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もんじゅ君の「ズバリ聞きますだよ!」第4回 - 【後編】じぇじぇ!大友さん、『あまちゃん』から「中央と周辺」の問題を考えた、ってどういうことですか?

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プロジェクトFUKUSHIMA!がこんなにつづくとは思っていなかった

前編はこちら中編はこちらもんじゅ:大友さんがミュージシャンの遠藤ミチロウさん、詩人の和合亮一さん(*福島在住で、震災直後からツイッターで詩をつぶやきつづけ、おおきな話題を呼んだ)らと主宰していらっしゃる『プロジェクトFUKUSHIMA!』の話をもうすこしお伺いしたいんです。

 これは福島から文化的なメッセージを発信することを目的とした、音楽のフェスやスクールなどを中心にしたイベントですが、この夏で3回目を迎えます。最初に開催されたときは、こんなにつづくと思っていましたか?

大友:いや、「一生つづけよう」と思っていた反面、1年目はほんとうにつらかったんで……。

もんじゅ:ちょっと、心が折れそうになってらっしゃいましたよね。

大友:もんじゅ君とはじめて会ったころが、いちばんたいへんな時期だったんじゃないかな。

もんじゅ:最初に2011年の12月に大友さんにお会いしたんです。

大友:いちばんキツかったときは、こんなにがんばって、こんなにおおぜいの人たちから批判されるのか、もうイヤだ、って思ってた。議論ならいいんだけど、罵声にちかいものが多かったですから。

もんじゅ:見ず知らずの人にひどいことをいわれていましたよね。

大友:なんだろう、ちゃんと理解して、こっちのやっていることを調べた上でいってくれてるのならいいんです。でも多くは、ちょこっと報道された上っ面だけを捉えて、まるきり見当はずれなことを、ひどく汚い言葉でいうものだった。俺、めずらしくあのときは傷ついたなぁ(苦笑)。
 でもさ、自分でこれだけ動いてハシゴかけちゃったら、いまさら降りられないもん。福島にいるスタッフのみんなは盛り上がってるわけだから。

やめようと思っていたのに、盆踊りのアイディアで続行が決まった

もんじゅ:去年は、福島や東京のスタッフのみなさんも「ちょっと息切れしているところがある」とおっしゃっていましたけれど、いまはどうなんでしょう?

大友:たしかにそういうところがあったね。俺は去年の『フェスティバルFUKUSHIMA!』が終わったとき、みんなに「もうやめようか」っていおうと思ってたの。たいへんだし、お金もかかるしね。あとね、東京でメインのスタッフをやってくれてた人が去年10月に抜けちゃったし。
 その人がプロジェクトの台所も仕切ってくれていたから「もうこのへんで、ちょっとやめる?」ってみんなにいおうと思って福島にいった日があったんだ。そしたら福島のみんなは、その段階で「盆踊りやろう!」っていって盛り上がってたんですよ(笑)。

「えええ! 盛り上がるのはいいんだけどさ、これ誰がやるの?」って。「お金はどうするのよ?」ってことも散々話しあったけど、やめるって雰囲気はもう全然なくっなっちゃってた。「じゃあ、もう、やるのね? まぁ手伝うけど、俺は盆踊りとかキライだからね!」っていってたんだけど……いつの間にか……(笑)。

もんじゅ:じゃあ、今年いちばんのメインイベントは盆踊りなんですね。その曲も大友さんがけっきょく作曲されていますよね(笑)。あの曲のイントロは完全に『あまちゃん』オープニング曲ですよね?

大友:え? 似てる? ははは。なんかいわれたら「ああ、おなじ作曲家だからなんとなく似てますね……」っていおうと思って。それとはべつに『あまちゃん』の曲でも音頭をやろうと思ってるけどね。

「めんどくせぇ」っていいながら、毎年つづけるんじゃないかな(笑)

大友:なんかさ、もう『プロジェクトFUKUSHIMA!』はやめようと思ってたんだけど、けっきょく、ことしも俺ノリノリで盆踊りまでつくってるわけだからね、自分であきれます。たぶんあれをやるなかで、福島のみんなもちょっとずつ元気を取り戻していったようなところがあると思うの。あとやっぱり、「いま、ここでやめたくない」って思いもあるんじゃないかな。
 最初の年(2011年)は、俺やミチロウさんがアイディアを出してやってて。それが、俺や東京の人達が息切れしているときに、福島の連中が逆に盛り上がりだしてきて「自分たちでもやれるんだ」って思ったんじゃないかな。そのタイミングでミチロウさんから「盆踊りをやろう」ってアイディアが出てきて。それでもう「ああ、やめられないな」って観念した感じ。

もんじゅ:大友さんの『プロジェクトFUKUSHIMA!』のお話を聞いていると、いつもやむにやまれず走り続けている感じがすごいですよね。この、疾走感。

大友:そうなんだよね。毎年「やめたいな」「めんどうくせえな」って思いつつ、なぜかやめられないね。でも俺、たぶん「やりたくない」とかいいながらやるのが好きなの。
「暑い、暑い」って文句いいながら夏が好き、みたいな、そんな感じかな。「めんどくせぇ」っていいながら、ほんとうは楽しいんですよ。「やりたい! やりたい!」ってずっといいつづけるのも、なんか恥ずかしいじゃないですか。

もんじゅ:そこはちょっと、照れがあるんですね(笑)。いいですね。

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