記事

マクドナルドは「3分間待ってやる」キャンペーンをするべき

普段は弁当男子なのですが、お弁当を持っていかなかったときによくマックに行きます。

職場の目と鼻の先に、マクドナルドとロッテリアがあります。ちなみに、少しだけマクドナルドのほうが近くにあります。なので、普段は近い方のマクドナルドを利用することのほうが多いです。

しかし今では、歩いてでもロッテリアに行こうかな、と思っています。

ロッテリアでエヴァQ福袋を買ったので、手元にロッテリアのクーポンがたくさんある――というのが最大の理由なのですが、やはりもう一つの理由があります。

「あの60秒キャンペーンはひどいよなあ」という思いです。

スマートデバイスとソーシャルネットが普及した時代というのはすごいもので、さっそく「60秒キャンペーン」の「結果」があちこちで報告されています。



雑に入れられて袋の中にキャベツやポテトが散乱、いびつに挟まれたサンドウィッチが崩れているバーガー。60秒に急かされるあまり、サービスの質が低下しているのです。

強調しておきたいのは、これは末端スタッフの責任ではなく、トップの責任、上層部の責任だということです。従業員教育をしっかりしろなんていう話でもありません。そもそも、こんなキャンペーンして現場を困らせるな、という話です。

「美味しい商品を開発して」売上を伸ばそうとするのなら分かります。しかし、「末端の従業員に負荷かけてサービスさせるキャンペーン」なんて……最悪です。

思い起こせば、カウンターメニューの撤廃のときにしてもそうです。なぜ、多くの人が望んでいないことをやろうとするのでしょう。

文字通りのマックジョブ(→Wikipedia参照)に従事するマクドナルドのクルーたちに、60秒などという時間の負荷をかけ、これ以上大変な思いをさせたい――だなんて、いったい誰が望んでいるのでしょう。

以下に素敵なツイートを紹介します。


ジブリセットを頼んだ人は、ジブリセットを頼んでいない人の後回しにされてもいいわけですね。後ろに並んでいる人に優先権を譲ると。回転率を落とすようなかたちにはなるのでしょうが、僕はそのぶん高いセットだとしても、そんなジブリセットを注文したいです。

まあ、ジブリがコラボに応じてくれるかは別として、こんなふうに「客がスタッフを気遣える権利」があってもいいのではないか、というほど、ファストフードサービス業のアルバイトスタッフたちはこき使われすぎていると思います。「そうさせている私たち消費者」の責任すら感じるほどです。

このキャンペーン、人によって感じ方は違うのかもしれませんが、頼む側に余計な罪悪感を抱かせる醜悪なキャンペーンであるとともに、「<お客様>という存在を経営側がどんなふうに捉えているのか」が浮き彫りになるようなキャンペーンでもあると思います。

マクドナルドの上層部は、僕たちマクドナルドの顧客のことを、

「60秒でつくってもらえないと満足できないモンスターカスタマー」だ、と捉えている。

――このキャンペーンってそういうことですよね?

マクドナルドの原田社長は、このキャンペーンに不快感を抱くすべての顧客を60秒で説得してみればいいと思います。

ちなみにロッテリアのエヴァQキャンペーンには素晴らしく満足でした。

あわせて読みたい

「マクドナルド」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    高須氏訴訟に弁護士が厳しい指摘

    壇俊光

  2. 2

    NHK 共謀罪への露骨な世論誘導

    猪野 亨

  3. 3

    加計質問は日本獣医師会のため?

    玉木雄一郎

  4. 4

    阿川さん結婚に敗北感抱く人たち

    寺林智栄

  5. 5

    小池ブーム 支持率70%を切り終焉

    三浦博史

  6. 6

    共謀罪懸念する国連書簡は正しい

    小林よしのり

  7. 7

    田原氏「国民は首相に怒るべき」

    田原総一朗

  8. 8

    菊川怜はハイスペ女子の希望か

    幻冬舎plus

  9. 9

    地銀の総合スーパー化という脅威

    シェアーズカフェ・オンライン

  10. 10

    "批判するなら対案を"は愚の骨頂

    常見陽平

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDまたはYahoo!IDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。