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学生を苦しめる「やりたいこと」「志望動機」をクリアするシンプルな考えかた

ツイッターで、就活教育の批判をした。

やりたいものを探せというけど、無茶な自分探しをして、自分のやりたいことをムリにみつけようとして苦しむ必要はない。やりたいことなんて、相応の社会人経験でも無い限り、なかなか見つかるわけがない。仕事をとおして、経験を積むにしたがって、自分のやりたいこととがだんだんはっきりしてくるもの。

という趣旨を呟きました。これには多くの80以上のFavがついたのですが、これにたいしての学生からの反応がおもしろものでした。

「そうすると今度は、志望動機が弱い」っていわれる「上辺の部分でいいから俺たちの企業を徹底的に調べて来い!」っていわれる

わたしは、この反応を見て、あー、そういう勘違いをしているのだなと分かった。学生のいう「やりたいこと探し」と「志望動機」という怪物の正体がみえたのです。

どうやら多くの人は、自分探しの結果見つかった自分のやりたいこと=●●がやりたいこれが企業への志望動機に直結して、 「●●をやりたいので、御社を志望します」といった具合になると考えているようだ。

うーむ、これは就活教の罪は深い。

そういうことではありません。

志望動機とは、あなたが個人的に生涯にわたって何をしたいか、とか、そういうことを聞いているのではありません。個人的に将来政治家になりたいとか、途上国に貢献したいとか、起業したいとかそういう話はどうでもよろしい。

あなたが、ある特定の企業の「その企業のビジネスの何処に興味をおぼえ、どういう仕事に取り組みたくて、どういうことができるのか」ということを述べればよろしい。

どういうことかわかるかな。例えば、わたしがシャープの面接をうけるとする。私は、個人的には作家業を続けていくつもりなので、本当にやりたいことは作家だ。ただ、シャープで働こうとおもったら、シャープに対して貢献できることもあるし、シャープの事業で興味があるものだって少なからず存在するとおもう。

だから、シャープの事業を調べて、すくなからず興味がある部分に対して、私の過去の経験からなにができて、どういう取り組みがしたいかを端的に述べるだろう。

これは、私の人生の目的と合致しているかどうかは問わない。私は作家業をやりたいのだが、シャープで仕事をするとしたら、志望動機はちゃんと述べることが出来る。

同様に、アップルでも、グーグルでも、楽天でも、商社でも、リクルートでも、グリーでも、新聞社でも、出版社でも、なんならフレンチレストラン、何なら自衛隊でも同様に志望動機をのべることができるとおもう。僕は政治家になるつもりはないけど、仮に立候補するなら、何を有権者に訴えるかという話は考えられると思う。

そのためには、当たり前だけど、その企業のことをしっかりと調べなくては動機なんて作れない。企業の人が、「上辺の部分でいいから俺たちの企業を徹底的に調べて来い!」というのは当たり前だ。

もし私が自分探しの結果、作家として生きて行きたいとおもったとしても、企業の面接ではそんな事は言わない。もう一度いうけど、自分の人生として何に取り組みたいかと、会社に就職して何をしたいか、は別の話である。

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