気持ちになりました。
『今回の離党で「比例選出議員は議席を返上しろ」というお声があります(中略)・・・ただ、みんなの党へ投票していただいた方々の期待を裏切ったかと問われれば、我々はむしろ、みんなの党結党の原点、理念、政策を忠実に守っているつもりです。あらためて「結党宣言」に立ち返り、「一強多弱」といわれる政治状況の中で、「政治理念や基本政策」を軸に野党を再編し、与党自民党に代わりうる政権交代可能な、国民の負託に応え得る「受け皿」づくりを、「触媒政党」として(身を捨てて)積極的に主導していく、そのための新党結成なのです。』
江田さんは政策を語らせたらトップクラスで、本当に切れ味鋭い政治家という面は尊敬しています(両院議員総会の場でもそのように伝えました)。だからこそ、このような苦しい言い訳を続けるのは残念だと感じてしまうのです。

昨年、みんなの党から3人が離党して、新しく結党された日本維新の会に移った時は、江田さんが率先して「全国比例選出議員が任期半ばを迎える前に離党し、その議席をもって新たに結党される政党の議席とする行為はわが党支持者は言うまでもなく社会一般の倫理観からは容認できない」とコメントを出しています。その3人と、今回の違いをあげれば「人数が多い」ということかもしれませんが、上記のブログを引用させて頂ければ、その3人も(勘違いだとしても)「我々こそが、むしろみんなの党の原点を忠実に守っているのだ」と思っていたのかもしれません。つまり、その「思い」の説明は自己矛盾しており、水掛け論にしかならず、主要な理由として振りかざすべきではないのです。

政治家にとって言葉は武士の刀のようなもの。一度抜いて切ったのならば最後まで責任を持たなくてはいけません。

せっかく新しい政党を創立しようとしているのに、離党組が揃って竹光を振り回しているようでは、益々政治に対する国民の不信感が増幅します。 むしろ堂々と「以前言ったことは撤回します。自分たちが離党する身になって、比例で当選した人間も議席は返さなくて良いと思うようになりました!」と言った方が、好感を持たれるのではないでしょうか。

【関連記事】
比例選出議員は議席を返上しろとのご批判に・・・結党の原点を守る!(江田憲司)

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